童心にもどる
チアフルライターのクニコ2000です。
今回は「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2022」 をご紹介します。
昨年初めて六甲ミーツ・アートに行き、「廃墟の女王 摩耶観光ホテル」を題材にしたアートに魅了されました。
今年は、地元、神戸市立六甲山小学校の児童(4~6年生)がデザインしたスタンプを集めるスタンプラリーがあり、そして、私の大好きな六甲味噌を使った「みそグルメ」が食べられるというので、行かないわけにはいきません。
9月の少し肌寒い平日、ケーブルに乗って六甲山上までやってきました。
山上に到着するなり、「顔はめ」のアートがあります。ちょうど人もあまりいなかったので、童心に戻って顔を出してみました。
おばさんの絵と並んだせいか、私の顔って違和感ないやん!?
オリジナルスタンプラリー
地元、神戸市立六甲山小学校の4~6年生がデザインしたスタンプ41個を集めるというもの。
実は、私の娘も六甲山小学校の6年生なので、親バカ炸裂で集めます!
オフィシャルガイドには、どこにどんな作品が展示されているか、詳しい地図付きで掲載されているので、ほとんど迷うことはなかったです。
各展示物の横にテーブルが用意されており、そこにアルコールと一緒にスタンプが置かれています。
展示物や会場によっては、まとめておかれていたり、離れた場所にあったりするので、わからなければ会場のスタッフに尋ねてみてください。親切に教えてくれますよ。
スタンプですが、最初、どちらの向きに押したらよいのかわからず、上下逆に押してみたり、インクが濃かったり薄かったり…
スタンプの向きは、紐が通っている穴がある方が上でした。スタンプを押すときは、力をあまりこめないでゆっくり長く押すときれいに押せました。ご参考に。
アートは今も進行中…
完成されたアートだけが展示されているわけではありません。
路上では、アーティストさんが無心になって作品を完成させていました。
作品:マキコムズ≪マキコムズん家≫
六甲ガーデンテラスエリアでは、段ボール材で造った羊に、綿棒を挿していくアートがありました。
私も1本挿してみました。
会期終了近くになったら、どんな羊になっているのでしょうね?ぜひ見てみたいです。
展示物が風景に溶け込む
作品:kammy+O
ガーデンテラスエリアにあった白い牛。
近くで見たら、牧場の牛なのですが、写真を撮ろうと思って、少し離れた場所から牛を見ると、大阪湾が遠くに見えて、六甲山だけではなく、大阪、そして和歌山までが牧場のような錯覚になります。
六甲山は海が近いから、こんな素敵な錯覚を見せてくれるのかなと思いました。贅沢な風景です。
今年の気づき
作品:村山大明《アセビの切り株と想望》
昨年は、廃墟の女王 摩耶観光ホテルのアートに心を奪われた私ですが、今年は動物をモチーフにしたアートに心が惹かれました。
ROKKO 森の音ミュージアムで見つけたイノシシ。リアルだけどかわいい。
動物のアートに癒し
作品:園田源二郎《まよなかの博物誌 -六甲夜話-》
ロッコーオオカミは、私が一番気に入った作品です。
絶滅したと思われていた幻のオオカミが、また頂上で吠えるというストーリーです。
ほんの5年ほど前は、人がいなくてさみしかった六甲山ですが、今は新しくいろいろなものが出来て、少しずつ活気がもどってきています。
このオオカミと六甲山が重なって見えて、ちょっとうれしくなりました。
古いものと新しいものの融合
作品:二ノ宮久里那《Transience》
こちらもお気に入りの作品です。
六甲有馬ロープウェーの山頂駅に、今は運行されていない「表六甲線」の駅があり、そこにカラフルな編地のアートが展示されていました。
2004年に営業停止になって以来、時間が止まったままの駅と鮮やかな色の編地。
その対比がおもしろいと思いました。
好奇心にはご用心
作品:冨井大裕《半端な彫刻》
風の教会エリアの六甲山芸術センターにあった「半端な彫刻」
ドアの横には、「ドアの開閉禁止」と書いてあります。説明文には、「見たいと欲することは、人間の想像力の証明である。」と。
どうしても部屋が気になる。
見たい! 見たい! 中を覗きたい!
このアートで、私の好奇心の強さを実感できました。
ランチはみそグルメ
ランチは、今年も「ジンギスカンパレス」で、みそグルメと思っていましたが、まさかの定休日。
第二希望だった、六甲ビューパレスで「三田ポークカツ 六甲味噌ソース」を食べました。
ポークカツに味噌がよくマッチしていました。お野菜にも味噌をつけていただきましたよ。ボリュームもあり、大満足です。
風格のあるカフェで小さなアートを楽しむ
1日かけて六甲ミーツ・アートの会場をまわりました。スタンプラリーもコンプリート!
私にとって最後の会場となった「六甲山サイレンスリゾート」のカフェで、スタンプカードを見ながら休憩です。
こちらのカフェを利用するのは初めてです。落ち着いた風格のある佇まいに背筋が伸びます。
スパークリングとかわいいスタンプたち。
スタンプラリーでは、スタンプを押すたびに、いろいろなかわいいイラストが目に入ります。
「これは誰のイラストかな?」、「スタンプのインク濃くて、イラストが見えないわ」など、スタンプ集めるたびにひとり言が出ます。
全て集めると、子どもたちのいろいろな世界が目に飛び込んできて、まるで小さな宝箱のようです。
スタンプラリーをコンプリートすると、小さなミーツ・アート♪っていうおまけが付くのです。素敵なお土産になりました。
スタンプを作った娘は、次の休日に学校のお友達とスタンプを探しに六甲山へ出かけるようです。
スタンプだけではなく、お気に入りのアートも見つけてほしい。それが六甲ミーツ・アートなのだから。
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2022 開催概要
作品:Videokaffe with C.A.P.《Fungi Luciferin》
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2022
■会期
2022年8月27日(土)~11月23日(水・祝)
※会期中無休
ただし六甲山サイレンスリゾートのみ、10月の毎週月曜休業。月曜日祝日の場合は、火曜日に振替休業。
■開催時間
10:00~17:00 会場により一部異なります。
■鑑賞パスポート
【ナイトパス付鑑賞パスポート】
「ひかりの森 ~夜の芸術散歩~」の鑑賞を含むパスポートです。
※「ひかりの森~夜の芸術散歩~」の開催日は9月23日(金・祝)~11月23日(水・祝)の土・日・祝
17:00~20:00(19:00パスポート販売終了、19:30最終入場)です。
大人 3,300円
小人 1,400円
【鑑賞パスポート】
※「ひかりの森~夜の芸術散歩~」の鑑賞は含みません。
大人 2,500円
小人 1,000円
※購入する窓口によって料金が異なります。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2022 会場一覧
作品:袴田京太朗《闘う女の子と中国の文官》2022/撮影:山口明/デザイン:芝野健太(株式会社ライブアートブックス)
■六甲ミーツ・アート 芸術散歩2022 会場
六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)
六甲ガーデンテラスエリア
自然体感展望台 六甲枝垂れ
ROKKO森の音ミュージアム
六甲高山植物園
六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅
グランドホテル 六甲スカイヴィラ
風の教会エリア(六甲山芸術劇場・芸術センター)
兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)
六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)
【市街地特別展示】JR六甲道駅周辺、阪神神戸三宮駅周辺
文/チアフルライター クニコ2000
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