沿線お役立ちコラム

沖縄のご当地アイスがついに神戸へ! 【ブルーシールアイスクリーム神戸元町店】

高架下に沖縄のご当地アイス「ブルーシールアイスクリーム」がオープン

神戸在住、沖縄大好き、チアフルライターのやまさんです。

 

旅行から帰ってきて、旅先で食べたり飲んだりしたご当地フードが恋しくなったりすることってありませんか?その昔、初めて沖縄旅行に行ったときに那覇空港で食べたブルーシールのアイスの味が忘れられず、大阪や神戸にある数少ない沖縄物産のお店を探し歩いたものです。国内旅行の中でも沖縄って特に異国情緒が感じられる場所ですから。そのブルーシールのお店が向こうから地元神戸に来てくれるなんて、こんな嬉しいことがあっていいのでしょうか?夢見心地でお店を訪ねましたよ。

今月10月2日にオープンしたブルーシールアイスクリーム神戸元町店は、JR三ノ宮駅と元町駅を結ぶ約400メートルの高架下商店街、通称「ピアザ神戸」のほぼ西端、元町駅から徒歩約30秒の所にあります。

 

現在沖縄県内に17の店舗を出しているブルーシール。やまさんは全く知らなかったのですが、ブルーシールの本土進出って2006年から始まっていたのですね。東京の福生店を皮切りに現在、関東に9店舗、中部に3店舗、近畿には既に7店舗が出店しており、今回の神戸元町店はその8店舗目になります。

ブルーシールアイスクリームの生い立ち

「アメリカ生まれ、沖縄育ち」のブルーシールアイスクリームが生まれたのは1948年。アメリカのフォーモスト社が、当時沖縄県具志川市(現うるま市)にあった米軍基地「天願通信所」内にミルクプラントを設立したことにはじまります。アメリカ人にとって飲料、そしてパンやチーズなど乳製品の元となる牛乳は生活必需品でしたが、当時の沖縄では手に入らない大変貴重なものでした。このミルクプラントで製造されたアイスクリームがブルーシールの元になっており、フォーモスト社がアメリカで考案した100種類を超えるアイスのレシピ本がブルーシールテイストの土台となっています。

 

1963年に浦添市牧港にドライブスルー式の第1号店「ブルーシールBigDip牧港店」がオープン、”沖縄のアイスクリーム"としての歴史がスタートします。当時アイスクリームは高価な食べ物であったにもかかわらず、沖縄の人々の人気を呼び、やがて沖縄のご当地アイスとして、県外からやって来る観光客の間でも認知されるようになりました。

 

「ブルーシール」とはアメリカで優れた品質の酪農製品に贈られる 「ブルーリボン賞」の受賞製品の称号のことです。”味も品質も最高を目指そう”と、「ブルーシール」をブランド名に採用し、その後1976年に社名も「フォーモストブルーシール」へと変更しました。

ブルーシールのフレーバーをピックアップ

アメリカで編まれたレシピをベースに、高温多湿な沖縄の気候に合うようさっぱりと口溶けが良いのがブルーシールのアイスの特徴。地元沖縄の人も観光客も楽しめるよう、定番から限定品まで、常時30種以上のフレーバーが用意されています。神戸元町店の田中店長に、ブルーシールの代表的なフレーバーをピックアップしていただきました。

 

左:レギュラーダブル(カップ入り) 650円

ブラッドオレンジ、キウイ、バナナを合わせた「トロピカルマーブル」 とバニラアイスに北谷(ちゃたん)産の塩を使用した塩ちんすこうを合わせた沖縄版バニラ&クッキー「塩ちんすこう」

 

中央:ブルーシールサンデー(ワッフルコーン入り) 650円

紅芋と塩ミルクの二色ソフトクリームの下にマンゴー果実を使用したソルベ「マンゴー」

 

右:レギュラーのダブル(ブルーシールコーン入り) 650円

上がソーダシャーベットに果肉たっぷりのパインアップルアイスを渦巻き状に混ぜ込んだ「ブルーウェーブ」、下がナッツの王様ピスタチオのアイスにアーモンドのハーモニー「アーモンドピスタチオ」。アーモンドハーモニーは田中店長の個人的イチオシです。

 

アイスはシングル400円、ダブル650円。

ブルーシールは2000年の沖縄サミットをきっかけに、地元沖縄の素材を使用したフレーバーの展開にも力を入れています。沖縄の企業として"地産地消”を促進、"沖縄の味"を地元ではより身近に、観光客には特産食材として楽しめるよう、絶えず新たな沖縄フレーバーを開発しています。店長によると沖縄フレーバーのアイスでは、ヤムイモの一種だいじょ(紅山芋)を使用した「ウベ」、「サトウキビ」、「沖縄田芋(ターム)チーズケーキ」、「塩ちんすこう」が沖縄で人気だそうです。

ポーラベアーシリーズのビスケットサンドイッチ 贅沢チョコレート 200円

ガーナ産・ベルギー産のカカオマス、2種のココア、カカオエキスの厳選5種のカカオ素材で仕上げたこだわりのチョコレートアイスをココアビスケットでサンドしたアイスのビスケットサンドです。(二つにカットしています)

やまさんが空港で食べたカップのアイスも売ってます。ひとつ350円。

最上段はポーラベアーのビスケットサンドイッチ。

オリジナルグッズもありましたよ。

こんな風に外のドラム缶のテーブルで食べることができます。

 

店長によると、高齢者の方から小さいお子さんまで様々な年齢層のお客さんがお店にやってくるそう。今のところ地元の人が多いのだとか。テイクアウトもできますが、店舗のそばで食べて行くお客さんが多いそうです。土日が混雑日で、やまさんが訪問した土曜日も家族連れやカップルが沢山お店に来ていました。

 

今回の取材でいろんな種類のアイスをいただきましたが、改めて「ブルーシールアイスクリームってどれもすごく美味しい!味に変化があってくどさがないからいくつでも食べられる!」とブルーシールへの認識を新たにしました。店長曰く神戸元町店の目標はズバリ「行列のできる店」。新しい神戸の人気スポットになりそうですね。

阪急神戸三宮駅から元町駅まで散策してみました。

阪急神戸三宮駅に隣接するJR三ノ宮駅高架下商店街は、三宮センイ商店街から始まり、ピアザ神戸に接続しています。家庭のミシンで家族の服を縫うことが当たり前だった頃には、多くの女性がここで生地を買っていました。その昔、ここには全身ピンクのスーツを着た「ピンクのおじさん」という名物おじさんがいました。

昔からある靴屋さん。「京都の着倒れ、大阪の食い倒れ、神戸の履き倒れ」なんて言葉がありましたね。高架下には今よりも多くの靴屋がありました。

ピアザ神戸の外側。古い店舗の隣に新しい店舗が入り、新旧交代が進んでいます。

神戸ピアザは「ピアザ1」「ピアザ2」「ピアザ3」の3つのブロックに分かれています。ここはブルーシール神戸三宮店のあるピアザ3。新店舗が続々と増えつつあり、随分と華やかになりました。

ピアザ神戸の終点、元町駅。二つの鉄道会社名が併記されています。

数年前に元町駅前にできたベンチ。ここ数年、三宮から元町にかけての歩道や通路にこうした休憩スペースがどんどん増えており、買い物客への利便性が図られています。

ベンチスペースにあるブロンズ像。「元町のだっちゅーの」と呼ばれているとかいないとか。

 

久しぶりにピアザ神戸を端から端まで歩いてみましたが、昔から頑張っている靴屋さん、衣料品店、薬局に加え、新しく入居した飲食店が仲良く並び、とても賑やかでした。元町駅の西側にはピアザ神戸よりも長い高架下商店街が神戸駅まで続いています。こちらは現在補強工事と改装の真っ最中ですが、一部では既におしゃれな店舗が営業を始めています。これからの高架下商店街に期待大ですね。

【ブルーシール神戸元町店】

場所:神戸市中央区北長狭通3丁目30-89

阪神・JR元町駅東口から東へすぐ

営業時間:11:00~20:00(時短営業中)

通常営業時間 10:00~21:00

電話:078-585-8450

ブルーシールアイスクリームHP

  

文/チアフルライター やまさん

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