沿線お役立ちコラム

目と舌で「プロの技術」を学ぶ 六甲みその料理教室@新在家

料理人が教える、こだわりの和食

こんにちは。チアフルライターのクニコ2000です。

 

以前、チアフルライター通信で六甲みその取材をしてから、味噌を使った料理が増えました。

 

社長さんに味噌の使い方を丁寧に教わり、料理の腕も上達したような… 笑

 

味噌をもっと深めたい、そう思っていたところ、六甲みそのWebサイトで、料理教室の案内を見つけ、即参加を決めました。

 

講師は、プロの料理人である川上和成さん。川上さんは、有馬の老舗旅館の「御所坊」で長年総料理長を務められ、昨年定年退職されたそう。テーマは「和のプロならこう使う!味噌三種を使った料理セミナー」です。

華やかなお料理が3種類+お味噌汁

本日のお料理は、①ひよこ豆味噌仕立て 銀あん掛け(写真左)、②野菜のジュレ味噌掛け(同中央)、③子持ち豚肉の田楽味噌掛け(同右)の3種類とお味噌汁。どの料理にも六甲みそが使われています。

 

料理セミナーなので、参加者は講師の説明を聞くだけ。調理はしません。

 

参加者は、マダムな感じの風格のある女性の方が多く、熱心に質問をしたり、メモを取ったり。

にわか主婦の私は、小さくなって聞いていました。

職人技に目が釘付け

講義中は、川上さんの手元に目が釘付けです。包丁の使い方からお料理の盛り方など、料理を作る姿そのものがカッコいい。

 

②の野菜ですが、クッキーの型を使って切り抜くそうです。これなら私にもできそうです。

へぇー、プロの料理人もクッキーの型を使うんだ。親近感!

と思ったのもつかの間。その後、小さな包丁を野菜に細かくあてて立体感を出していきます。

サツマイモの“蝶々”に胴と羽根が生まれ、ニンジンの“菊”に細かい花びらができていく…

まさに芸術です。プロの料理人の包丁さばきを間近で見たのは初めて。

 

川上さんが使う包丁が魔法の包丁に見えます。

芸術的な野菜が料理に仕上がる

ジュレをかけて完成したお野菜たち。食べるのがもったいないくらい美しい。

 

栗は包丁で皮を剥いて準備してくださったそう。面倒な作業もいとわず、さらっとこなすところにプロとしての仕事を感じます。

 

時間とともに、川上さんのおしゃべりもだんだん面白くなってきます。

見習時代の厳しかった師匠さんの話や、奥様のお惚気?など。

川上さんのお人柄を感じながら、料理は仕上がっていきます。

ニンニクが入った田楽味噌

③では、新製品の「ひよこ豆味噌」を使った田楽味噌を作りましたが、ニンニクを入れるそうです。

 

田楽にニンニク?

意外な組み合わせにびっくりしました。

 

かにかまとチーズの海苔巻きに豚肉を巻いたものを炒め、最後に田楽味噌をかけます。

手際よく、海苔、そして豚肉を巻いていきます。プロの手さばきに再度感嘆。

試食で食べた田楽味噌、肉とニンニクの相性がよくて美味しい。

 

田楽味噌は、大根かこんにゃくにしか合わせたことがなかったので、さっそく家でもやってみよう。

 

まったく知らなかった味噌との組み合わせ、勉強になります。

古代の食べ物を試食

講義終了後は、調理室を出て隣の和室で試食タイム。

 

待ち時間の間、同席の人たちとおしゃべり。神戸市内だけでなく、奈良から来られた参加者も。

そして、私も含めみんな六甲みその大ファン。

 

試食のテーブルの上には、カッテージチーズのようなものが載っています。

これは六甲みその社長さんが用意してくれた「蘇(そ)」です。

 

飛鳥時代にたんぱく質をとるために食べられていた食品で、牛乳を煮詰めて作るそうです。ミルク風味でちょっぴり甘いキャラメルみたいな味。濃い色の蘇は味噌が練りこまれています。

かなり長い間、じっくり牛乳を煮詰めていかねばならないらしく、これを作るのは難しそう。

予定時間を少しオーバーしましたが、川上さんの作ったお料理をじっくり堪能しました。

 

会場は、「こうべ甲南 武庫の郷」。敷地内には「甲南漬け本店」があり、そこでは六甲みその商品も販売しています。

私と六甲みそとの出会いも、こちらでした。

 

六甲みそにとっては、初めての料理教室でしたが、なんと予約で満席。

今後もこのような料理教室を開催される予定です。ご興味のある方は、WebサイトやSNSをチェックしてください。

 

六甲みそ 有限会社六甲味噌製造所
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こうべ甲南 武庫の郷

Webサイト

 

文/チアフルライター クニコ2000

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