沿線お役立ちコラム

あまがさき歴史散歩☆ブラグウジ2019春 プラス尼崎城!

こんにちは。まち歩き大好き、尼崎在住のチアフルライター、まゆた☆です。

昨年4月に、「ブラグウジ」という企画に参加したことを書いたのですが、この3月17日に、コースを変えて再びその続編となる企画が催されたので、参加してきました。

案内人は前回と同じく尼崎市立地域研究史料館の辻川館長と、貴布禰神社の江田宮司。

総勢約20名で歴史を感じとりながらの、まち歩きです。

今回は、出屋敷駅前から昔の中国街道を少し歩いて、貴布禰神社、尼信会館、寺町にある本興寺、新しくできた尼崎城までのコースです。

駅から北へ、最初に目指したのはここ。

私が普段お世話になっている地元の自転車店の向かいに、こんな道標が。

「左 西ノ宮 兵庫」「右 大坂道」と書かれてあります。

ここが中国街道であった証ですね。

この日はあいにく、雨が降ったり止んだりでした。

道標から、南下して歩いてゆきます。

出屋敷から尼崎というと、わずか1駅間で、電車の側道を歩けばすぐですが、今回は、北へ行ったり、南へ行ったり。

普段なかなかできないことです。

次に向かうは阪神電車の線路を南へ越えたところにある、貴布禰神社。

国道43号線沿いの正面から神社の中へ入りましたが、昔、神社の南は商店街だったとのこと。

貴布禰神社は毎年8月におこなわれるだんじりまつりで有名です。

座って宮司さんのお話を聞く機会はそうないので、わくわくでした。

さらに43号線沿いを東へ歩いてゆくと、かどにこんな建物が。

1916(大正5)年に銀行として建てられたものだそうです。

説明には、尼崎における初期の鉄筋コンクリート造り建築物とあります。

この近辺がにぎわっていたことがうかがえます。

そこから北へ歩いて、尼信会館へと向かいます。

ここには、尼崎に関する貴重な資料が数多く展示されています。

昔の尼崎城の復元模型は立派でした。

大江館長が丁寧にお話しくださって、また、改めて時間をかけて来たいと思いました。

次に立ち寄ったのが、寺町の道路沿いにある本興寺。

大きな建物で目をひきます。

数珠丸(じゅずまる)で有名ですね。

さらにそこから東へ歩き、最後に尼崎城を目指してそこで解散となりました。

2時間あまりの時間、とても充実したひとときを過ごすことができました。

最後に、ちょっと地元民からのPR。

尼崎城が、いよいよこの3月29日に一般公開されます。

再建された天守は、鉄筋コンクリート5階建で、高さ約24m。

内部は、パネル展示や、VRシアター、なりきり体験コーナーなど、みなで楽しめるものがもりだくさんのようで、一見の価値ありです。

阪神電車も、はや阪神なんば線開業10周年となり、本線となんば線との要の駅、尼崎はますますにぎわうことと思います。

お城とまち歩きをからめて、尼崎にぜひ足を運んでみてください。

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(文/チアフルライター まゆた☆