プロジェクト紹介

UR都市機構との連携

UR都市機構との連携

当社は、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と地域の交流、暮らし、健康などの分野で相互に協力し、阪神沿線のUR賃貸住宅団地を中心とした地域の活性化に資することを目的とする包括連携協定を2020年3月に締結しました。

「子育て支援」や「ウォーキング」などのイベントをUR賃貸住宅の団地と協力して実施しているほか、武庫川線で運用していた「赤胴車」の愛称で親しまれた車両が、2021年7月にUR武庫川団地内に地域のコミュニティ拠点として設置され、武庫川団地の「赤胴車マルシェ」などに2021年から活用されています。

また、2024年2月には、赤胴車のある広場までの団地内の歩道に「青胴車」の車輪オブジェなどが設置され、「阪神電車メモリアルルート」として整備されました。

武庫川団地前駅から赤胴車のある広場までのルート・周辺マップ:https://www.hanshin-enkachi.com/pdf/map_mukodan.pdf

取組み紹介

赤胴車マルシェの開催

独立行政法人都市再生機構、日本総合住生活株式会社、株式会社URコミュニティ、阪神電気鉄道株式会社の4社で、UR武庫川団地への赤胴車の設置を機に2021年から年2回開催しています。イベント当日は赤胴車の車内を特別開放するほか、地方行政と連携した産地直送プチマルシェ、ハンドメイドブースやフードコーナーに加え、子ども向けワークショップやステージなど毎回コンテンツを変えながら、武庫川団地エリアの賑わいづくりを行っています。

阪神電車メモリアルルート

UR都市機構が、阪神電気鉄道から譲り受けた「青胴車」(5001 形)の車輪・車軸やレール、枕木、遮断機などの鉄道備品を、モニュメントとして武庫川団地の随所に設置し、武庫川団地前駅・ムコダンモールから「赤胴車のある広場」をつなぐ道を、2024年2月、「阪神電車メモリアルルート」として整備しました。

赤胴車のお引越し

長く地域の足として活躍した阪神武庫川線の「赤胴車」(7990・7890形)の引退を機に、2021 年 7 月、UR武庫川団地内に移設し、この「赤胴車」を地域のコミュニティスペースとして活用しています。
赤胴車のお引越しや、その後の活用の様子は、阪神武庫川線内の電車内ポスターにて掲出していますので、是非ご覧ください。

都市住宅学会賞 業績賞受賞

阪神電気鉄道、武庫川女子大学、URグループによる武庫川団地の産学連携の取組みについて、2023年12月に公益社団法人都市住宅学会の「2023年都市住宅学会賞業績賞」を受賞しました。
今回の受賞では、「赤胴車マルシェ」や0~2歳の親子向けワークショップ「チアフル親子カフェ」など赤胴車を使ったコミュニティ活動が評価されました。