六甲山の自然の中で、庭を整備するワーク体験
チアフルライターのクニコ2000です。
娘が山上の小学校に通うようになってから、六甲山が身近になりました。
六甲山の魅力は、人それぞれだと思いますが、私は何気ない日常にある自然が大好きです。
今回ご紹介するのは、「ヴォーリズ六甲山荘 敷地内の作業ボランティア」です。
昨年秋、私は娘と初めて参加し長期間、人の手が入らなかったワイルドな庭に大興奮しました。
六甲山の自然を感じながら、整備のお手伝いをしてきたのでレポートします!
「ヴォーリズ六甲山荘」とは?
アメリカ出身のヴォーリズ氏の設計により、1934年に建てられました。
山荘は、アメニティ2000協会が購入し、春から秋まで一般に公開(土・日・祝日のみ)しています。
国登録有形文化財、近代化産業遺産、兵庫の近代住宅100選に登録・選定されています。
もともとは個人の山荘として建てられたようです。
山荘の中は、当時の生活が目の前に浮かびそうなくらい、素敵な調度品が残っています。
外から眺めるだけの別荘の中に1日中いることができたので、庶民の私には作業ボランティアは、うっとりするほど楽しい経験になりました。
荒れた庭をコツコツと整備していく
同協会が山荘の隣接地(約8000㎡)も購入し、一般には2020年春の公開予定で、整備作業が進行しています。
広大な敷地内には、旧道路の石垣や小川、池跡などもあります。
草を抜いたり、新しく植物を植えたり、会員の皆さんの努力が積み重なり、だんだん美しく整ってきました。
めずらしい山の植物を見つけることも
庭の中には、アセビやアジサイ、コケやシダなど、様々な植物が育っています。
一番驚いたのは、山わさび(写真)。
葉っぱをちぎって噛んでみたら、ピリッとわさびの香りがしました。
小寺池を復活
庭の中には、二筋に分かれて湧き水が流れ、その奥には池の跡があります。
昭和11年の地図を見ると、「小寺池(山荘はもともとは小寺邸)」とあったので、復活させるそうで、調査・整備が始まりました。
木々を移植し、花壇を整備
自然にまかせて繁殖してしまったアジサイや山わさび、コケなどをデザインに沿って移植し、新たに花壇も作る予定です。
慣れないスコップや鍬を使って、土にまみれて1日が終わる
マンションの小さい庭で、草抜きをするだけでも、楽しい気持ちになります。
でもスケールの大きなところで、土や泥にまみれて仕事すると、自分の動物的な本能が刺激されて、テンションが上がります。
六甲山の大自然の中で、作業ボランティア。
一度体験してみませんか?
募集概要
ヴォーリズ六甲山荘 敷地内整備作業
ボランティア募集
参加費は、ボランティア保険に加入するため500円/人が必要です。
お弁当と飲み物は各自ご用意ください。
継続の参加には、会員になる必要があります。
詳細な情報は、ボランティア募集の案内をご覧ください。
作業ボランティアは無理・・・という方も、ヴォーリズ山荘の見学はできます。
山荘内では喫茶も楽しめます。
気品あふれる山荘や調度品を見るだけでも楽しく、ロマンティックな気分にひたれますよ。
参考:
特定非営利活動法人 アメニティ2000協会
ボランティア募集の詳細
文/チアフルライター クニコ2000
→ クニコ2000の過去の記事はこちら
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