駅近の便利なお風呂屋さん 小さな露天風呂も
こんにちは。チアフルライターのクニコ2000です。
スーパー銭湯よりも、個性豊かな昔からの銭湯が大好き。
今回は初風呂にもオススメの幸福温泉をご紹介します。
駅近なのでお手軽に行けますよ。
幸福温泉は、「青木駅」を南に降りて東(大阪方面)へ3分ほど歩いたところにあります。
ずいぶん昔からこの地に銭湯がありましたが、50数年前に、店主の先代さんが幸福温泉として営業されたそうです。
店名に温泉とありますが、天然温泉ではありません。
でも陶板焼タイル絵や露天風呂など、心があたたまる仕掛けがいっぱいです。
立派なタイル絵を眺めながら入浴 そのあとは露天風呂へ
フロント(番台)でお金を払い脱衣場へ。
浴場に入ると目に入るのは、立派な陶板焼のタイル絵です。
男湯は北海道函館の大沼公園と駒ケ岳、女湯は丹頂鶴が描かれています。
40年前の1977年に作られたそうです。
タイル絵の横には、小さな露天風呂につながる扉が。
場所柄さすがに空は仰げませんが、入浴剤が入ったよい香りのするお湯でほっこりできます。
取材当日はラベンダー風呂でした。
珍しい固定式の風呂イス 段々畑のようなお風呂には意味が…
風呂イスは、珍しい固定式です。
「何のために固定式に?」と、店主さんに聞いてみました。
イスと桶をもってお客さんに移動してもらうのが不便だと感じ、先代さんが考案したようです。
また、イスを固定することで、毎日の清掃も楽になり、清潔な状態も維持しやすいそうです。
メインの浴槽は、段々畑のように中央から手前に向かって湯船の高さが低くなっています。
中央の電気風呂は湯船が深くお湯も熱いのですが、手前に向かって浅くなり、お湯も流れてぬるくなるようです。
熱いお湯が好きな人は中央で、小さな子どもには湯船が浅くぬるめのお湯を…という、うれしい心遣いが隠されていました。
お風呂の後はロビーでゆっくり
フロント前のロビーには、テレビも見られる休憩スペースがあります。
お風呂のあとに自販機でドリンクを買ってのんびりできますよ。
今、お客さんたちに静かにブームになっているのは、「いちごミルク」です。
あの阪神・淡路大震災では、2週間後には営業を再開しました。
お風呂の設備等に大きな被害を受けましたが、困っている人々のために、大急ぎでオープンされたそうです。
名前どおり、人々を幸福にする温泉ですね。
今も営業開始の10分前には、入り口の前にオープンを待つ人だかりができています。
お湯だけでなく、細かいところに小さなぬくもりを感じることができる幸福温泉。
今年のお正月は、駅近のお風呂屋さんで、ほかほかの幸せを感じてみませんか?
フロント(番台)では、タオルやバスタオルもレンタルできます。
シャンプーやせっけんを忘れても、ミニサイズから購入できますよ。
■幸福温泉
・営業時間:14:00-22:30
・定休日:金曜日(金曜日が祝日のときもお休みです)
・大人:420円、中人(小学生):160円、小人(6歳未満):60円
お正月は、元旦はお休みですが2日より営業開始です。
(2と3日は19:00まで)
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(文/チアフルライター クニコ2000)