
兵庫県西部(播磨エリア)を拠点とするスーパー「ヤマダストアー」が、ついに西宮に上陸!
2026年3月28日に酒蔵通りと臨港線の間、札場筋から一本入った場所にオープンしました。
私がこのスーパーに出会ったのは、今から7年ほど前。
姫路方面へキャンプに行った際、たまたま立ち寄ったのがきっかけでした。
「なんだこのスーパー…!」
それまでの“スーパーのイメージ”がガラッと変わる体験でした。
品揃えや、垣間見えるお店の“顔”に惹かれて、それ以来、近くに行くたびについ立ち寄ってしまう存在に。
そんな大好きなヤマダストアーが、ついに私の生活圏・西宮に上陸。
六甲アイランド、ノース神戸と東へ広がっていくのを見てきたからこそ、「待ってました!」という気持ちでいっぱいです。
今回は、そんなヤマダストアーの魅力を、個人的な視点でご紹介します。
ヤマダストアーってどんなスーパー?

兵庫県を拠点とするヤマダストアーは、「食べることは生きること」「買い物は生産者への投票である」という実直な理念を掲げるスーパーマーケットです。
実際に折込チラシには、こんなメッセージが書かれていました。
物が安く買えることは良いことですが、行き過ぎは地域経済を衰退させる。
安さを求めて他地域や海外に依存しすぎると、地域の富は外へ流出してしまう。
地域が衰退していく中で、私たちだけが繁栄することはありえない。
だからこそヤマダストアーは、 地域の農家さんや、昔から続く豆腐屋さん・パン屋さん・和菓子屋さんなど、 地域のつくり手とパートナーシップを築くことを大切にしています。
華やかな宣伝文句ではなく、そのままの言葉で商品の良さを伝えようとする姿勢も、こうした考え方がベースにあるからこそだと感じています。
食べ物を選ぶこと、それは自分の生き方を選ぶこと。
買い物は、生産者を応援する行為である――そんなメッセージが、店づくりのすみずみに宿っています。
私たちは買い物を通じて、どこかに投票していると言えます。
どうせ投じるなら、自分が好きなお店、がんばって欲しいと思える生産者さんに大切な一票を入れたい。
こんな意識を持って買い物すると、買い物が楽しく豊かになると感じます。
ヤマダストアーのここがすごい
ヤマダストアーを知れば知るほど、「ここが他のスーパーとは違う」と感じるポイントが見えてきます。
①食へのこだわりが半端じゃない──

ヤマダストアーでは全店でお惣菜を作っています。
その製造拠点となるのが、各店にある熱気のこもった厨房。
その厨房では厳しいプロの目が光ります。
しかも、その厨房は売り場から丸見え。
調理の工程も、隠すことなくオープンにしています。
「見せられる」ということ自体が、品質への自信の表れだと感じます。
これだけでも、食への本気度がリアルに伝わってきます。
② 生産者との距離が近い、という本気

ヤマダストアーは「食べる人のこと」「地球環境の未来」を守るために、独自の基準で持続可能な品質づくりに取り組んでいます。
ヤマダストアーの最大の特徴は、地域の生産者・メーカー・お菓子屋・パン屋といった「作り手」と一緒に店を盛り上げようとする取り組みにあります。
近隣の食品メーカーや職人とタッグを組み、地産地消を単なるキャッチコピーにせず、実際の商品棚として体現しています。
実際に生産者のもとへ足を運ぶ社員研修を行い、働く人たちの姿や想いをスタッフ自身が見て知って感じる。
そうして得たリアルな情報が、売り場の「表情」になって現れる。
商品の背景が見えると、買い手にとって、買い物そのものが真剣な行為になる気がします。
③ 商品名とポップが、正直で面白い


ヤマダストアーの売り場でまず目を引くのが、商品名とポップの”正直さ”です。 おしゃれなコピーや難しい横文字は使わない。 「ヤマダの〇〇」というような、お店自身が何を推しているかが一目でわかる商品名が多く、それだけで「これ、食べてみたい」となります。
ポップには
- ●商品の魅力
- ●作り手の想い
- ●なぜこの商品を置いているのか
が、飾らずそのまま書かれています。 「なんてネーミングなんだ…」と思いながらも、気づいたら読み込んでいる。 その時点ですでに、ヤマダストアーの世界に引き込まれています(笑)。
自社ブランドの商品開発も行っていますが、このポップと商品名の掛け合わせが本当によく考えられていて、だからこそ消費者の心にスッと入ってくるし、「応援したい」という気持ちが自然に生まれます。
④SNSの使い方が、他のスーパーとは別次元

ヤマダストアーは、SNSの使い方がとにかく面白くて、そして上手いんです。
ぜひ一度、Instagramをのぞいてみてほしいのですが、そこでは単なる商品紹介ではなく、
「この惣菜がおすすめ」
「ここの和菓子が絶品(入荷して!)」
「○○に出店してほしい!」
といった、お客さんの“生の声”が徹底的に拾われています。(じつは私も拾ってもらったことがあります)
そしてすごいのは、それがただのコメントで終わらず、実際の運営や売り場づくりにしっかり活かされていること。
お客さんの声やリクエストが、取り扱いを検討するきっかけになることもあるといいます。
つまりヤマダストアーは、SNSを通じて、お客さんと一緒に店舗をつくっているんです。
そのプロセスがリアルタイムで見られるのも、買い手からすると「ワクワク感」と「一緒に作っている感」を感じられる大きな魅力の一つです。
さらに印象的なのは、ただの発信ではなく、「対話」になっていること。
この距離感は、今の時代のSNSの理想形だと感じます。
バズを狙うわけでもなく、過度におしゃれに演出するわけでもない。
ときにはクスッと笑ってしまうような、等身大の投稿も多く、中の人がヤマダストアーを愛し、本当に楽しんで仕事をしているのが伝わってきます。
SNS全盛の時代に、「人の顔が見える」発信で、なおかつ「買い手との距離感」が絶妙なアカウントだと感じます。
西宮店、個人的注目ポイント

そんなヤマダストアーが、西宮にできたこと。
私にとってかなり大きな出来事です。
待ち焦がれたヤマダストアーが、ついに日常の中に入ってきた感覚。
そのうえで、西宮店ならではの注目ポイントもいくつかあります。
まず一つは、宝塚の大人気パン屋『パンネル』さんが店内に常設されたこと。
店内で焼き上げるパンは購入必須です!
ヤマダストアーらしく、地域の魅力的なお店としっかりタッグを組んでいるのが印象的です。

そしてもう一つの目玉が、「ヤマダピザ」。
西宮店で特に力を入れて開発されたというこのピザ、素材のこだわりがかなり本気です。
・ソース:ヤマダおなじみの漬物屋さんが手がけたオリジナルソース
・チーズ:セルロース不使用の濃厚チーズ
・具材:ヤマダプルコギなど、こだわりの具材がたっぷり
“スーパーのピザ”という枠を超えて、しっかり「食べに行きたい一品」になっています。

さらに、店内では、厳選されたコーヒーショップ3店舗のスペシャルティコーヒーが飲めるコーヒーマシンがあるおしゃれなイートインコーナーがあり、出来立てをその場で楽しめるのも嬉しいポイント。

西宮の『みやまめ珈琲』さん、三宮の『coffee temple』さん、芦屋市涼風町の『COFFEEPORT芦屋浜』さんのコーヒーをその日の気分で選べるというのは、かなりぜいたくな体験。 いつもにぎわっているのも、納得です。
出来立てのピザを食べながら、こだわりのコーヒーをいただく。 単なる買い物だけでなく、「その場で体験する楽しさ」まで用意されているのが、西宮店の大きな魅力です。
取材の中でスタッフの方がこんなことを教えてくださいました。
ヤマダストアーのお客様は全体的に食への関心が高いけれど、西宮店のお客様はこれまでの店舗と違ったこだわりや特徴があるのだそう。
店舗ごとにお客さんの好みや傾向が違う、というのがヤマダストアーらしくて面白いなと感じます。
地域に根ざしているからこそ、店それぞれに”顔”が生まれる。そんな豊かさを感じるエピソードでした。
まとめ
ヤマダストアーの魅力は、単なる“こだわりの強さ”だけではありません。
ときにユーモアを交え、面白可笑しく情報を伝える姿勢。
生産から流通まで、社員全体を巻き込む力。
そして、こだわりのPB商品だけに偏るのではなく、
一般的な商品も同じ売り場に並べ、お客さんに選択の自由を残している寛容さ。
✓食べ物を選ぶことは、生き方を選ぶこと
✓買い物は、生産者への応援
✓顔が見える関係性を大切にする
強い想いを持ちながらも、それを押し付けない。
このバランス感覚こそが、ヤマダストアーの大きな魅力だと感じています。
7年越しでようやく(私の)生活圏に来てくれたヤマダストアー西宮店。
理念をただ掲げるのではなく、言葉・生産者との関係・SNS・売り場づくりのすべてで体現しようとしている“売り場”が、日常的に利用できるなんて、うれしすぎる!
「食の選び方の価値観が広がる拠点が増えた」と言えます。
もしまだ行ったことがない方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
きっと、「スーパーってこんなに面白いんだ」と感じていただけるはずです。
おまけ:これまでの私の購入品をご紹介!

ヤマダストアー西宮店 詳細情報
「食べる人のこと」「地球環境の未来」を守るため独自の基準で持続可能な品質づくりに取り組む『ヤマダストアー』の11店舗目。
📍 西宮市浜町3-10
🕐 営業時間 9:00〜23:00
📅 定休日 1月1日のみ休業
🌐 公式ホームページ:https://yamada-store.com/
📸 Instagram:https://www.instagram.com/yamadastore/



