沿線お役立ちコラム

尼崎で見つけたオアシスのような憩いのカフェ「Lupus bakeshop」米粉フィナンシェと焼き菓子

目次

豊かに変化を遂げる街・尼崎に根付く、誰かを誘いたくなるカフェ

こんにちは。エンカチライターなないろです。
子育てや働く日々のそばにある、心地よいなぁと感じられる街の魅力を見つけて発信していきたいなと思い、記事を執筆しています。
今回紹介させていただくのは、昨年秋にAMA-NESTで開催されたエンカチライター募集説明会&交流会で米粉のサブレと米粉のフィナンシェをいただいて以来、とても美味しくて気になっていた「Lupus bakeshop(ルプス ベイクショップ)」。
お菓子の美味しさはもちろんながら、お菓子と一緒に入っていたショップカードのおおかみのロゴがオシャレでかわいらしくて、調べてみたらSNSに載っている焼き菓子やサンドイッチもすごく美味しそうで、月替わりのスイーツもまた魅力的でずっと行きたいなと思っていたんですよね。

行ってみて、誰か大切な友達を誘って行きたくなるような、本当に美味しくて憩いの時間を過ごせる素敵なカフェだなぁと感じたと共に、昨年の駅前中央公園リニューアルから益々愛される豊かな街に変化を遂げつつある尼崎の魅力をグッと押し広げてくれるような穏やかで温かなエネルギーのあるお店だなと感じたので、お店の魅力やパティシエとシェフのお二人の想いも一緒にご紹介させていただきたいと思います。

「Lupus bakeshop」へのアクセス

阪神尼崎駅からは、徒歩10分程度。駅の北側に広がる中央公園を西に抜け、尼崎中央商店街を西の方角へ進んだ先で1本北側の通りに出たところにあります。
阪神出屋敷駅からは、出屋敷線を北上し、同じく商店街から1本北側の通りに出ます。
尼崎中央商店街は下町ならではの賑わいがありますが、1本通りを離れるだけで静けさも感じる通りに、「Lupus bakeshop」はあります。

下町の賑やかさから一転、穏やかさを感じる店内

オシャレなおおかみのロゴとのぼり、屋外の可愛らしいテラス席もある外観が目を惹きます。
店内に入ると、入口近くに広がる見た目も可愛く美味しそうな焼き菓子の数々。

イートインも可能なテーブルは8席あります。

ほっこりとした穏やかな気持ちになれる白と木目を基調とした店内は、どこか閑静な住宅街の中にある隠れ家的なカフェのよう。
それを伝えると、「六甲とか芦屋とかにありそうなお店ですねとよく言われます。」と笑いながら答えてくださったこのお店のオーナーでありシェフを務める泉さん。
店内の内装は、パティシエでありデザインの勉強もされていた植木さんと泉さんお二人で考えられ、DIYもしながら創り上げたそうです。

尼崎に住んでいる身内や知人とゆっくり食事や会話を楽しんだりするためにごはんに行こう、お茶しようと予定すると、つい大阪の方まで出たり、西宮や神戸の方まで出ることが多いのですが、ここのお店はそんな時にこそ利用したいと思えるような、オアシスのような雰囲気のお店です。

開店から1周年を迎えた「Lupus bakeshop」の店名の由来とお店の始まり

お店を手掛けるのは、オーナー兼シェフの泉さんとパティシエ兼デザイナーの植木さんのお二人。元々、前職場で一緒に働いておられたところ、お店を出そうと考えた時に、ご縁あって今の店舗の物件が見つかり、2025年2月にお二人で開店される運びになったそうです。

お店のオシャレなおおかみのロゴは植木さんがデザインされたもの。
ちなみに、なぜおおかみなのか伺ったところ、「二人の共通点が、動物占いで二人ともおおかみだったから」というエピソードから、ラテン語でおおかみ座を表す「Lupus」という言葉にたどりついたとのこと。
「おおかみ座は日本がある北半球の地域からは見えにくい星座なんですけど、見えにくいところにあるこのお店も見つけてもらえたら嬉しいな、という想いもあるんです。」と植木さんは語ります。

商店街や国道二号線から少し道を入った所に位置し、中に入るとほっこりとした時間が流れる、まるで隠れ家のようなこのカフェにぴったりな名前だなとお話を伺っていて感じました。

ちょうど大通りから離れていることもあり、地域の方々の散歩ルートにもなりやすい立地のため、お散歩ついでに来られる方や、ロゴのおおかみのイラストを見て犬のお散歩をされている方がドッグカフェと思って来られることもあるようです。テラス席があるので愛犬と一緒に散歩途中のカフェタイムを楽しんで行かれる方もおられるそうです。

毎朝焼き上げる、試行錯誤の末に生まれた「米粉のフィナンシェ」

店内に入るとまず目に入る、カウンターにズラリと並んだ可愛いフィナンシェの数々は、パティシエ植木さんが毎朝焼き上げたもの。

プレーン、アールグレイ、ショコラ、メープルナッツ、抹茶などの定番商品から、月限定の味(伺った時は4月だったのでさくら)、尼崎の伝統野菜として知られるあまやさいの「尼いも」を使った尼いもと生醤油など、種類がたくさんあり選ぶのも楽しいです。
持ち帰り用の個包装のものと、当日朝に焼き上げた焼きたてフィナンシェがあり、焼きたてフィナンシェは店内でいただくことができます。

当初は米粉で作ることは考えておられなかった植木さん。
商品開発にあたって、様々な種類の粉や配合で試作を繰り返す中でたどり着いたのが米粉だったそうです。
「フィナンシェって私の中では食感としてずっしりと重たいものというイメージがあったんですけど、米粉でつくると食感が軽くて、いくつでもパクパクと食べやすい、そんなフィナンシェができたんです。」と話されます。

泉さんも初めて植木さんの作る米粉のフィナンシェを食べた時にその美味しさに衝撃を受け、「都会の一等地でもこのフィナンシェで勝負できると思う!」と太鼓判を押されたお店イチ押しの商品です。

「やっぱり焼きたてが一番美味しいので、ぜひ当日朝の焼きたてフィナンシェを店内で召し上がっていただくのがオススメです。」と植木さん。

私もせっかくなので焼きたてフィナンシェのさくら(4月限定商品)をいただいてみました。

フィナンシェを口元に運ぶ時点でふわりと香ってくる甘く香ばしい香りがたまりません。
外側はサックリと、中はふわふわとした食感。きび砂糖が使われており、優しい甘さと焼きたての美味しさを噛みしめながらも植木さんが話すようにパクパクと食べてしまいました。

以前持ち帰りでいただいたこともあり、そちらはしっとりとした食感を楽しめましたが、焼きたてならではのサクッとした食感や香りが絶品です。

様々な有名雑誌や媒体でも紹介されている「Lupus bakeshop」の米粉のフィナンシェは、お店に訪れたらぜひ食べていただきたい一品です。

温かいうちにいただきたい!こだわりの「サンドイッチ」

元々、前職場ではパスタやオムライスなどを手掛けられていたという、オーナーでありシェフの泉さんが手がけるのは、店内で出来立てをいただけるサンドイッチです。
定番は「ルプスのBLTホットサンド」。ベーコン、レタス、トマトにマスカルポーネソースを合わせた商品です。
たっぷりと自家製たまごサラダが乗った「たまごのデニッシュトースト」や、あんに珈琲やシナモンを混ぜ込んだ変わり種の「珈琲とシナモン香るあん生デニッシュトースト」も人気の商品です。

また、開店当初はメニューにはなかったそうなのですが、サンドイッチメニューの付け合わせとして出していたキャロットラペがお客さん達からあまりに好評だったため、お客さん達の声から生まれ、途中からメニューに仲間入りしたという「キャロットラペと野菜のホットサンド」は「これが噂のキャロットラペのサンドイッチですね!」と、このメニュー目当てに食べに来られる方もいるのだとか。
「お正月のなますのような感じで、マリネして酸味のある人参のサラダを挟んでいて、さっぱりとした味なんです。」と泉さん。
この取材時にメニューにあった「クロックムッシュ」は人気商品でもあるのですが季節限定商品のため、また今後暑い季節には他のメニューも考えておられるそうです。

ランチタイム(10:00~14:00)は少しお得にドリンクやミニソフトとセットでいただけるのでオススメです。
ここでしか食べられないこだわりのホットサンドは、トーストしたパンの食感も楽しみながらぜひ温かいうちにいただきたい商品です。

来る度に食べたくなる月替わりのケーキプレート 店内スイーツメニューも

取材に伺ったのが4月だったので、この時は「さくらのレアチーズケーキ」のプレートでした。
さくらあんクリームが乗ったレアチーズケーキに、ミニソフトクリーム、米粉サブレといちごが1つのお皿に可愛く盛り付けられたセットとなっていました。
ミニソフトはさくら風味のフレークが乗っており、ソフトクリーム自体も濃厚でミルキーな味わいです。

口に運んだ瞬間ふわりと香る桜の風味と、優しい甘さのレアチーズケーキ、サクサクとした食感の米粉のクッキー生地は味も食感も楽しいケーキでした。
口休めにいただく米粉サブレはさっくりと軽い食感。

ドリンクにはオーガニック紅茶のMighty Leafのアールグレイを合わせていただきました。

今年は2月に濃厚なチョコレートのガトーショコラ、3月はブリュレチーズケーキと季節ごとの味を楽しめるこの月替わりのプレート。
昨年は月替わりのパフェでしたが、今年はケーキプレートとなっており、常連さんはこの月替わりのプレートを目当てに足を運ばれる方もおられるそう。
来月以降のメニューも絶賛考案中とのことで、公式Instagramでの紹介が楽しみです。

また、先ほど紹介した当日焼きたての米粉フィナンシェを含む焼き菓子プレート(980円)や、ソフトクリームメニュー(680~720円)、プリン(590円)などといったスイーツメニューも豊富。
ランチの後に少しだけ食べたい…という時には気軽にいただけるミニ焼き菓子プレート(590円)があるのも嬉しいです。

手土産やプレゼントにぴったりな焼き菓子達

個包装のフィナンシェが可愛く並ぶギフトボックスも手土産やプレゼントなどに選ばれる人気の商品。
特に「尼いもと生醤油の米粉のフィナンシェ」は尼崎の名産物である「あまやさい」が使われており、かわいらしさやおしゃれさも感じる尼崎土産としても女性客を中心によく選ばれるそうです。
尼崎らしさを感じることができつつ、かつおしゃれで気軽にプチギフトなどとしても贈れる商品というのはなかなか珍しいのではないでしょうか?
市外の方へのお持たせとしても、市内に遊びに来た方々の尼崎土産としても、ぴったりな商品です。

米粉のフィナンシェは米粉ならではの食感が楽しめる分、美味しい間に食べていただきたいということから比較的賞味期限は短めの設定にされているそうです。
遠方の方へのお土産や、お渡しまでに時間があく場合は発送も可能なので、そちらの利用もおすすめです。

選んで楽しく、貰って嬉しい可愛らしいギフトボックスに詰めたセットもあります。
パステルカラーの可愛い箱に並んだフィナンシェに、思わず乙女心がキュンとくすぐられます♡

また、サブレやフロランタンなどの焼き菓子は比較的日持ちしやすいため、お土産にこちらを選ばれる方も。

かわいいプチギフトボックスでのセット商品や、コーヒーや紅茶と合わせて色んな焼き菓子を少しずつ選ぶのも楽しいです。
デザイナーの植木さんが手がけたおしゃれなおおかみのショップロゴが入った巾着や、お菓子に添えやすいギフトカードなどもあります。
おおかみロゴの商品はシンプルで日常使いしやすいデザインなので、ワンちゃんを飼っている方へのプレゼントにも喜ばれそうだなぁと思いました。

冷蔵のショーケースには、プリンやティラミスなどの冷たい商品も。
カフェ帰りに家族へのお土産などにもオススメです。

温かで気さくな人柄の二人が紡ぐ尼崎の新しい風

今となっては地域に根付き、常連さんもできて愛されるお店となりましたが、1年前にお店をこの場所で始めた時は「尼崎でなかなか珍しいお店だね」「下町でこの価格帯で続くかな?」といった声も貰うことが少なくなかったとか。
「大阪とか神戸や芦屋の方とかだと普通だったりするんですけど、どうしても周りと比べると高いと思われるようで。でも、作っている商品に使っている材料もこだわりを持って選んでいるのでこれぐらいはかかってしまう。開店から1年、少しずつ、常連さんやお菓子を好きと言ってくださる方が増えてきて嬉しいです。」と植木さん。

植木さん自身も、女友達とお洒落なカフェに行こうと思った時にはなかなか尼崎でおしゃれで落ち着いてお喋りができたり、美味しいお菓子を食べてほっこりしたりといったカフェが少ないことから大阪の方に出ることが多く、「こんなカフェがあったらいいのにな」という女性目線での想いもこのお店に込めておられるそうです。

左:植木さん 右:泉さん

神戸出身で「六甲や芦屋で開かないの?」と聞かれることも多かったという泉さんは、
「良い意味で『尼崎らしくない』、でもそんなお店をここで開いてやっていくことに、お店の個性や、ここでやる意味があるんじゃないかなって思って頑張っています。」と思いを聞かせてくださいました。

私自身もそうですが、市外からこのお店を目掛けて足を運ばれるお客さんも見られるようになり、良い意味で「尼崎らしくない」、でもそんな「Lupus bakeshop」だからこそ、近年益々街としても発展を遂げる尼崎に新しい風を吹き込んでいるのを感じます。

お菓子をいただきながら穏やかながらも熱い想いを持ったお話を伺い、お二人のお人柄もこのお店が愛される理由の一つだなと感じました。
勉強のために休みの日は近隣のカフェやお店の開拓もされているというお二人のオススメのお店を教えてもらったりと、いただいたお菓子の美味しさはもちろんのこと、気さくなお二人との会話も心地よいカフェタイムでした。

「Lupus bakeshop」の予約方法、オンラインショップも

お店に直接伺ってイートインやテイクアウトはもちろん可能ですが、お席の事前予約やお菓子の受け取り予約も可能。
公式InstagramのDMや、公式LINEのトーク画面で予約することができます。
お店は木曜日が定休ですが、不定期にマルシェなどのイベント出店によるお休みもあるため、予定は公式LINEやInstagramでの確認がオススメです。
また、遠方への発送にはオンラインショップも便利ですよ。

「Lupus bakeshop」に行ってみて

お店の中で流れる温かな空気に身を任せ、気さくにお話してくださるお二人との会話を楽しみながらのあっという間の時間でした。
この日いただいたデザートプレート、フィナンシェの美味しさに幸せな気持ちになり、お二人との会話もほっこりと楽しいひと時となりました。
次は噂のキャロットラペをいただきに、ぜひランチに伺いたいと思います。

米粉のサブレは卵不使用のため、卵アレルギーの娘とも一緒に食べられるのでお土産に買って帰り、家で娘とおやつにいただきました!

また、私個人としては学生時代に吹奏楽をしていて、今も演奏会などに足を運ぶ機会があるため、阪神尼崎近くのアルカイックホールで開催される音楽や芸術系のイベントに足を運ぶ際の差し入れ等にも出演者の方に喜ばれそうで、もってこいだなと感じました。

駅前の中央公園リニューアルに、尼崎城など、年々魅力を増していく尼崎の街。
そんな街に新しい風を吹き込む、オアシスのようなカフェ「Lupus bakeshop」。
尼崎に足を運んだ際は、広い空からおおかみ座を探すように、隠れ家のようなこの「Lupus bakeshop」を見つけてみてくださいね。

「Lupus bakeshop」店舗情報

住所:兵庫県尼崎市神田北通5丁目151-3
営業時間:10:00~19:00
定休日:木曜日※マルシェなど出店による臨時休業もあるため、詳細はInstagram・LINEをご確認ください。
店内禁煙
駐車場:なし
HP:https://www.lupusbakeshop.com
Instagram:https://www.instagram.com/lupus_bakeshop_/
LINE:lin.ee/M3QFyrf
オンラインショップ:https://lupusbake.base.shop/