沿線お役立ちコラム

尼崎市立歴史博物館で尼崎のイメージが変わった!子ども連れでも楽しめる入館無料スポット

目次

尼崎市立歴史博物館へ子連れで行ってきました!

こんにちは。エンカチライターのしもきゆみこです。
先日尼崎城に行ったタイミングで、
尼崎城から徒歩5分の尼崎市立歴史博物館に行ってきました!
尼崎城のレポート記事はこちら

尼崎市立歴史博物館へのアクセス

出典:尼崎市公式ウェブサイト「尼崎市立歴史博物館」アクセス案内ページ
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/bunkazai_0/1037406/1034949.html

尼崎市立歴史博物館は、阪神尼崎駅から徒歩10分。
阪神大物駅から徒歩8分。
私たちは大物駅からトミーズ大物店経由で、
尼崎城に行く途中にたまたま「尼崎市立歴史博物館」の建物を見つけ、
涼しい休憩スポット代わりにふらっと立ち寄っただけなのですが、
「入場料無料!」なのに見どころたっぷりで、
うちの小学4年生は食い入るように展示を見ていましたし、
仕事で尼崎に5年通っていた私も、
知らなかった尼崎をたくさん知ることができて
たまたまだったけど「尼崎市立歴史博物館」にきてすごく良かった!

みんなにもお知らせしたい!と思い、今回記事を書かせてもらいました。
ちなみに尼崎市立歴史博物館へ車で来られる際は
目の前徒歩1分に「市立城内地区自動車駐車場(有料)」もあります。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/kanko/1023279.html
(尼崎市ホームページ:阪神尼崎駅周辺等の普通車・観光バス駐車場のご案内)

尼崎市立歴史博物館は入場料無料なのに展示品がすごい!

尼崎市立歴史博物館は、尼崎城本丸の跡地に建つ歴史博物館。
(2019年に再建された尼崎城は本丸ではなく、西三之丸跡地)

戦前(昭和13年)に尼崎市立高等女学校として建てられ、
その後中学校として利用されていた校舎を改修、2020年秋に開館しました。

外観は、昭和レトロな近代建築なのですが、
建物内に入ってみると、新しくてきれいで、中庭もあり広いので、
子連れでもゆったりと見学することができます。(エレベーターもあります)

尼崎市立歴史博物館の展示エリアは1階から3階

展示エリア1階には尼崎城本丸の地層の断面展示、尼崎の遺跡で出土した土器、
昭和の懐かしい家電なども展示してあり小4娘はこちらに興味津々。

1階には他にも埋蔵作業室・遺物洗浄室・遺物整理室などがあり、
尼崎で実際に出土した遺物をここで実際に整理しているんだ!とびっくりしました。

尼崎市立歴史博物館の展示内容(常設展示)

2階には常設展示室が6室あり、

常設展示室1は縄文時代から古墳時代
常設展示室2は飛鳥時代から安土桃山時代
常設展示室3は尼崎城の築城となる江戸時代前期
常設展示室4は領地の交換が行われた江戸時代後期

と部屋ごとに各時代を紹介しています。

常設展示室5は尼崎沖に来航したロシアの軍艦の模型(幕末)~尼崎紡績会社設立を契機に工業都市へと歩み始めた明治時代~北部尼崎をベットタウン化した大正時代、空襲にあった昭和時代を紹介。

常設展示室6は戦災復興や大防潮堤建設を経て、高度経済成長した現代の展示で、文字だけでなく大きい模型も多いので、子どもでも楽しめました。

尼崎市立歴史博物館は日本の歴史と成長が凝縮された展示が魅力!

特に幕末から現代(展示室5~6)にかけての展示は
日本の歴史と成長が凝縮された遺構や遺物がきれいに展示されており、
しかも、過去から現代へのつながりについての説明もあり、
大人にとっては歴史を改めて振り返る、
子どもたちにとっては遺物遺構から歴史を知るきっかけになるといういい体験ができました。

今回はふらっと立ち寄ったので、3階企画展や特別展に行くことができなかったので、
できれば時間のある時にもういちど立ち寄って、じっくり展示内容を見に来たいなと思いました。

尼崎市立歴史博物館はイベントもおもしろい!

※画像は尼崎市公式ウェブサイト「価値の手直し展」告知ページより引用
(出典:https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/bunkazai_0/1037407/1041553.html

尼崎市立歴史博物館ではおもしろそうなイベントもたくさんありました!

兵庫県立人と自然の博物館で開催されていた企画展「価値の手直し展」の巡回展示
令和7年10月12日(日曜日)まで

高校生とアップサイクルクレヨンづくり~クレヨンを作ってお絵かきしよう~
令和7年8月21日(木曜日)

【要予約】博物館で弥生時代のくらし探検ツアー
令和7年8月24日(日曜日)
• 石包丁を使う体験
• 原始機の機織り体験
• 火おこし体験

ワークショップ〈江戸時代の遊びにチャレンジしよう〉
令和7年8月17日(日曜日)
江戸時代の遊びの道具『泥面子(どろめんこ)』作りと、『十六むさし』などのすごろくゲームを体験するワークショップ

などなど、すでに終わってしまったイベントも多いのですが
一風変わった、攻めている、親子ともに楽しめそうなイベントが多かったです!

あと尼崎市立歴史博物館からは少し離れるのですが、
弥生時代の遺跡が展示されている
尼崎市立歴史博物館の田能資料館(田能遺跡)も気になっています。

尼崎市立歴史博物館 鉄鋼戦士の像

ちなみにですが、尼崎市立歴史博物館入口にあった鉄鋼戦士の像、
どこかで見たことがあるなあと思っていたら、
もともとは阪神尼崎駅北側の中央公園に設置してあったそうです。

工業都市尼崎のシンボルとして1972年に彫刻家の胡本蟹平さんが制作、
中央公園から昨年の2024年に尼崎市立歴史博物館に移設されたそうです。

尼崎市立歴史博物館 施設情報

住所:兵庫県尼崎市南城内10番地の2
アクセス:阪神尼崎駅から徒歩約10分
電話:06-6489-9801

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は直後の平日)、12月29日~1月3日
入館料:無料(特別な催しの際には徴収することがあります)
駐車場:隣接する市立城内地区自動車駐車場(有料)をご利用ください。

エンカチライター

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