阪神杭瀬駅前で昼吞みにチャレンジ!

「杭瀬駅前は、面白いお店が多い」との噂を聞きつけ、遠路はるばる「阪神杭瀬駅」に降り立ちました。
「ゼロカーボンベースボールパーク」オープン!阪神二軍球場&施設全体見学レポ【アクセス・設備情報】の取材の後、球場から阪神杭瀬駅まで歩いたのですが、私の大好きな昭和感が漂う街の様子に、好奇心が騒いだことも理由の一つです。
今回、阪神杭瀬駅から北へ商店街に向かって歩いてみました。
昼吞みできるお店は、意外に少ない

土曜日の午後1時半過ぎ、いざ、「昼吞みするぜ!」と覚悟を決めても、昼から飲めるお店は意外に少ない…
ランチ営業も終わり(完売終了のお店が多い)のようで、一人さみしく商店街をさまよいました。
栄町商店街をトボトボ歩いていると、お店の入り口に「ちょい吞みセット500円」の貼り紙を見つけ、さっそく中に入りました。
栄町商店街にある『まいはうす』

杭瀬EAST栄町商店街にある『まいはうす』で、ちょい吞みセットをオーダー。
小鉢(オニオンスライスをチョイス)と生ビールで、一人乾杯。
杭瀬の駅前を歩き回っていたので、乾いた喉がうるおいます。
リーズナブルな定食が魅力

『まいはうす』では、美人のママさんがつくる600円の定食が夜の9時まで食べられるそうです。
コーヒーを付けても700円って、安すぎませんか?
ちなみに定休日はありません。365日、美味しくリーズナブルな定食やワンコインのちょい吞みが楽しめるなんて、夢のようなお店です。
常連のお客様もおられて和気あいあいの雰囲気の中、「昼吞み取材」を伝えると、常連客のTさん(男性)が、「この辺の飲み屋を案内しよう!」と、お声をかけていただきました。
土地勘もないので、ビールを飲み終えた後、Tさんの後をついて、商店街に戻りました。
取材店舗:まいはうす
TEL:06-7177-7535
住所:尼崎市杭瀬本町2-12-17
営業時間:11:00〜22:00(定食は21:00まで)
定休日:無し
たこ焼きでちょい吞み

Tさんの後をついて、次に入ったお店は「たこ夢」。
たこ焼きだけでなく、やきそばやお好み焼きも食べられるお店です。
写真に後ろ姿が映り込んでいるのがTさんです。

粉ものを肴にお酒が飲めるお店のようで、「たこやき6個が付いたちょい吞みセット」がメニューにあります。
たこ焼きを食べながらお酒を飲んだことがないことに今更ながら気づき、関西人の酔っ払いとして、未熟さを反省しました。
アツアツのたこ焼きを食べながら、おしゃべりを楽しむ

酎ハイとセットでたこ焼きをいただきました。
Tさんとおしゃべりしながら、たこ焼きを食べます。
Tさんだけでなく、いつの間にか、お店のお母さんやお父さんやたこ夢のお客様まで入って、わいわいがやがや。
お母さん推しの歌謡曲が、突然BGMで流れだします♪
この店に来たのが初めてなのに、ずいぶん前から通っているようなそんな錯覚に陥りながら、にぎやかな雰囲気でたこ焼きをほおばります。
たこ焼きも美味しいけれど、お店のあたたかさも最高です!
取材店舗:たこ夢
住所:兵庫県尼崎市杭瀬北新町1丁目1-6
電話:06-4950-8955
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日(月によって平日にお休みがある時も)
タイガースファンを楽しめるお店「寅吉」

Tさんに次のお店を誘われましたが、お酒友だちと合流予定だったので、ご辞退して駅へ戻りました。
お酒友だちと合流した後、次に向かったのは、インパクトのある店構えの居酒屋『寅吉』
キャラが立つ寅吉のママ

お店の外や中のタイガース応援グッズ(?)に圧倒されながら、怖々椅子に座ると、寅吉ママ(写真左)のおしゃべりが始まります。
素人とは思えない楽しい会話が次々に展開!テレビにも何度か出演し、芸人さんなどとも交流があるようで、話題も豊富。お酒をオーダーするのを忘れて、ママの話に聞き入ってしまいました。
定番の居酒屋メニュー

ここはいったいどこ?昼間から飲んだお酒の酔いも手伝って、頭の中が混乱してきたところで、メニューを発見。
お酒に合いそうな居酒屋メニューを見て、「お酒を飲まなきゃ!」と我に返ります。
野球をあまり観ないので、阪神タイガースファンでもないのですが、タイガースを応援したくなるのは、どうしてでしょうか?
私でさえ、六甲おろしを口ずさみたくなる雰囲気なので、正真正銘の阪神ファンなら、ゼッタイ盛り上がるはずです。
吞みながら、ママさんとおしゃべり

梅チューハイがテーブルにきたところで、またママさんとのおしゃべりが再開。タイガースやお孫さんのお話など、話題は尽きません。
姉御肌(親分肌!?)のママさん。この原稿を書きながら、また会いたくなりました。
お店に通っていると、そのうち立派な阪神ファンになってしまいそうです。
取材店舗:寅吉
住所:尼崎市杭瀬本町3-2-36
電話:06-6401-0021
営業時間:11:00~22:00
定休日:年中無休
土曜日だけオープンのお店『酒舛』

寅吉を後にして、その次に向かったのは、「酒舛」。一番目のお店で親切にしていただいたTさんが、帰り際におすすめしてくれた立ち吞み店です。
たまたま開いていましたが、実は土曜日しか開店していないレアなお店。
土曜日以外は別のお店が営業していて、お店の中には、ライブができるスペースもあります♪
夕方に近づいて吞みも全開

ビールとハイボールで乾杯。
こちらのお店、以前は別の場所で営業していて、今の場所には令和3年に移転されたそうです。
メニューも豊富で、常連のお客さまもいっぱいでした。

お酒もお料理もメニューが豊富。お料理も100円~と、良心的な価格設定です。
私は“はしご酒”なので、またオニオンスライスをいただきました。
お酒の種類も多いので、つぎはゆっくりお酒を楽しみたいと思いました。
取材店舗:酒舛
住所:兵庫県尼崎市今福1-1-28 1F
土曜日のみ営業
時間:15:00~21:00
杭瀬と言えば『はんぶんこ』

オープンが18時という、品行方正(?)の立吞みです。
はんぶんこというのは、半分が立吞みのお店で、半分は練り物の天ぷらを販売している「尼米蒲鉾店」だからです。
てんぷら以外にもお料理がいっぱい

気が付けば外は薄暗くなっていました。初めての街でずいぶん飲んでしまいました。
ふと目を上げると、黒板に書かれたメニューが目に入ります。
お酒が進みそうな、美味しそうなお料理が並んでいます!
お店のてんぷらが肴に

お店で売っている天ぷらが食べられる「練り天4種盛 290円」をオーダーしました。
天ぷら好きにはたまらないアテです。お酒とよく合うし、もっと食べたい!
天ぷらが大好きな娘にお土産にしようと思い、一旦外に出て、天ぷら屋さんの窓口からテイクアウトの天ぷらをオーダー。酔っ払いカーちゃんが商店街で買い物するおばちゃんに早変わりしてしまうのも、面白いですよね。
杭瀬では、どのお店も常連さんがいましたが、初めて来た私を優しく受け入れてくれて、楽しませてくれました。
みんな親切でアットホームな場所。誰かを誘っていくよりも、一人でふらっと立ち寄りたくなる街ですね。
取材店舗:立ち呑み 1/2 (はんぶんこ)/尼米蒲鉾店
住所:尼崎市杭瀬本町2-2-22
電話:06-6481-1605
営業時間:18:00〜22:00
定休日:日祝休