「やってみたい!」ロボットプログラミングを「お稽古」と「お祭り」で体験@新在家

こんにちは。エンカチライターの津村美乃里です。
小4のゲーム大好きな息子が授業や学童でハマったプログラミング。
ただゲームで遊ぶだけだった今までとは違い、「お稽古」になったらどうなるんだろう?と
私も興味を持っていました。
知的好奇心も刺激されたり、将来的にも必須な時代なので、「好き」と「将来像」が結びついたり、
親の立場としては「しめしめ」といったところもあります笑
「やりたい」とのことで行ってきたのがこちら。プログラボ六甲道教室です。通うとしたらやはり無理なく通える範囲で探したい(姉の時に無理して疲弊した経験あり)。こちらは教室もたくさんあり助かります。
プログラミングというと、パソコンを使ってゲームを作る、というイメージだったのですが、
こちらはプログラボ=プログラミング+ラボ(実験室、研究室)とのことで
ロボットプログラミングが体験できました。
「ラボ」には新しい技術やアイデアを試す場所、という意味もあるらしいです。
「授業で習う」というより、実際に試行錯誤するなどある程度自由度が高そうな印象でした。
ロボットを作る!体験授業に参加してきました!

体験授業の日程を丁寧にやりとりしていただき、いよいよ体験授業へGO! 体験授業は実際の授業に参加できます。60〜90分を選べました。息子が90分の授業を選択し、「そんなに集中力続くのかな・・・」と思っていましたが、結論から言うと、少しオーバーするくらい夢中になっていました!びっくりです。
プログラボには、楽しく学びながらプログラミングの基礎を学べるようなプログラムが用意されていました。子ども達の「やりたい」を引き出すことが上手な、まさに「体験」する授業でした。
体験の流れは、
資料をいただき、保護者と一緒に簡単な説明を受けてから、
1. 座学:プログラミングの基礎を学び、簡単なプログラミング言語を使用して、基礎的なコードを書くことを学ぶ
2. ロボット制作:センサーやモーターを使って、簡単なロボットを作ったり、動かしたりする。
(1人1台与えられたロボットに、好きなレゴをくっつけていってロボットを自由に作る。すごく楽しそうでした)
3. グループワーク:他の参加者と協力しながらプロジェクトに取り組む。チームワークやコミュニケーションスキルも育まれる
(実際にプログラミングをして、ロボットにインストールする)
4. クリエイティブな発想を試す:自分のアイデアを形にする体験を通じて、創造力を磨く
(宇宙のマップの上でプログラミングを試す。ゴールも自分で決めて、どうやってロボットをそこまで行かせるか、といったように、プログラミングを何度もやり直したり、相談したり、先生がうまく自分で考えられるようヒントをくれたりサポートしたりしてくださいました。試行錯誤するので一番時間がかかるけど、うまく行った時の笑顔は本当に楽しそうでした)
ロボットプログラミングでロボットを作るのは、楽しい

ロボットプログラミングなので、
①1人1台ロボットを与えられるところ。レゴを使用しているところ(あまりこちらを使用している教室はないそうです。教室で貸与されるので購入しなくて済む点も、お稽古を続ける上で大切なポイント)
②自分で考え、アイデアをプログラミングを使ってロボットで試し、試行錯誤できるところ。

(教えてもらうだけじゃなく、自分で考える力が身につきそう。そのアイデアをその場で試せるからスピード感のあるフィードバックが得られ、すごく楽しそうでした。)
③チーム(今回は生徒さんがお休みで先生とマンツーマンでした)で相談し合ったり、自分だけでの完結でなくコミュニケーションが取れるところ。
(いくらAIの時代になるとはいえ、人は1人では生きていけないので、コミュニケーションスキルはこれからも大切だと思います)
息子も本当に楽しかったらしく、時間も少し過ぎるまで粘っていました。
自分で組み立てたり、アレンジできるロボット造りのところと、うまく行かなくても相談したりして、少し変えたらゴールできたところが楽しかったそうです。
ロボットプログラミングを実際に体験し、ロボットを作りながら新しいスキルを学ぶ良い機会となりました。
興味がある方は、プログラボの公式サイトや地域の教室で開催されるイベント情報をチェックしてみてください!
⚫︎プログラボ 六甲道教室
〒657-0037
兵庫県神戸市灘区備後町5丁目3-1
ウェルブ六甲道1番街301号
⚫︎他教室一覧
突撃!プログラボ祭り


プログラボの体験授業で体験したことを各教室から集まって、いつもの教室の仲間とではなく、教室を超えてチームでするコンテストや色々なロボット体験ができる「プログラボ祭り」
こちらに行ってきました!
先日した体験授業の拡大版といった感じで、会場へ向かう途中、法被を着たスタッフの方が道案内をしてくださり、お祭り気分を盛り上げてくれます。
武庫川女子大学 中央キャンパスが会場でした。駅からも徒歩で近く、綺麗なキャンパスの中にも入れたり、食堂なども見られたり、息子も「大学ってこんなんなんだ」と楽しんでいました。
たくさんの親子が会場に集い、受付でグループを教えてもらいました。そのグループでチームとなり、チーム戦となるようです。
初めましてのお友達と協力しあいチームになるとのことで、コミュニケーション能力がまた上がりそう。息子は体験でしかしてませんが、教室に通っている方々にとっては普段していることを会場でするので、小さいお子さんでもあまり緊張することなく落ち着いているようでした。
息子は楽しいのですが初めての人がたくさんいて、何をするのか分からず、少し緊張している様子だったので、大好きなオレンジのアロマをハンカチにつけて持たせました。
保護者は保護者エリアから見ることができます。子どもへの口出し禁止の案内もされてました。
子どもたちが自由に自分で考える力を伸ばすのにすごく大事なことだなぁと思います。
自分で考える時間と初めてのお友達とチーム戦の時間







全員で集まりプロジェクターも使って開会式が執り行われ、オリエンテーションを受けました。
その後それぞれのチームのテーブルへ行き、いよいよ自分でロボットを組み立てていきます。
テーマは「スタンダード1「ももたろうアドベンチャー」。1人1台のロボットを作り、ボール(桃?)を落とすとクリアと言うゲームです。
どんなロボットにするか考えて、作って、プログラミングして、鬼ヶ島のシートで試して、うまく行かなかったところをまた戻ってプログラミングし直して… 制限時間までこちらを繰り返します。
この間に本当に個性の出るロボットが作られていて、子どもの発想力にびっくりしたり、「こんな短時間で」と感動したり。何回も挑戦する子、ゆっくり考えている子、教えてあげる子、喜んでいる子…
色々な個性や性格が見れて本当に面白いです。息子もチームの子に教えてもらったり、と「仲間意識」が育まれていたり、自分だけでなく他の子のことも一緒にする優しさが見られるのが、暖かい世界だなぁと思いました。
暖かいチーム戦



その後全員でまた集まっていよいよチーム戦が始まります。チーム戦ではさらに大人もびっくりするような仕掛けを考えたり、アームがすごく長かったり、子どもたちの発想力が形になっているのを、周りの見ている子どもたちも応援したり、拍手したり、一緒に悔しがったり、とても楽しくお互いをリスペクトし合う雰囲気でした。
閉会式では結果発表があり、「プログラボ賞」「ジャングル賞」「いぬさるきじ賞」などチームで授賞式があり、たくさんの笑顔が見られました。
他にも色々なゲームを体験




閉会式の後もまだまだ楽しめました。射的やこまなどロボットを使ったお祭りの屋台に子どもたちも夢中で、長蛇の列です。これが学校の授業やこれからのお祭りなどイベントでももっとあったら楽しいかもなーと思いました。
息子は「チームのみんなで相談できたことが楽しかった」「こまと射的が楽しかった」と言っていました。
自分で試行錯誤して考えたり試したりする楽しさと、他の人とコミュニケーションしながら作り上げていく喜び、2つの体験が詰まったお祭りでした!
ありがとうございました。