沿線お役立ちコラム

静かな住宅地にある居心地のよい喫茶店「月珈(げっこう)」@大石駅 炭焼珈琲とチーズトーストが人気

香り高い炭焼珈琲がいただける昭和レトロな純喫茶

みなさんこんにちは。エンカチライターのいーちゃーです。

今回ご紹介する喫茶店「月珈」さんは、阪神大石駅から南東へ徒歩約10分の住宅地にあります。

店頭に飾られた趣きのある軒行燈が目印です。

店内は明るい茶系の漆喰壁にダークカラーのレンガや木の板をあしらったシックで落ち着いた空間。

テーブルや椅子、食器棚などは上質なアンティーク家具が使われていて、居心地の良い空間で珈琲がいただけます。

店内の由来はレコード店から

月珈という店名の由来は、かつて水道筋商店街に存在した月光レコードというお店から。

理由はお店の看板が格好良く印象に残ったことと、レコード好きの店主がベートーヴェンの”月光”が似合うようなお店にしたかったからだそうです。

神戸チーズトーストってなんなん?

神戸チーズトーストプロジェクトとは、喫茶店と酒蔵がタッグを組み、食パンに酒粕、そして同じく発酵食品であるチーズを乗せてトーストしたメニューを神戸のご当地グルメとして市内数店舗のカフェでいただけるという企画です。

月珈さんのチーズトーストにはチョコチップがトッピングされています。

味はチーズよりも酒粕の方が香りが強く、日本酒好きの私も美味しくいただきました。

珈琲はワッフルブレンドをいただきました。

こちらは珈琲の入ったカップに蓋をするようにワッフルを載せ、湯気の熱で中のキャラメルソースを柔らかくし、珈琲に浸していただくのが月珈流の楽しみ方。

このワッフルは六甲道のワッフルショップ「ワーフルハウス」さんの商品が使われています。

神戸のサグラダファミリア!?

実は月珈さんには「手造り純喫茶」の異名があります。

ドリンクやフード類はもちろん手作りなのですが、そういう意味ではなくお店自体が”手造り”なのです。

と、書くとちょっとビックリな感じかもしれませんが、なんと入居前の物件の解体から開店まで、独学でDIYを学びながら4年以上の歳月をかけ店主自らの手で改装されました。

このDIYは実物大のドールハウスを造るような感覚が楽しく、開店を迎えた時にはもう作業が出来なくなるのかと思うと少し寂しさもあったそうです。

そのDIYの作業工程はお店のInstagram「そうだ純喫茶を作ろう!手造り純喫茶月珈です」に残されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

開店から二周年を迎えられ、地域の方々に愛されるお店を目指し、今後もサグラダファミリアのように少しずつ手を加えていかれるそうです。

まるで実家に帰ってきたように寛げる純喫茶「月珈」で美味しい珈琲を楽しんでみてはいかがですか?

手造り純喫茶『月珈』 店舗情報

アクセス:阪神大石駅から徒歩約10分

住所:兵庫県神戸市灘区新在家南町4-9-17 マンション松村 1F

営業時間:08:15 – 18:30(L.O. 17:30)

※営業時間・定休日は変更となる場合あり

公式Instagram

エンカチライター

いーちゃーこのライターの記事一覧