赤ちゃんから大人まで一生自分の足で歩ける体づくり
エンカチライターのakkoです。
みなさーん、自分の足に注目したことはありますか?靴を選ぶとき、サイズありきで選ぶ方が多いですよね。でも、そのサイズ、本当に合っていると思いますか?「サイズ通りに買ったはずなのに、痛い」「歩きにくい」そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、足の形やサイズにぴったり合った靴を選ぶことは、健康の土台を作る大切なポイントなんです。
靴に自分の足を合わせるのではなく、自分の足にあった靴を選ぶことができれば… そしてそれは子どもの頃から身体が成長していく過程の中で育んでいくのがいいのではないか?と自身の歩けなくなった経験をきっかけに、「赤ちゃんから大人まで一生自分の足で歩ける体づくり」を理念として掲げ、足育ナビゲーターとして活動する安藤恵子さん。彼女が主宰する足育サロン「からだLabGooth(グース)」の子どもたちの健康を足元から支えるその取り組みをご紹介します。
リラックスした空間で、足の健康をサポート
『からだLabGooth』は、阪神電車「深江」駅から北へ徒歩5分。静かな住宅街に佇むサロンは、木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間です。
子どもたちが裸足で走り回ることができる優しい素材の床や、温かみのあるインテリアが特徴です。目に飛び込んでくるのは、オリジナルの足の計測台。シンプルながらもお子さんの心と身体、安全に配慮し、計測する安藤さん自身の身体に負担の少ないデザインを考案したものだそうです。
初めて訪れるお子さんが緊張しないよう、予約時間には余裕を持たせて対応。
親しみやすい雰囲気の中、子どもがリラックスして過ごせる配慮が行き届いています。
訪れる方の多くは紹介やリピーターで、安藤さんが行う外部セミナーを受講した保護者も多いそう。
そんな口コミで広がる理由は、何より安藤さんの飾らない温かい人柄のおかげだと感じます。
足育への思い
安藤恵子さんは、フィットネスインストラクターとして働いていた28歳で突然歩けなくなった経験がきっかけで、「歩けること」の大切さを実感しました。「歩くことは生きる意欲につながる」とウォーキングを学び、独自のエクササイズを考案、「歩くためには靴が大切」との思いから、一般社団法人 足と靴と健康協議会認定の上級シューフィッター、幼児子ども専門、シニア専門シューフィッター(兵庫県内では4名のみ)の資格を取得しました。 「足から育てる健康」を広めるために足育活動を行っています。今では、赤ちゃん・子どもから大人まで、一生自分の足で歩けるようにとサポートしています。
この日は、来年小学生になるお子さんとそのお母さんが計測に訪れていました。お子さんはすでに靴選びに慣れ、自分の感覚をしっかり伝えることができるようになっています。「ここが痛い」と言葉にできる力を育むことが、安藤さんの大切にしている部分です。最適な靴を選ぶ過程で、お母さんもその成長を実感していました。
何足か試着して、「これはここが当たって痛い」「ここが窮屈」などしっかり選んでいる様子が印象的でした。
ぴったり合った靴を履くと元気に走り出しました。
安藤さんは靴選びを通じて、子どもが自分の感覚を表現できる力や、コミュニケーション能力を育んでいます。
靴選びを見直すだけで、子どもの成長が大きく変わることを広め・伝えていきたいと話してくださいました。
お子さんが、自分の感覚をしっかり伝える場面に立ち会え、私も一人の母親として、なんて素晴らしいんだと感激しました。
実際私自身、靴選びと言っても計測とフィッティングだけだと思っていました。
親子の計測と安藤さんとのやりとりを聞いていると、靴選び一つとってもきちんと向き合うだけでも、子どもの生活は大きく変わります。足育は単なる靴選びのサポートにとどまらず、子どもたちが自分で心地よさを選び取る力を育む未来への贈り物なのではないかと感じました。
『からだLab Gooth』では、「足の計測・靴の相談」「足育講座」「美骨ウォーキング」を始めとする様々な足にまつわるサービスを提供されています。
「うちの子の足、なんか気になる… 」「この靴合っているのかな?」と気になる方は、ぜひいちど訪れてみてください。
からだLab Gooth 店舗情報
兵庫県神戸市東灘区本庄町2丁目5−12
ファミール東灘壱番館1階
深江駅から徒歩約5分
営業時間 10:30~ 19:00(予約状況により変更有)
定休日:水曜日
完全予約制