沿線お役立ちコラム

わくわく保育だより 2024.秋号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
秋号では、今年で8回目を迎える絵本選抜総選挙をお届けします。
今年のテーマは『しかけえほん』。クリスマスプレゼントに、お友だちへの贈り物にも♪
色々なしかけいっぱいの絵本を紹介します。

【親子で夢中部門】

絵本の題名「いないいないばああそび (あかちゃんのあそびえほん2)
著:きむらゆういち 


子育てをしていたら一度は手に取ったことがある絵本ではないでしょうか。
挨拶やあそびといった子育てでは欠かせない生活習慣がメインのシリーズになっているのですが今回はその中でも1番人気の「いないいないばああそび」を選びました。
ページをめくるとポップな絵の動物たちがいないいないばあをしてくれます。顔を隠している手が【しかけ】になっていてめくることができるので「ばぁ!」と言いながらついついめくってしまうという魔法が。
最後はゆうちゃんとママが必ず出てきます。ゆうちゃんの部分を〇〇ちゃんのようにこどもの名前を入れて読むとオリジナル絵本に早変わり。
他のシリーズも読みたくなっちゃう絵本です。

 

絵本の題名「うごかす! めくる! のりもの うみ・りく・そら・うちゅうで はたらく のりもの」
著:アンヌ・ソフィ・ボマン、ディディエ・バリセヴィック 


みなさんに問題です。宇宙に行くためののりものといえばご存知の通りロケットですが、宇宙飛行士はロケットのどこの部分にどうやって乗っているでしょうか。
答えはこの絵本を読むとわかります。
というのも、30cm越えのこの絵本は図鑑としかけが合わさっている大きな絵本で、のりものの一部が動かせたり、めくると内部がわかったりと、その使い方や仕組みもイラストから学ぶことができるんです。
巨大船を使ってどう魚を捕まえて、船内のどこに魚を保管しているか、巨大な飛行機に乗っていたのはなんと○○が!など、発見がたくさんあるため、おとながこどもについついここみて!と言ってしまいたくなるしかけがいっぱいです。
ちなみに小さなパーツがしかけになっていることが多いため、お子さんが小さい時期はおとなが一緒になって読むことをおすすめします。他にも同じシリーズの絵本があるので、お子さんの好きなものをきっかけにさらに集めて楽しむのもいいかもしれませんね。

【こどもが夢中部門】

絵本の題名「かわいいてんとうむし 」
著:メラニー・ガース
絵:ローラ ハリスカ・ベイス

穴あきしかけ絵本からはこちらの絵本を1冊。表紙を見ただけでこどもが夢中になることが納得できます。触らずにはいられないカラフルなてんとうむしが10匹。10からカウントダウンが始まり1匹ずつ消えていき、最後はてんとうむしが1匹になってとうとう10匹のてんとうむしが全て消えてしまいます。この瞬間ちょっと悲しい気持ちになりますが最後のページをめくると…きっと最後は笑顔を取り戻してくれます。

かわいい虫や鳥が登場するので見ているだけでも楽しい絵本ですが、数の数え方だけでなく、いっぴき、にひき、さんびき…といった数によって音が変わる数え方も自然と身に付くのがこの絵本のさらにいいところ!赤ちゃんにもぴったりの絵本ですが、数字に興味を持ち始めた頃にもおすすめの絵本です。

絵本の題名「ふしぎな にじ」
著:わたなべ ちなつ

思わず前のめりになって読むのが止まらない絵本です。
この絵本のしかけでもある鏡の部分はなんと本物の鏡のように写り反射します。
そのため自分の顔が映るのが面白くて最初の1ページ目からハマってしまうこどもが多いです。
でもこの絵本はここからが本番。
虹が鏡に飛び込んで伸びている不思議な場面だったり、どんどん増えていく鏡と同じようにどんどん増える虹がとにかくキレイで心掴まれていきます。
この絵本は、ストーリーとしての面白さから繰り返し読みたい!というだけでなく、ページを開く角度によって虹の見え方が変わるため、毎回新しい発見があるので、何度も読みたい!という気持ちが湧き上がってきます。
赤ちゃんが1人でも読めるようにページが分厚い本
(ボードブック)でできており、安心して床に置いておけるのも嬉しいポイントです。
絵本を繰り返し読む中で、お子さんの読み方、楽しみ方が変わっていくので、夢中な我が子の姿を見てみたい!というママ・パパにはうってつけです。

【おとなが夢中部門】

絵本の題名「不思議の国のアリス」
著:ロバート・サブダ

“紙の魔術師”と言われているロバート・サブダの代表作品。
初めてこの絵本を手に取った時の衝撃を今でもはっきり覚えています。
かわいい仕掛け絵本はこれまでたくさん見てきましたが、この絵本はアートです。
どのページも本当に繊細に出来ているのですが特にトランプのページは圧巻!
大人が夢中に見入ってしまう1冊です。立体になるしかけはもちろん、上からのぞいて物語の場面を表現したりと工夫されたしかけもあり、ページをめくるごとに関心してしまうほどです。細かいパーツが重なり合ってできているので小さい子にはちょっと不向きな絵本です。絵本を丁寧に開けたり閉じたりできる年長さん~小学生以上がおすすめです。絵本としては高価なので贈り物としても喜ばれる絵本だと思います。

絵本の題名「おばけやしき (大型しかけえほん)」
著:ジャン ピエンコフスキー

読み手であるお客様をおばけたちがおもてなししてくれるのですが、なんだか読み進めると雲行きが怪しいような…。
見開き1ページごとにおばけやしきの部屋が描かれており、そこにはとにかくたくさんのおばけが隠れているので、部屋の隅々まで探したくなります。
また、ページをめくるだけでびっくりな仕掛けの部分もあれば、引っ張ったり回したりしてページに隠れているおばけを見つけ出す楽しみも味わえます。
本の大きさが30センチと図鑑と同じ位の大きさなので、絵本から飛び出してくるおばけたちはとにかく迫力満点!ちょっぴり怖いのでこの部門でのエントリーになりましたが、怖いもの見たさで家族みんなで見て大騒ぎするのもおすすめです。

 

【神戸発!イヤイヤ期のための新感覚の習い事】

合言葉は、
思いっきり汚そう!思いっきり褒めよう!思いっきり遊ぼう! 

笑いの保育わくわくが手がける“おやこ移動ほいくえん®”は
おうちではできないようなプログラムを親子で遊びこむ習い事です。

ちょうどイヤイヤ期真っ盛りの時期。
思いっきり親子で遊んでみてはいかがですか。
遊ぶことも大事。そしてママたち同士で悩みを共有するのももっと大事。
イヤイヤ期をわくわく期へ 。こどもだけではなくおとなも発散できちゃいます!

保育のプロが毎回違った遊びを用意しています。
「実はこういうことを意識して遊ぶといいんだ!」
「こんな声掛けがいいんだ!」
遊びを通して学びのある時間を過ごしてほしいと考えプログラムを進めています。
そしてなんといっても素敵なのが、フォトグラファーによる撮影があるんです!
おそろいのボーダーのユニフォームを着て親子の自然な姿を撮影します。
親子写真は特別な思い出になることまちがいなし!

2025年度月曜日クラス&火曜日クラスは12月上旬募集開始予定です。
今年度も笑いの保育わくわく会員を対象に先行の受付期間を設けます。

先着順になりますので気になる方はぜひお早めに。
ご参加お待ちしております。

詳しくはHPをご覧ください。
おやこ移動ほいくえん (warainohoiku-wakuwaku.com)

一おとなもこどももみんなみんなわくわく一

次号もどうぞお楽しみに!担任のちづちゃん&このちゃんでした!

執筆者紹介 

笑いの保育わくわく(ちづちゃん&このちゃん)

元々こどもが大好きで、それぞれ保育士や幼稚園の先生等をしていました。

これまでそれぞれが保育現場で見つけたたくさんのわくわくを、今度は保育の世界を飛び出してみんなへ届けたい!という思いから、2015年『おとなもこどももみんなみんなわくわく』がモットーの笑いの保育わくわくが結成されました。(2020年に法人化)

2017年からチアフル親子カフェの講師や『わくわく保育だより』コラム執筆を始め、主催で子育て向けイベントや習い事『おやこ移動ほいくえん®』などを展開し、現在に至ります。

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