沿線お役立ちコラム

島時間がゆっくり流れる隠れ家的古書&カフェ『アコークロー舎』@新開地

これからの季節にぴったりな陽だまりに包まれる古本屋さん

みなさんこんにちは。エンカチライターのいーちゃーです。

今回は休日の昼下がりに、フラッと立ち寄りたくなる古本屋さんをご紹介します。

アコークロー舎は、新開地駅から南へ徒歩10分ほどのところにある「ニューヤスダヤ」というスパイス料理のお店の二階にあります。入り口は少しわかりにくい場所にありますが、探検気分で探してみてください… ヒントとして入り口の写真を掲載いたします。

絵本からサブカル、神戸や沖縄関連の本などなど、幅広く取り揃える古書の楽園

入り口からすぐの階段を上がると、大きな窓から太陽の光が降り注ぐ明るい店内に到着します。そこでは幅広いジャンルの本がお出迎え。

そして階下のお店からは美味しそうなスパイスの香りが漂ってきます。

店主は沖縄生まれのうちなんちゅ

沖縄県生まれの店主、サクラさんは古本屋巡りをするうちに、いつかは自分でも古本屋をやってみたいと夢にみていたそうです。

神戸に移住後、縁あって現在の場所を紹介していただき、DIYで店舗内を改装し2022年に念願だった古本屋さんをオープンされました。

アコークローとは?

店名のアコークローとは、沖縄の方言で、黄昏時の空が『明こう・暗ろう』になるわずかな『間』のことで、人と人、そして本との出会いにより心が揺れ動く…そんな「間」に気づけるような場所になれたら…との思いから名前をつけられたそうです。

静かなお店の特別な一日 シタールとハンドパンによる生演奏の夕べ

いつもは静かな本屋さんですがこの日は生演奏のイベントが行われました。

シタールとはメロディ弦13本と、伴奏弦7本と合わせて20本もの弦を操るインド発祥の弦楽器です。かなり難しそう…

そんなシタールを軽やかに演奏されたのは、尼崎を中心に活動されているスチルスさん。

ハンドパンはドーム状の金属を円盤状につなぎ合わせた楽器で、表面に作られた凹凸を手で叩きながら演奏します。

ハンドパンを演奏されたのは、京都や神戸を中心に活動されている加納佐和子さんです。

お香が焚かれ厳かな雰囲気のなか、ライブがスタート

夕闇迫る頃ライブが始まりました。

加納さんの手が軽やかにハンドパンの上を舞い、神秘的かつリズミカルな音色に惹き込まれていきます…

そしてそこにシタールの音色が重なると異国情緒溢れる幻想的な空間となり、時間を忘れて演奏を楽しませていただきました。

本との出会いは一期一会

店主の方は女性の方ですので、女性の方お一人でも入りやすいと思います。

営業日はほとんどが土曜と日曜日ですが平日の夜も時々オープンしていますので、お店のInstagramをチェックしてみてください。

アコークロー舎 店舗情報

神戸市兵庫区西出町2–17-18 ニューヤスダヤビル2F

アコークロー舎 Instagram

エンカチライター

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