沿線お役立ちコラム

悩める人への道標『絵本専門店 suite room』で運命の一冊を探してきた@千鳥橋駅

初めまして 新人エンカチライターのケイトです

このたび新たにエンカチライターになったケイトです!

もともと関西出身ですが結婚を機に阪神沿線に移住、現在、3歳5歳の姉妹とマイペース夫と共に暮らしています。

縁もゆかりもなかった阪神沿線に移住し、通勤距離の都合で育休後の復帰が叶わず退職。

誰も知り合いもいないし一時はどうなることかと思いましたが、阪神沿線で出会った人の温かさや、素敵なものやコト、お店などに救われて今では楽しく毎日を送っています。

そんな私のお気に入りを、これから少しずつ紹介できたらなと思っています。

と、いうわけで記念すべき初投稿は千鳥橋にある『絵本専門店 suite room』さんについてご紹介させてください!

そもそも千鳥橋って…

阪神本線ではなく、ローカルな阪神なんば線からのチョイスにきっと編集部もびっくりしているだろうなと思って今執筆しています。

いつも株主優待券消費に振り回されている私なのですが、千鳥橋の駅前にはココスとサイクルベースあさひがあって、この2店舗は大阪市北区周辺に全く店舗がなく。

特にココスは「たぬきのご飯やさん行きたい」

と子どもに強請られるのですが、鉄道だけでサッといける店舗が本当に少ない!

(そしてたぬきでは無くてラスカルはアライグマ)

そのため2−3ヶ月に1回は千鳥橋に降り立っています。

帰りに駅前のワッツ(100円ショップ)にも寄れるし。

そんな千鳥橋に2024年7月絵本専門店suite roomがオープンしまして。

私の千鳥橋ルーティーンに新たに魅力的な1店舗が加わりました!

ママたちみんなの憧れの店長

実は、絵本専門店suite roomには無店舗型の営業をされていた時からお世話になっています。

子どもたちのために、何か良い絵本はないかしらと思って訪問させていただいてるのはもちろんですが、何より店長の大林 恵(おおばやし めぐみ)さんの人柄が良すぎて、溢れ出るオーラを浴びに行っていると言っても過言ではありません笑

こちらのお店のオーナーでありながら、親子向け絵本読み聞かせ会の講師、絵本の仕事をしたい人へのセミナー、保育士さんへのミニ絵本研修会、本好き小学生のためのブックカフェ、またさまざまな企業、団体、個人への絵本棚コーディネート、選書、オンライン選書サービス、バーでの絵本朗読会など、もう活動が多彩すぎる。

(以前、「絵本屋さんのお仕事体験」というイベントもされていて長女が参加したこともあります)

これまで500組を超える親子に絵本を届けてこられたそうです。

先輩ママとしても頼れる存在

そして未就学児の母の私からすれば、小学生のお子さんがいらっしゃるめぐみさんは先輩ママとしても頼りになる存在。

無店舗型の時は、アポをとってお互いの予定を擦り合わせたり、イベント出店の際に突撃したりと、もうお会いするのが本当に大変でした!

それが常設店になったので、オープン時間を見て好きな時に訪問できるのが本当に嬉しいです!

めぐみさんは絵本専門店を開かれているだけあって、親子の読み聞かせ時間の大切さを説かれていますが、一般的に「読みかせ」と言われて我々が想像するような完璧な読み聞かせの強要はされません。

例えば、「文字は読まずとも絵だけ眺めて『素敵な絵だね』と親子の時間を共有する、そこが大切なんですよ」と教えていただいたことがあります。

当時、毎日が慌ただしく過ぎ、やっとのことで絵本を開けども、文字を追って声を出すのが億劫だなと思っていた私がどれだけこの言葉に救われたかわかりません。

億劫なのは今もですけど笑

こころざしが素晴らしい

「子どもの心にまっすぐ届く生きる力の糧となる絵本だけを厳選して販売しています」と語るめぐみさん。

もちろん、絵本コンシェルジュとしての実力も本物。

表紙に惹かれて「あの絵本かわいいー」とポツリと漏らせば、その絵本に対する知識と魅力がどんどんとめぐみさんから溢れ出します!

「あとこの本もね…!!」と、他の絵本の紹介をしてくださることも。

取り扱っている本は古書が圧倒的に多いのですが、言われなければわからないくらい綺麗なものばかりで。

また、子どもの口に入っても安全な消毒液で1冊1冊丁寧に消毒されています。

全方位に寄り添った気遣い

そして私が一番素晴らしいなと思っていることは、全方位に気を遣えるということです。

最近、絵本カフェ等、表向きは子ども向けなのかなと思いきや、実際は子ども連れに厳しいお店も多々あります。

一方で、子どもにやりたい放題させるわけにもいかず。

こちらの書店では、小さい子どもが一人で読んでもいい本(商品ではない)やオモチャも用意されています。

子どもが力加減をわからずに扱った絵本をわざわざ購入したいというお客さんはいないでしょう。

しかし、親が絵本を選べるわずかな時間も欲しい。

どちらの気持ちにも寄り添えるめぐみさんのお店だからこそ成り立つ空間だと思います。

今日も大満足の1日でした

そんな店頭に並ぶ本は、冊数では大型書店にかなわないものの、子ども目線で書かれているものが多く、こちらで購入した本は娘たちもお気に入りの本が多いです。

大人の私からすれば、ただ淡々と進むストーリーでオチも特にない物語だなと思うこともあるのですが、登場人物誰も傷つかない、絵本がうるさく注意してこない、後腐れないストーリーは子どもたちの理想とする世界のようです。

こちらでの絵本の購入体験は「思いもかけぬ絵本との巡り逢いを、めぐみさんよりプレゼントしていただいた」

と毎回感じています。

娘たちの反応は

さて、今日も早速購入した絵本を幼稚園から帰宅した姉妹に読み聞かせました。

読み終えると5歳に「ありがとうございました」と言われ、なんだかハッとするようなほっとするような、なんとも言えない気持ちになりました。

みなさんも、素敵な書籍とめぐみさんに会いに行ってくださいね。

お店の内装もめちゃくちゃおしゃれで大好きです!

ウォールシェルフの使い方が素敵で我が家も取り入れたいので今度おすすめを聞きに行こうっと。

絵本専門店 suite room 店舗情報

此花区四貫島1-8-6

阪神なんば線千鳥橋駅 徒歩2分

絵本専門店 suite room公式サイト

絵本専門店 suite room Instagram

営業時間などはInstagramをご確認ください