沿線お役立ちコラム

懐かしい小学校が誰でも自由に使えるシェアスペースに!『AMA-NEST』@尼崎

尼崎南部エリアの新たな拠点『AMA-NEST(アマネスト)』

エンカチライターのakkoです。

阪神尼崎駅から南へ徒歩3分、尼崎市役所開明庁舎2階にシェアスペース『AMA-NEST(アマネスト)』がオープンしました。

9月7日(土)に開催されたAMA-NESTオープニングフェスは年齢を問わず多くの来場者で賑わい、大盛況!

尼崎の新しい注目スポット『AMA-NEST』の紹介とイベント当日の様子をお届けします!

温もりと思い出をそのままに みんなが集まる安心な場所

尼崎市役所開明庁舎2階にAMA-NESTはあります。

阪神尼崎駅 西改札を南側に出て歩くと、右手にAMA-NESTの入る建物が見えてきます。

地図上で見ると「少し歩くかな?」と思ったのですが、入口が駅寄りなのもあって、思ったより近く感じました。

かつて小学校だった施設の一部をリノベーションしたAMA-NESTは、懐かしさの中に新しさを感じる空間になっています。

大人になった今訪れると、優しい大人たちに見守られていた時代を思い出して、どこか安心感を感じる場所とも言えます。

一歩中に入ると、かつての図書室をイメージさせる受付台があり、窓にかかった虹色のカーテンが印象的で、子どもの頃のワクワクがよみがえってくるようです。

2つの教室を1つの広い空間にしたRoom1と、バックヤードとして利用できるRoom2で構成されており、利用時には目的に合わせてどちらのスペースも使用できるそうです

AMA-NESTの詳細はこちら

AMA-NESTから始まる、新しいつながりとアイディアが生まれる場所

シェアスペース『AMA-NEST』を管理する株式会社タダカラボタモチ代表の多田銀次郎さんと、オープニングイベント担当の阪神電気鉄道株式会社村上瑠並さんにお話を聞きました。

 

-多田さん

阪急電車武庫之荘駅でカフェを経営しているのですが、尼崎市のアートプロジェクト活動を行っているご縁で、「地元のことがよくわかる人に」と管理を任せていただけることになりました。

この場所をきっかけに、色々な人・モノ・コトが繋がっていってほしいなと思っています。

特に尼崎にはおもしろい会社がいっぱいあるので、普段出会うことのない地元の人や、もっと多くの人に知ってもらう・つながるきっかけの場にもなってほしいと思っています。

個人的には、「こんな場所になったらいいな、こうなったらおもしろいな」と、将来をあれこれ思い描いているところです。

 

-村上さん

AMA-NESTは、企業や団体だけでなく、個人の方にもご利用いただけます。

スペース内は自由自在にレイアウトしてもらえますので、使い方の可能性は無限大です。

プレオープン期間には、会議や交流会、習い事、ワークショップ、ラジオの収録など、幅広い世代かつ様々な使い方をしていただきました。

個人的には、お子さんとママさんの集まりに、ママカフェのように使ってもらえたらいいなと考えています。周りの目を気にせず、広いスペースでお子さんを自由に遊ばせることができますし、AMA-NESTの近隣にはおいしいケータリングを楽しめるお店があるのも魅力の一つです。

予約時にご相談いただければ、施設管理者の多田さんよりご紹介することも可能です。。

 

皆さんの集まる場を提供するだけでなく、まち全体のつながりを作り出すお手伝いもAMA-NESTができればと思っています。

AMA-NESTオープニングフェスと尼涼祭が同時開催! 3会場で大盛況

イベントでは、さまざまな楽しいコンテンツが用意され、地元の人々だけでなく周辺地域からも訪れた人々で大賑わいでした。

特に、尼崎にゆかりのあるバルーンアーティスト 風船使いたけむぅ〜さんのバルーンのプレゼントや、地元企業、中野製作所によるキーホルダー作りのワークショップは大人気で、育成調理師専門学校の学生によるマジパン教室は、午前中で席がなくなってしまうほどでした。

また、同日に開催された『尼涼祭』とのコラボでスタンプラリーも行われ、ゴール&抽選会場となっていたAMA-NESTには多くの人が訪れ、AMA-NESTが地域の新しい交流の場として知られるきっかけになったようです。

 

「『尼涼祭』3会場のうちの1会場としてAMA-NESTを組み込んでいただいたおかげで、多くの方に足を運んでいただけました。3つの会場それぞれ運営団体が違うこと、この建物自体も市の管轄ということもあり、連携や調整に奔走しましたが、来ていただいた皆さんのたくさんの笑顔が見られて本当によかったです。」と、阪神電気鉄道株式会社の村上さん。

 

9月の残暑厳しい日だったにも関わらず、第3会場のAMA-NEST以外の、第1会場である尼崎城址公園と第2会場の中央公園2階も、多くの人たちが楽しむ様子が見られました。

大人も大好きなプラレール なんと阪神電車のプラレールでした

バルーンアートは人気過ぎた

尼崎のものづくり会社中野製作所のワークショップ

育成調理師専門学校生によるマジパン教室

雪の広場@尼崎城址公園

編集後記

新しさと懐かしさが共存するAMA-NESTは、既存の概念に囚われない新しい使い方ができる、まさにクリエイティブな発想の出発点となる空間だと感じました。

効率化や経済性を優先するのではなく、今あるものを大切にしながら、まちの未来を作っていく新しい拠点の一つとして、これから見守っていきたいと思います。

AMA-NEST(アマネスト)

兵庫県尼崎市開明町2丁目1番地1
尼崎市役所開明庁舎2階
阪神尼崎駅より徒歩約3

TEL:090-3285-3276(営業時間 10:00~18:00)

お問合せ:contact@tadakarabotamochi.com
AMA-NESTの詳細はこちら:https://amagasaki-teramachi.jp/ama-nest

AMA-NESTは、阪神電気鉄道株式会社と尼崎信用金庫が協働し、2017年から阪神・尼崎駅南側の寺町・開明町エリアで進めている地域活性化プロジェクト「てらまちプロジェクト」の一環として生まれました。

AMA-NESTは、まちの新しい魅力を作り出し、尼崎を「住み続けたくなる」「訪れたくなる」まちにするため、地域の人々の活動を支援し、地域社会への貢献を目指しています。

 

▼主催

てらまちプロジェクト協議会
(尼崎信用金庫+阪神電気鉄道株式会社)

https://amagasaki-teramachi.jp/