沿線お役立ちコラム

阪神電車とにじゆらのコラボ手ぬぐいが完成!!細部へのこだわりまでお伝えします!

阪神電車とにじゆらのコラボ手ぬぐいができました!誕生のきっかけは・・・?

みなさん、こんにちは!

手ぬぐい収集家、エンカチライターひろちゃんです。

今回はとっても嬉しいニュースをお伝えします。

以前、長女が「チアフルガールたまちゃんの姉(中学生)の阪神沿線おすすめSHOP#1@神戸三宮駅」の記事でご紹介した手ぬぐいの専門店「にじゆら」さんと、阪神電車のコラボ手ぬぐい「ウキウキ阪神電車」(1760円)が完成しました!!

 

なんと、このコラボ手ぬぐいが生まれたきっかけになったのは・・・

ライターと店員さんの会話がきっかけだったんです♪

ライター(当時は「チアフルライター通信」)の私と、「にじゆら神戸店」の店員Nさんとの「阪神電車の柄の手ぬぐいがあったらいいのに~」という会話がきっかけで、

・ライターひろちゃん → 「チアフルライター通信」H編集長 → 阪神電車

・にじゆら神戸店Nさん→にじゆら本社

にそれぞれお話をして、このたびめでたく発売!されることになったのでした。

神戸三宮駅から大阪梅田駅までの阪神本線の沿線が描かれています

横長の手ぬぐいの中央にデザインされているのは、神戸三宮駅から大阪梅田駅までを日々運行している、阪神本線の線路。

その周りには、沿線の景色や名所などが描かれています。

もしや、これは、阪神電車の普通用車両!!

ステンレス車体に普通用車両の伝統を引き継いだ「カインドブルー」を配色した、新型車両ではないですか~!

阪神電車のホームページから引用)

そして、店員のNさんからお聞きしたところによると、手ぬぐいには、33の駅が小さい●で表現されていて、特急の停車駅はさらにおおきな●になっているのだそう。

駅数の多い阪神本線ならではの表現ですね。

よく見ると、甲子園駅は野球のボールのイラストになっています。

突然ですが、クイズです!これはどこの駅??

それでは、この部分はどこの駅をあらわしているでしょうか?

 

ヒント

・大阪と神戸を結ぶ東西の阪神本線から海側へ伸びている路線

・川の上に駅のホームがある?

武庫川線との乗り換え駅でもある、武庫川駅。

武庫川の上に駅があるという珍しい特徴のある駅で、お天気のいい日には、駅のホームにあるベンチに座って、ボーっとしてみたくなりますね。

武庫川や武庫川駅は、ドラマ「拾われた男」でも、仲野太賀さんが演じる主人公の松戸諭(俳優の松尾諭さんがモデル)の生まれ故郷として、何度も登場しています。

“ここ”が分かる人は、なかなかの阪神沿線通かも!?

神戸らしい景色の代表、ポートタワーと神戸海洋博物館の横に描かれているのは?

阪神深江駅から南へ約15分、神戸市中央卸売市場の東部市場のせりの様子をイメージしたイラスト。

私も夏休みの見学会で当時小学生だった娘たちと一緒に行ったことがあるのですが、関西の中央卸売市場では唯一の青果・水産物・花きの3部門が揃った総合市場なのだそう。

(写真は2017年8月に撮影したもの)

デザインだけではなく、手ぬぐいを染める技術にも注目してほしい!

他にもご紹介したいことはたくさんあるのですが、ぜひ実物を見て、「これはあれかも・・・」と阪神沿線の名物を探してもらえればと思います。

そして、前回長女が記事の中でご紹介したとおり、「にじゆら」さんの手ぬぐいは、「注染(ちゅうせん)」という明治時代に大阪で生まれた技法で、手作業ならではの細やかな作業工程を経て、つくられているんです。

 

今回特別に、阪神電車のコラボ手ぬぐいを製作する作業過程のお写真をお借りしました。

切り絵のように細かい図柄の型紙を使って、染色しない部分に糊(防染糊)をつけていきます。

このときに、晒(さらし)の生地をじゃばら状に畳みながら、糊を置きます。

絵柄の白い部分に、上から染料を注いで染色していきます。

上から染料を注ぎ、吸引することで、裏表がなく、きれいに染まります。

これだけ細かい柄のデザインの手ぬぐいを、様々な色で染めているのは、一つ一つの作業を手作業で行っている職人さん。

職人さんの手作業だからこそ表現できる、繊細でやさしいぼかしやにじみ。

注染の一番の魅力である、何とも言えない風合いも、ぜひ味わってもらえればと思います。

神戸店限定の手ぬぐいや、扇子やこども用甚平など夏らしいアイテムも要チェックです

にじゆら神戸店では、季節や日本の年中行事に合わせた柄の手ぬぐいや、通年で使えるかわいい色・柄の手ぬぐいが揃っています。

これから暑くなる時期、お店には子ども用の甚平や、扇子・うちわなどもありました。

店員のNさんのおススメは、神戸店の限定柄の手ぬぐい「umi-yamaKOBE」(1760円)。

六甲山と神戸港、異人館や南京町、神戸ルミナリエや王子動物園(コアラと、パンダのタンタンも!)などのイラストがふんだんに描かれています。

手ぬぐいは使ってもよし、飾ってもよし 店員さんに相談するのもおススメです

手ぬぐいを飾って楽しめるよう、専用の額や手ぬぐいを挟んで吊るす木製のハンガーのようなものなども販売しています。

店内でとてもおしゃれに飾られているので、参考になると思います。

また、手ぬぐいはハンカチやふきん代わりにしたり、首にかけたり、お弁当やお土産を包んだり・・・と、普段使いにピッタリです。

店員さんから手ぬぐいの使い方のアドバイスをもらったり、プレゼント用に包んでもらえたりするのも、手ぬぐい専門店ならではだと思います。

にじゆら神戸店 お店情報

2024年4月下旬に発売された、阪神電車とにじゆらのコラボ手ぬぐい、気になった方は、お早めにお店やホームページでチェックしてみてくださいね。

記事でご紹介した商品や、写真に写っている商品は取材時点のものですので、商品の在庫についてはお店にご確認くださいね。

 

手ぬぐい専門店 にじゆら 神戸店

住所:神戸市中央区三宮町2-8-2

電話番号(078-392-8808)

営業時間(11:00〜18:00)

Instagram

エンカチライター

ひろちゃんこのライターの記事一覧