沿線お役立ちコラム

ふらりと1人で訪れたい小さな隠れ家「日々の お菓子 ときどきお惣菜とワイン」@春日野道

「あったらいいな」を詰め込んだ 小さな宝箱のようなお店

エンカチライターのakkoです。

みなさーん、昼飲みはお好きですか?

美味しいもの大好き、お酒を飲むのも大好きな私ですが、最近は昼飲みを楽しむようになりました。

勝手に始めました「昼飲みシリーズ」

第2回目は、敢えての”女性×1人飲み×昼飲み”にオススメのお店を紹介します。

阪神春日野道駅から北へ、春日野商店街から1歩入った路地の一角にあるお店は、初めましての人は見つけるのが難しいほど、本当にひっそりたたずんでいます。

小さな黒板を見つけて下さい。

お店は…とあるスナックの2階にあります。

あえての”女性×1人飲み×昼飲みシーン”におすすめ

パン屋、パティシエ、喫茶店の店長、フードコーディネーターのアシスタント、イタリアンのキッチンスタッフなど、現場で腕を磨いてきた大橋美紗さん が、コロナ禍の2021年にお菓子のお店としてオープン。

現在はワイン・お惣菜・スイーツを楽しめるお店として営業しています。

「女性が1人で、周りに気兼ねなく、昼間から飲めるお店があったらいいなという想いがありました」と話す大橋さん。

自身も、昼飲み・1人飲みが好きで、色んなお店へ足を運んでいるそうですが、ランチタイムのちょい飲みでは少し物足りない、夜に飲むのと同じように、お昼間に自由なスタイルで飲めたらいいな、とずっと思っていたそう。

「特に、女性は帰ってからも忙しいので、サクッと飲んで、家族が帰ってくる時間帯には家にいられるのがいい。15時や16時オープンじゃ遅いですよね笑。13時・14時と早い時間のオープンにしています」

まさに、子どもたちが帰ってくる前に飲んで、何事もなかったかのように(笑)帰られるお店は、本当に貴重です!(だからこそ、昼飲みシリーズを始めたというのもあります)

落ち着いた雰囲気の店内はお一人様に居心地が良い

店内は8席というこぢんまりとしたスペースで、数人掛けができるテーブルと壁に面したカウンターという作りになっています。

オープンキッチンで、手際よく料理をする店主とワインの話で盛り上がるのもよし、自分時間を過ごしたいおひとり様も心地よく過ごせる空間です。

貸切もできるので、大勢でわいわい楽しみたい場合は、予約して行くのがオススメです。

(お一人様への配慮もお願いします!)

いろいろな種類をちょっとずつ食べたい そんなワガママに応えてくれる

その日のメニューが一度に楽しめる「総菜盛り合わせ」

自分では作らない・作れない、でも決して難しい本格料理ではなく。

いつ食べても食べ飽きない、優しくもこだわりの詰まったお惣菜がいただけます。

丁寧に盛り付けられたお料理は彩りが良く、見ているだけで幸せな気分になります。

その日のワインに合うものを揃えているそうですが、お惣菜に合うワインと好みを伝えてその場でセレクトしてもらうのもいいですね。

この日のラインナップは、「ゆで卵にアンチョビマヨ」「キャロットラペ」「レンズ豆のスパイス煮込み」「甘夏・新玉・春キャベツピクルス」「モッツアレラときゅうり梅トマト ソース」。

これまで学んできた技術や独自の料理センスに加えて、大橋さんが好きなもの、食べたいもの、作りたいものがメニューやレシピにギュッと凝縮されている気がします。

素材の味を活かした旬の野菜を中心に、シンプルな肉魚料理にちょっと手をかけたソースがかかっていたり、グラタンなどのガッツリメニューもあり、どれもたまらなくワインが飲みたくなる味のものばかりです。

シンプルで素朴なプリンにも、丁寧な手仕事と愛情が感じられます。

お食事とお菓子のメニューです。

いろんな種類のものを、少しの量で楽しみたいという女性にはうれしいメニューと料金設定がうれしい。

大量に作らず、なくなり次第終了なので、お目当てのお惣菜やお菓子を見つけたら、迷わずいただきたいところです。

一期一会の出会いが楽しみなたくさんのワインたち

これまで飲んだワインのラインナップの一部ですが、結構飲んでますね笑

小さなスペースにもかかわらず、店内には、店主セレクトのワインがずらりと並んでおり、眺めるだけでもワクワクします。

その日の気分やお料理とのペアリングなど、会話を楽しみながら選ぶのがまた楽しいんです。

注がれるワインの音、グラスの中のワインの色や透明感、鼻先に香りを感じ、五感で味わうワインは、自然と人を笑顔にしますよね。

大人世代の素敵な常連さんが通う理由

たまたま来られていた素敵な女性とご一緒させていただきました。

以前この近所でお店をされており、娘さんからこのお店を教えてもらって以来、常連さんなのだとか。

家族のご飯を作らなくていい日に、よく1人で来られるのだそう。

13時からお店が開いているので、夕方までに家に帰られる時間がちょうどいいと話して下さいました。

「日々の」がまさに“女性が1人で来ても安心して飲める店”になっているのが伝わりました。

(ワインについて会話が弾んでいるところをカメラに収めさせていただきました)

お惣菜はテイクアウトもOK。

夕食のおかずにプラスもう1、2品として買って帰る人や、仕事帰りに寄っていくお客さんやも多いそう。

買って帰って家で飲むという方も多いようです。

家でもゆっくり「日々の」のお惣菜を楽しめるのは、うれしいですよね。(夕食の1品が増えるのも主婦的にはうれしい!)

難しく考えず、カジュアルに、お客様それぞれが好きなスタイルで楽しんでもらえるお店にしたいと大橋さん。

気取らない料理とワインが楽しめる、隠れ家的な小さなお店「日々の」で、1人飲み&昼飲みはいかがでしょうか。

日々のお菓子 ときどき お惣菜とワイン 店舗情報

神戸市中央区筒井町3-3-4 2階

078-771-4938

不定休

営業時間は公式Instagramでお知らせ

現金払いのみ

公式Instagram

https://www.instagram.com/stories/hibino.kasuganomichi/