沿線お役立ちコラム

笑いの保育わくわくが選ぶ!絵本選抜総選挙 2023.10月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
10月号では、今年で7回目を迎える絵本選抜総選挙をお届けします。
今年のテーマは『大好き』友だち大好き、家族大好き…
たっぷり愛の詰まった絵本を紹介します。

【友だち大好き部門】

絵本の題名「はぐ」
作:佐々木マキ

赤ちゃんから読める絵本で展開も実にシンプル。
海辺で久々の再会を喜び、優しくはぐをし合うのですが、
とあるページは女の子とぶたがはぐ。しっかりとはぐし合うタコとおじさんなど、
はぐし合う友だちが実にユニーク。
包み込むようにはぐし合う表情がなんとも愛おしくて、絵だけでもほっこりとしちゃいます。

ちなみに園で働いていたとき、週明けにクラスで友だちと顔を合わせるだけで嬉しさがこみ上げてくるようで、
絵本のように朝はぐをする光景をよく見かけました。
こども達のこうした光景を見ると、本当にこども達は嬉しさを表現するのが上手だな
と思わずにはいられませんでした。
おとなになるとちょっぴり気恥ずかしさが出てくるかもしれませんが、
心が温かくなるはぐをしてみてもいいかもしれませんね。


絵本の題名「はじめてのともだち」
文:星野 はしる
絵:大島 加奈子

ねずみのこどもたちが通う「ちゅうちゅうえん」。
一人で遊んでいる小さいねずみがこのお話の主人公みっちです。
大きいねずみたちはすもうあそびが大好き!でもみっちはいつも投げ飛ばされるので、
すもうあそびは好きではありませんでした。
ある日、先生が見たことのない子を連れてきました。
遠い国から来たニョタです。ニョタはハリネズミのこどもでした。
見た目も違う、言葉もわからないニョタ。でもみっちとニョタは徐々に心を通わせます。
どのように仲良くなっていくのか、最後はどうなったのかは読んでからのお楽しみ。

見た目、言葉なんて関係なく友だちってできるんだ!
と教えてくれる一冊です。

みんな違っていいんだよ。っと言葉にしなくてもあたたかい気持ちが伝わる物語。
友だちとケンカしちゃったり、友だちと比べたりする時期は誰にでも訪れます。
そんな時に親子で読んでみてほしい絵本です。

【家族大好き部門】

絵本の題名「なーらんだ」
作:三浦太郎

赤ちゃんにとって親近感のある物や人が出てくる絵本ですが、
実は物を並べて遊ぶことに夢中になる時期とちょうど重なっているんです。
繰り返し読むと赤ちゃんは指差しをしたり、歩けるようになるとページと同じおもちゃを持ってきて、
なーらんだ!を実際にやってくれたりと、成長に合わせてなんとも微笑ましい姿をみせてくれるので、
絵本との関わり方の奥深さを気付かせてくれます。

では、そんな赤ちゃんたちのやりとりと同じように、
実際におとなが「なーらんだ!」を言ってみるとどうでしょう?
例えば読み終えたあとに横に並んで
「なーらんだ!」
その日の散歩の途中で
「なーらんだ!」
お風呂に浸かって
「なーらんだ!」
声に出すと、なんだかちょっぴり新鮮で“なーらんだ!"
から家族っていいなと日々の幸せをたくさん感じられる素敵な絵本です。


絵本の題名「ぎゅうぎゅうかぞく」
作:ぬじめ正一
絵:つのだのぶこ

八百屋のとしお君の家に遊びに出かけた主人公のぼく。
としお君の家は11人と1匹の大家族!
「としお君、あそぼう」と言ったら
次から次へととしお君の家族がでてきてなかなかとしお君に辿り着きません。
家族みんなでぎゅうぎゅうに暮らしているとしお君の家。

商店街の八百屋さんということもあり、野菜やくだものもたくさん出てきてきます。
この描写はスーパーでお買い物しかしたことのないこどもには特に新鮮かもしれません。
昭和の大家族を描いたようなお話です。
こどもを見守るおとな達がたくさんいて、暖かくて家族っていいなと思える一冊です。

【ママたち投票部門】

笑いの保育わくわくの習いごと【おやこ移動ほいくえん®】に参加しているママたちにお気に入りの絵本を教えてもらいました!

絵本の題名「おにぎり弁当」
作:そうま こうへい
幼稚園の発表会でやってからお気に入りです。

絵本の題名「おつきさまこんばんは」
作:林 明子 
初めて買った絵本で今でもよく読みます。
子どももこれを読み始めてから毎晩お月様を探しています。
なんならお月様の事をこんばんはと言っています!笑

絵本の題名「ぼちぼちいこか」
作:マイク・セイラ-
絵:ロバート・グロスマン
訳:今江 祥智
関西弁が馴染みあるのか、なんとなく同じような感じで一緒に読んでくれます!

絵本の題名「のんたんこちょこちょこちょ」
作・絵:キヨノ サチコ 
道でねこじゃらしを見るたびに摘んでこちょこちょしてます。

絵本の題名「おやおやおやさい」
文:石津 ちひろ
絵:山村 浩二
ちょっと不思議な絵が良いのか、リズムのいい言葉がいいのが、
一歳のころからずっと気に入っていたよく読まされます。
最近は内容を覚えて自分で読んでくれています。

絵本の題名「おいしそうなしろくま」
作・絵:柴田 ケイコ
食いしん坊の白くまが美味しそうに食べるところが好きみたいです。

絵本の題名「いろいろバス」
作・絵:tupera tupera

最後のページに描かれているたくさんの乗客たちが見ていて楽しい。
そして「これは何?」と親子で学びもなる。

絵本の題名「どうぞのいす」
作:香山 美子
絵:柿本 幸造
いつの間にか暗記していました。

その他にもこんな意見が!

だるまさんシリーズ 
特にだるまさんとのぎゅっのページではぎゅっとしてくれます。

アンパマンシリーズ
アンパマンをたくさん描いてきたので、お絵描きが上手になりました。

ディズニープリンセスシリーズ
絶賛プリンセス期です!

パンどろぼうシリーズ
大好きです。絶対このシリーズを持ってきます。絵なのか台詞なのか???

図鑑
絵本より何故かリアルな図鑑がお好みなようです。
一おとなもこどももみんなみんなわくわく一
次号もどうぞお楽しみに!