沿線お役立ちコラム

自然と身につく文字あそび 2023.9月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
9月号では、【文字あそび】がテーマ。
読書の秋にちなんで今回は文字の導入のヒントを紹介します。

文字あそびの前に線あそび

文字に興味がある子、全く興味がない子もまずは線あそびから始めてみましょう。
早く始めなくても大丈夫!2-3歳からで充分です。
らくがき帳にクレヨンやペンで自由にぐるぐる。両手に持ってぐるぐるぐる〜!
とにかく自由に楽しく書くのが大切です。

慣れてきたら1本線や波線をおとながボールペン等で書きその上をこどもが指でなぞってみましょう。
指でなぞれたらクレヨンやペンを持ってなぞってみましょう。
はみ出しても、ガタガタでもふにゃふにゃでもオッケー!
繰り返しすることで、手先や指先の力加減を自然にコントロールできるようになっていきます。
週に1回、月に1回でもいいので強制せず、親子で楽しく取り組める習慣ができるといいですね。

実際に「線あそび」のカリキュラムとしてある園は年中(4歳児)から導入することが多いです。
線が書けると先生から大きな花丸をもらっていました。
こどもたちは花丸をもらってご機嫌!
このようにとっても楽しい「線あそび」のカリキュラムでした。

数字・ひらがなで文字あそび

年長になってくるとカリキュラムの1つとして「ひらがなあそび」を導入する園が多いです。
線あそびで線の上をなぞることに自信がでてきた頃に始めるのもいいですね。
まずは数字から始めていきます。
身近にある数字を会話に取り入れていきます。特に目で見て認識していくと理解度が上がります。
数字の絵本や看板やチラシ…数字はどこにでも溢れています。
おすすめしたいのがエレベーター。
商業施設やマンションのエレベーターで
「5階おしてくださーい」
と頼んで押してもらうという一連の流れがとっても効果的!

聞いて、見て、考えて、押す。全ての動作がエレベーターに詰まっています。
お出かけの際はぜひ試してみてくださいね。

数字の次はいよいよひらがなの登場です。
あいうえおの順番に覚えたり練習する必要はありません。
園でもまずしていたのが
「じぶんのなまえ」です。
1番身近にあるひらがなだからです。
自分の名前が読み書きできたら
応用編として「かぞくのなまえ」にチャレンジするのも楽しいですね。

そうして数字やひらがなが書けるようになれた!
という嬉しさからお絵描きをした時にこれは何かを文字で書くようになったり、
お手紙交換がはじまったりします。

お手紙交換では最初は自分の名前だけだったのがそのうち
「だいすき」「またあそぼうね」
と文字が増えていきます。
先生をしていた頃はこどもたちからかわいいラブレターをいっぱいもらいました。
今振り返ると人生最大のモテ期だったかもしれません。

「文字」にまつわるおすすめ絵本

「えがないえほん絵本」
作:B・J・ノヴァク
訳:大友 剛

この本にはルールがあります。
「書かれている言葉を、声に出して読むこと」
このたった1つのシンプルなルールで、子どもたちは大喜び!
おまけに、本が好きになって、表現力も豊かになる!!
と書かれています!

「絵」がない絵本?ってどういうこと?
と思わずびっくりしてしまう絵本。
その名の通り「絵」はありません。
133週連続NYタイムズ・ベストセラー入りした絵本というだけあって、
手に取ったら笑いっぱなし!!
全米70万部突破の画期的な読み聞かせ本。

まだ文字には興味がない、
文字に興味を持ち始めた、
ちょっと読める、
スラスラ読める、
どんなこどもも思わず笑っちゃう楽しい絵本です。
おとなはこどもがケラケラ笑っている姿を見て笑ってしまう…
そんな笑いの連鎖が起こります。
どんなことが書かれているか気になりますよね!?

親子でぜひ声に出して読んでもらいたい一冊です!
一おとなもこどももみんなみんなわくわく一
次号もどうぞお楽しみに!