沿線お役立ちコラム

あつ〜い夏こそ夜にお出かけ 2023.8月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
8月号では、【夜のお出かけ】がテーマ。
夏の日中は外に出るだけで暑くて、体力を奪われますよね。今回は夏の夜ならではの楽しみ方を紹介します。

夜のお出かけ心得

こどももおとなもちょっとドキドキ夜の外出。夜のお出かけ前にいくつか注意事項をお伝えします。

蚊対策
人間が過ごしやすくなる気温になると
蚊もたくさん出てきます。出かける前に虫よけ対策を忘れずに!
できれば長そで&長ズボン。手足に虫よけスプレーや虫よけシール等万全な対策をおすすめします。
赤ちゃんはベビーカーにネット等付けてあげるといいですね。

光対策
街灯だけでは真っ暗な夜道。
懐中電灯が1個あると安心です。懐中電灯がない場合は携帯電話のライト等で対応すればOK!
足元が見えずらいのでサンダルではなく足を覆う靴をお勧めします。
サンダルだと転んだり滑ったり怪我の元になることも。足元も抜かりなくを合言葉に。

夜のお出かけラインナップ(初級)

夜のピクニック
通称【夜ピク】なら暑い日差しを気にせずにお外でピクニックが楽しめちゃいます。
日没のちょっと前から夜ピクを始めると、日が沈む素敵な雰囲気も味わえます。
星空を見上げながらのディナータイム。なんて贅沢な時間の過ごし方でしょう。
昼間のカンカン照りの暑さが嘘のよう。心地よい風が楽しい時間と共に流れていきます。
おにぎりやサンドイッチなど簡単なものでOK!
デリバリーやスーパーのお惣菜も外で食べるとテンションが上がります。
ママやパパはビール片手にカンパーイ!おとなもこどもも夜ピクにハマること間違いなしです!

夜の公園

いつも遊んでいる遊具なのに、夜の公園になるとなんだか刺激的!
特に日中は遊具の手すりや滑り台などやけどしちゃうくらい熱くなっていて心配ですよね。
夜なら安心して遊べるのも嬉しいですね。
街灯に照らされた公園は幻想的で夜に公園で遊ぶことがクセになっちゃうかもしれません。

夜のお出かけラインナップ(中級)

夜の虫取り
夜の虫取りも案外いいものですよ。
実はセミが羽化するのは朝ではなく夕方から夜にかけてだというのをご存知ですか。
夜の道や屏などをよく見ると土から出てきたてのセミに遭遇することもあります。
ラッキーな時はセミが木や壁を登っていたり、羽化する瞬間を見られるかも!?
殻から出てきて完全に羽化が終わるまでは2、3時間かかると言われています。
そんな神秘的な瞬間に出会えたら最高の夏の思い出になりますね。

日中の暑い時間帯の時と夜の時間帯では耳をすませると虫の鳴き声が変わっているかも。
また意外と都心の公園でもカマキリやコオロギを発見ということもあります。
昼も夜もこどもたちにとって虫取りは夢中になるものには変わりないですね。

夜のお出かけラインナップ(上級)

花火

花火は火の取り扱い方を伝える絶好のチャンス!
家のキッチンで火の使い方を伝えるのは難しいけれど、
花火は楽しいだけでなく熱いこと、やけどや怪我をするかもしれないという学びにも繋がります。
火の取り扱いによっては危険が伴うことがあるため、先にどこがどう熱くなるのかを説明してから遊ぶようにすると安全性が増します。

ちなみに説明のポイントは短くわかりやすく伝えること。
①指で火をさわるとどうなるかな?
⇒指があちちになってイタイイタイしちゃうよ
②花火を持って誰かに近付いていいかな?
⇒もしかすると指みたいにあちちになったり、お洋服が燃えちゃうよ
③花火が終わったら後はどうしたらいいかな?
⇒まだまだ熱いから水にいれておしまいしようね

特に乳幼児期は一緒に同じ花火を持って安全に楽しく行うことをおすすめします。
盆踊りや夏祭りなど、夏の夜は楽しい経験が目白押しですね。
今回紹介した身近に感じられる夜のお出かけを取り入れて、今年はもっと特別な時間を気軽に作ってみませんか。

一おとなもこどももみんなみんなわくわく一
次号もどうぞお楽しみに!