沿線お役立ちコラム

よもぎ蒸しサロン「くるむ」でポカポカ体質改善体験@鳴尾

「よもぎ蒸し」体験に行ってきました

神戸在住のチアフルライター、やまさんです。

ポカポカ陽気になり、おでかけにはうってつけの季節になりましたね。とはいえ、女性のなかには気候の変化に身体がついていかない、なんとなく体調が良くなくて困っている、なんて方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?かくいうやまさんも若い頃から便秘と冷え性で困っていました。そんなところへライター仲間のまゆたさんから「一緒によもぎ蒸しサロンに行きませんか?」とのお誘いが。「よもぎ蒸し」ってなあに?というわけで早速体験に行ってきました。

 

「黄土漢方よもぎ蒸しサロンくるむ(kurumou)」は鳴尾・武庫川女子大前駅から徒歩5分の場所にあります。ドアを開けると可愛らしい笑顔で古田千春さんがお出迎えしてくれました。古田さんは1年前から自宅で「黄土漢方よもぎ蒸しサロンくるむ(kurumou)」を開業されています。

「全身蒸しコース」を体験

控室に入ると、先ず水分補給用のマグカップを選びます。よもぎ蒸しの最中は大量の汗をかくため、必ず水分補給をする必要があるそう。ずらりと並ぶこのカップはポーリッシュポタリーといって、ポーランドの熟練職人が製作している伝統工芸品なのだそうです。古田さんはポーリッシュポタリーのファンでコツコツとコレクションしているそうです。

ここでよもぎ蒸し初体験のやまさんは問診票に記入しカウンセリングを受けます。まゆたさんは既に常連客として時々通っているそうです。くるむのメニューは「足蒸しコース」と「全身蒸しコース」の2つ。今回は全身蒸しを体験させてもらうことに。

 

くるむにやって来るお客さんのメイン層は30代で妊活中の女性、50代で更年期障害に悩まされている女性だそう。体調不良の娘さんを連れて母娘で来られる方、友達同士でやって来る方も。夫婦やカップルでの施術もOKだそうです。よもぎ蒸しは身体を温めることから冷え性にも効果が高く、男性の冷え性や疲労回復にもよく効くそう。まゆたさんは更年期特有のつらい症状をなんとかしたいと「くるむ」さんへ通うようになったそうです。

次に使用するブレンド薬草を選びます。「ダイエット用」「美容用」「婦人用」の3種類からぴったりのものを選んでくれますが、初回は美容用を使用します。薬草はよもぎをメインに26種類の韓国産無農薬漢方がブレンドされているそうです。まゆたさんとやまさんは「美容用」をチョイスしてもらいました。

こちらがよもぎ蒸しに使う道具。施術室は26℃に設定されており、温かいです。古田さんが薬草とお湯を入れた壺を黄土という土でできた素焼きの椅子の中に入れています。壺の下にはヒーターがセットされており、このヒーターで温められた薬湯の蒸気を浴びて皮膚や粘膜から吸収させるのだそう。この黄土製の椅子は手入れが簡単で殺菌効果を持っており、木製の椅子のようにカビが生えることもないそうです。

椅子に座浴マントを被せて蒸気が逃げないように籠もらせます。このマントは通気性がないので、被ると内部がサウナのような感じになります。

衣服を脱いでマントを被り、椅子に座ります。実際には息が苦しくならないよう、マントから首を出します。手順は、

 

① 顔蒸し(5分)

② 足先蒸し(5分)

③ 全身蒸し(25分)

④ 予熱蒸し(5分)

 

の合計40分、タイマーで計ってもらいながら蒸気を全身に浴びます。施術時間は、カウンセリングや着替えの時間を入れるとトータルで60〜70分位。通い慣れている人だと50分位で全て済ませてしまうそう。座浴マントにはルビーとピンクの2色があり、この色は胎児がお母さんの胎内から見ている色を表しているそうです。また、黄土の椅子の左右に空いている三角形の穴はお母さんの子宮を表現しているそうです。

 

施術中に古田さんがよもぎ蒸しについて説明してくれました。

 

「よもぎ蒸し」とは中国発祥の民間療法で、600〜700年前に韓国に伝わり、主として女性向けの産後ケアや月経不順、冷え性の治療法として定着したそうです。よもぎは東洋医学では寒さを除き身体を温める「散寒」の働きがあり、特に下腹部を温める作用に優れ、女性の月経、妊娠、出産などにとても役立つ生薬のひとつとされています。止血の働きがあることから、不正出血や鼻血、痔の症状に使われることも。よもぎはお灸の原料としても使われており、身体の不要な湿気を除き、気や血の巡りをよくすると言われています。蒸気により身体が温められ、体温が上がることで免疫機能の向上が期待できることから、花粉症などのアレルギー体質改善にもなるそうです。また、よもぎ特有の香りにはリラックス効果も。よもぎ蒸しをすると赤ちゃんを授かりやすくなり、お産も軽くなることから、助産院によってはよもぎ蒸しを取り入れているところもあるのだそうです。

 

施術中スマートフォンを触るのは禁止。何もせずただボーッとしていることでデジタルデトックスになり、脳をリラックスさせ、思考の整理ができるそうです。

 

ペアでの施術ならおしゃべりはOK。夫婦やカップル、友人同士だとおしゃべりに夢中になっているうちに終了時間が来てしまうそうです。普段、家であまり会話のない母娘でもここに来ると施術中は何もすることがないので話をする糸口になるのだとか。

 

蒸されている時の気持ちは肉まん、シュウマイ、小籠包といったところでしょうか。汗をかいてポカポカになったところで施術終了です。汗はタオルで拭くだけで、施術後3時間位はこのままよもぎ蒸気の成分を身体に吸収させると効果が高いそうです。汗はサラッとしており、よもぎのいい香りがするので不快ではありません。

施術後に使用した壺の中身を見せてくれました。人によって水の減り方や濁り具合が違っているそうです。人体の老廃物の除去は便によるものが75%、尿が20%、汗が3%、髪・爪が2%だそうで、よもぎ蒸しは老廃物を汗として取り除き身体の不調を調えるもの。壺の中身を毎回確認することで自分の体調の変化が見て取れるそうです。

 

古田さんはよもぎ蒸し仲間と一緒に93日間毎日欠かさずよもぎ蒸しをする「93日チャレンジ」というのをしているそうです。人間の細胞が完全に入れ替わるのに約3ヶ月かかると言われており、その3ヶ月間集中的にデトックスして身体の変化を観察しようというもの。チャレンジ中はお互いに壺の写真を見せあい、報告をしつつお互いにサボってしまわないよう励まし合うそうです。

よもぎ蒸しサロンを始めたきっかけについて伺いました

「足蒸しコース」の場合はこんな感じ。生理中や妊娠中など、全身蒸しができないときに足蒸しコースを選択するそうです。

 

古田さんには4人のお子さんがおり、3人は既に独立しているそう。現在会社員としてフルタイム勤務の傍ら「くるむ」を経営しています。そんな古田さんにご自身の体験談を聞かせていただきました。

 

古田さんは長らく月経不順、生理痛、PMS(月経前症候群)、全身のだるさなどに悩まされており、婦人科に通院していました。朝起きるのも辛く、通勤途中で何度も倒れたことがあるそうです。また、低気圧による偏頭痛もありました。これほど身体が辛くても、これといった決め手になる治療法もなく、ただただ毎日をなんとかやり過ごすしかない。東洋医学では、こうした病気とは看做されないけれど心身に不調がある状態を「未病」というそうです。

 

そんなある日、たまたま訪れた大阪のよもぎ蒸しサロンで「これは!」という感触を得たそうです。それが黄土漢方よもぎ蒸しメーカーAsucaの商品を扱うサロンでした。Asucaは日本に惚れ込んだ韓国人の文(むん)さんという方が、黄土漢方よもぎ蒸しを日本に広めるため日本で設立した、日本初のよもぎ蒸しメーカーなのだそうです。商品の製造は韓国で行っていますが、輸入と在庫管理、メンテナンスなどの一切をAsukaが行っているそうです。高いお金を払って何度もサロンに通うくらいならと、半年後にはよもぎ蒸しの道具一式を購入。仕事の合間に自宅で手軽にできることから、よもぎ蒸しアドバイザーの資格も取得し、マンションの名義も自宅から自宅兼事務所に変更。あっという間に開業にまでこぎつけました。以来約1年間の間に顧客を順調に増やし、会社員とサロン経営の二足のわらじから、近いうちにはサロン経営一本に絞る予定だそうです。

くるむではよもぎ蒸し関連商品の販売もしています。こちらはよもぎの浴用剤とオーガニックホホバオイル。

これは除菌・消臭スプレー。間伐材から抽出された精油、35種類以上の草木から抽出された植物性のエキスを使用しており、合成香料のニオイが苦手な人でも安心して使えるそうです。

 

古田さんは自宅サロン経営をしながら仲間の開業のお手伝いをしたり、同業者との定期的な勉強会にも参加しています。「会社員とは違って全てを自分で決定することができる自営業は面白い反面、初めてでわからないこともたくさんあります。勉強会ではサロン経営や接客の知識や悩みを共有し、解決方法を教え合ったりできるのでとても楽しく心強いです」

 

古田さんは保育士の資格も持っていて、育児の相談も大歓迎だそうです。女性特有の心身の悩みってなかなか相談できる場所がなくて困っている人も多いんじゃないでしょうか?「黄土漢方よもぎ蒸しサロンくるむ」さんならそんな女性の悩みにもきっと答えてくれるだろうなと思いました。よもぎ蒸しが気になった方は是非くるむさんを訪ねてみてください。古田さんのお話と笑顔にホッとしますよ。

 

この日はやまさん、1日中身体がポカポカ、身体からもよもぎの香りがして気持ち良かったです。

黄土漢方よもぎ蒸しサロンくるむ(kurumou) 店舗情報

黄土漢方よもぎ蒸しサロンくるむ(kurumou)

アドレス:西宮市鳴尾町1丁目14-2ウエハチビル401

電話:090-1954-1892

ホットペッパービューティー

インスタグラム

※要予約

メニュー(全身蒸し・足蒸し共通)

【初回】 3,500円

【通常】 4,500円

【初回】 ペア蒸し 7,000円(1人3,500円)

【通常】 ペア蒸し 9,000円(1人4,500円)

ご新規様ご一緒の時は7,000円(1人3,500円)になります。

回数券

【4回券】 16,000(1回4,000円)

【8回券】 28,000(1回3,500円)

【三日蒸し券】10,000(1回約3,300円)

 

 

文/チアフルライター やまさん

やまさんの過去の記事はこちら

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