人気コミックス「キングダム」の魅力満載
こんにちは！美術館博物館、漫画・アニメ・歴史担当、チアフルライターの甲斐千代子です」
累計発行部数9200万部を突破、古代中国を舞台にした人気コミックス『キングダム』の原画などを展示する『キングダム展 ―信―』が大阪梅田のグランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタルで開催中です。
『キングダム』は原作原泰久。「週刊ヤングジャンプ」（集英社）にて2006年9月号より連載開始、圧倒的な人気を誇り、2013年には第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しています。TVアニメや実写映画も大ヒット、まさに、熱い！熱い作品なんです。
最初に迎えてくれるのは穏やかにさえ感じられるシーン。
そして、その次には… あ！信だあ！隣には、あああ… （涙） 詳細は会場でお確かめください。
さあ、涙を振り払って、『キングダム』の世界へ、その先に待つものは！
名場面だらけの作品の中から選りすぐりのシーンを！
『キングダム』の舞台は、紀元前、七つの国が覇権を争っていた春秋戦国時代の中国。
下僕の身から武功を重ねて出世していく秦国の青年・信（しん）と、後に始皇帝となり中国史上初めて天下統一を成し遂げた秦王の政（せい）ら若者たちが、乱世を生き抜いて新しい時代に踏み出そうとする物語です。
展示額数は約270点、原画枚数は約400枚、そこには展覧会書下ろし20点が含まれます。
物語の始まりを第0章とし、蛇甘平原の戦い、馬陽防衛戦など13の章と、エンディングで構成されています。
と言いつつ、ストーリーについては、ここでは深く語りません。
『キングダム』ファンのみなさんならすでにご存じの情報。そして、まだ『キングダム』を未体験のみなさんには、本展覧会をきっかけに原作とじっくり向かい合って欲しいから。
事前情報がある人も無い人も、会場の展示をたどることで『キングダム』の世界に引き込まれること間違いなしです。
大阪会場のために書き下ろされた大作！
本展は、展示会場が2カ所に分かれています。
第2会場は4階のナレッジシアター。
そこには！馬に乗った信の姿が！縦約3mのこの墨絵は大阪会場のために書き下ろされた作品です。（なんとこの作品は写真撮影可能です）
他にもカラー原画や、ネーム（漫画を制作する際にコマ割りやストーリーの方向性を示した、設計図のようなもの）やラフスケッチなど貴重なアイテムが展示されています。
来場者特典＆毎週水曜日は「山の民ウエンズデー」
本展来場者特典はオリジナルの卓上カレンダー（2023年仕様）そして！会期中の毎週水曜日（11月23日・祝は除く）には、「山の民ウエンズデーチケット」を持参すると、特典として山の民のお面、楊端和、バジオウ、タジフの3種のうちいずれか1枚をプレゼント。詳細は公式HPで。
ちなみに、フォトスポットも「山の民ウエンズデー」ですぞ。お面をかぶって記念撮影なんて、いかがでしょうか？
グッズとコラボメニュー
展覧会を楽しんだ後、思い出は形にして持ち帰りたいもの。『キングダム展』を丸ごと持ち帰りたい方には「公式ビジュアルブック」がおすすめです。他にもクリアファイル、ステッカー、ペーパーナイフなど、グッズも充実。複製原稿も販売されていましたよ。
さらに、会場入り口に隣接するカフェラボではコラボメニューも登場。オムライスにパスタ、パフェにドリンクと、充実のラインナップ！レベル高いです！「キングダム」の世界を味わってみてはいかがでしょうか。
『キングダム展 ―信―』 12月11日（日）まで
『キングダム展 ―信―』
会場：グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル
第1会場=B1階イベントラボ
第2会場=4階ナレッジシアター
会期：2022年12月11日（日）まで
会館時間：平日：午前11:00～午後8:00
土日祝：午前10:00～午後7:00 ※入場は閉場の30分前まで
文／チアフルライター 甲斐千代子
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