沿線お役立ちコラム

笑いの保育わくわくが選ぶ!絵本選抜総選挙 2022.10月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
10月号では、今年で6回目を迎える絵本選抜総選挙をお届けします。
保育のプロが選んだ絵本からママたちのおススメ絵本までジャンルは様々。
とっておきの絵本を紹介します。

【どうぶつ部門 -講師のひさちゃんオススメ絵本-】

絵本の題名「ねこはるすばん」
作:町田 尚子
 
わくわく組のみなさんお久しぶりです!ひさちゃんです。
わが家に生後3ヶ月の保護猫が2匹やってきました。
現在6ヶ月なりわんぱくざかり、毎日家ではハードな運動会を繰り広げています。
そんな時見つけた町田尚子さんの「ねこはるすばん」。
こんな猫の世界が実際にあったらおもしろいな〜という絵本です。
人間が出かけた後のんびりお昼寝でもするかと思っていたら…
猫はタンスの奥へ入りなにやらゴソゴソ。タンスの中身を出していたずらをしているのかと思いきや、実はタンスの奥は猫の世界へと通ずる秘密のルートだったのです!
猫はまるで人間のように2本足で歩きだし人間が知らない世界で満喫しているのです。
何をしているのかは読んでからのお楽しみ…!

猫の裏の顔がとても面白く絵描かれているおとなもこどもも楽しめる絵本です。
ぜひ親子で読んでみてください。

【とにかく心に響く部門 -ちづちゃん&このちゃんオススメ絵本-】

絵本の題名「大きな木」
作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:村上春樹
 
愛が詰まった絵本の代表作でロングセラーの一冊です。読んだことがあるママパパも多いかもしれませんね。
男の子が1本の木と共に成長していくお話です。『愛』を考えたり、語るきっかけになる絵本です。
シンプルですが何度読んでも飽きさせないストーリー。挿絵は全て白黒ですが、様々な場面で色味を感じる不思議な感覚になります。
読み終えたとき、木が男の子に与える無償の愛が心に染みることはまちがいありません。
木の気持ちになったり男の子の気持ちになったり…違う視点に立つと様々な感情が見えてくるので、
お子さんも成長するにつれ、この絵本から受け取る印象や想いなどが変わってくると思います。
折に触れて繰り返し親子で読みたいそんな一冊です。

【ママたち投票部門】

笑いの保育わくわくの習いごと【おやこ移動ほいくえん®】に参加しているママたちに初めて読み聞かせした絵本を教えてもらいました!
 
絵本の題名「しろくまちゃんのホットケーキ」2票
①何度も読んで読んでと持ってきます。
②妊娠中からこの本は絶対買おうと決めてました。
 
絵本の題名「だるまさんが」2票
作:かがくい ひろし
定番のだるまさんシリーズです。
①どれが子供を惹きつける要素なのか、まだ私の中で解明できていませんが、とても面白いようで、何度も何度も1人で声に出したり動いたりして読んでいます。
私はページをめくる係です。
②こどもの笑顔が出始めたころに読みました。泣いてた子どもも泣き止みケタケタ笑ってました。
だるまさんシリーズおもしろいです。
 
絵本の題名「もいもい」1票
作:市原 淳 
監修:開 一夫 
遠方の友達からのプレゼントで、読んでる時の反応が愛らしかったです。
 
絵本の題名「じゃあじゃあびりびり」1票
作:まついのりこ
プレゼントで頂いた本ですが、色の鮮やかさと音の変化に目を丸くして聞いていたのを今でも覚えています。
 
絵本の題名「やさしいライオン」1票
作・絵:やなせたかし
絵が優しく、色がハッキリしているので、赤ちゃんでも見てくれる。内容はとても悲しく切ないが愛を感じ、大きくなってからも読み聞かせするのにとても良い。
 
絵本の題名「おつきさまこんばんは」1票
作:林明子
保育士をしている従妹からオススメでもらったもので、赤ちゃんの頃からおつきさまの顔をじっと見るのが好きで今でもお気に入りの一冊です。
 
絵本の題名「くっついた」1票
作:三浦太郎
◯◯と◯◯がくっついたの繰り返しがわかりやすく、最後に親子3人でくっつくという家族のスキンシップを取りたくて買いました。
2ヶ月の時に買いましたが、簡単な絵なので、じーっとよく見ていたような気がするし、今(1歳10ヶ月)でもお気に入りです!
 
こどもに読む初めての絵本。
どうして手にとったのか、たくさんの愛情いっぱいのエピソードに心がほっこりしますね。みんな手にとってみたい絵本ばかりです。読書の秋楽しんでくださいね。

一おとなもこどももみんなみんなわくわく一
 
次号もどうぞお楽しみに!