7月号では【いつもの夏より倍楽しむ!】がテーマ。
今年の夏を思いっきり楽しむための方法をご紹介します。
倍遊んで倍楽しむ!
笑いの保育わくわくがおすすめする今年の遊びのキーワードは"倍"!
園では用意する量がとにかく多くて友達もたくさんいるので、
家とはまた違った楽しさが生まれ、遊びも自然とダイナミックになります。
ということで、園のように!とまではいかなくとも"倍"
をキーワードに楽しくなる遊びを紹介します
①高く飛ばそうシャボン玉!
最近は店頭でも電動式のシャボン玉マシーンを見かけることが増えました。
そこで普段よりも倍のシャボン玉液と電動式のシャボン玉マシーンを用意して、
シャボン玉を空に飛ばしましょう。
可愛い写真が撮れるだけでなく、シャボン玉に立ち向かい、
たたいて全てを消そうとするお子さんの勇姿を見られること間違いなしです。
②濡れない!楽しさ満点!
夏になるとベランダや庭でプール遊びをするご家庭も多いですよね。
でも、室内で、しかも水を張って遊ぶより倍以上のボリュームになる遊びがあるんです!
【用意するもの】
ビニールプール(こども1-2人用)、すずらんテープ2個、ハサミ、45L程度のビニール袋(片付け用)
1.ロール状になっているすずらんテープを全て引っ張り出す
↓
2.ハサミでこどもの首に巻きつかない長さに切る
↓
3.ビニールプールへ全部いれる
↓
完成!
すずらんテープ1個だけでも良いのですが、倍の2個あるとさらにボリュームアップ!
水色のすずらんテープはまるで水のよう!
白色のすずらんテープはひんやり雪みたい!
手にたくさんもって空中に散らすだけで、大はしゃぎ。泳ぐ真似も楽しいですし、
ビニール袋に詰めて、バサバサーとこどもにかけても面白いです。
片付けも「巨大なボールを作るよー!よーいどん!」
と競争するとあっという間。
ビニール袋に全て入れた後は乗って遊んだりもできます。
ちなみにご家庭で1回作ると2-3回は遊べますよ!
園ではビニールプールの代わりに段ボールを用意して部屋全体を使って遊びましたが
温泉みたい!プールみたい!と大喜びでした。
最後に巨大なボールがあちこちにできあがると、積み重ねたり、ソファーがわりにリラックスしている子もいました。
家でも簡単な倍遊び。
ちなみにおでかけ編としては
遊びに行くときの探し方を
"倍以上"をイメージして調べるのもおすすめです!
普段行く公園より倍以上に長い滑り台やブランコ、巨大生物や植物などいろんな切り口があります。
暑い時期こそ倍楽しく過ごしてくださいね!
作って食べて楽しい巨大レシピ
いつもの食事も倍楽しむためにサイズを巨大にしてみてはいかがでしょうか。おすすめ①巨大ハンバーグ
いつもはハンバーグを手のひらサイズに丸めて焼いていますが…
おっきな1つの巨大ハンバーグを作ってみるのどうでしょう。
実は巨大ハンバーグは洗い物も減らせて一石二鳥なんです!
フライパンに材料を全て入れ、こぼれないよう丁寧にしっかり混ぜます。
フライパンにしっかり敷き詰め、厚さを均等にした後中火で焼いていきます。
火が通れば出来上がり!
ボリューム満点の巨大ハンバーグにこどもたちも大興奮。
きっといつもより食欲が増すのではないでしょうか。
おすすめ②巨大プリン
通常プリンを作る時、材料を混ぜてカップに流し込みますが、
ここではステンレスやガラスのボールを使いましょう。
一気に流し込み、そのまま冷蔵庫へ。1〜2時間で出来上がり!
夏の暑い時期にぴったりのデザートです。
お好みでカラメルソースを作ってもほろ苦く美味しいプリンができますね。
牛乳を混ぜるだけで簡単にできるプリンの素などもスーパーで売っているのでそれを活用してもいいですね。
他にもゼリー、牛乳寒天、杏仁豆腐など、巨大なひんやり巨大デザートを親子で挑戦してみてくださいね。
番外編
巨大レシピではありませんが、ホールケーキを切らずにそのまま食べるのもわくわくします。
こどもの頃一度はやってみたい願望があったママとパパも多いはず!
家族でホールケーキを囲んでフォークを持って「せーの!」で直接食べちゃおう!
なんて贅沢な食べ方なんでしょう!
想像すると倍楽しめるオススメ絵本
『きょだいな きょだいな』作:長谷川 摂子
絵:降矢 なな
1988年に月刊誌「こどものとも」に掲載され、1994年に出版されたロングセラー。
巨大なピアノ、巨大な石けん、巨大な扇風機など日常生活にあるものが巨大化して描かれています。
巨大なものとおもいっきりあそび始める100人のこどもたちには驚くようなことが起こります。
読んでいる側の好奇心もくすぐる絵本になっています。
なかでも ちょっと面白いのが巨大な電話。ここでは昔ながらの黒電話が登場します。
現代っ子は携帯やスマートフォンで育ってきているので黒電話を知らないこどもたちがたくさんいます。
園で読んだ時も
「これって電話?」
「おじいちゃんの家にある!」
と黒電話について盛り上がりました。
リズミカルな言葉でおとなもこどもも暗唱してしまうほど楽しい絵本。
読んだ後は絵本の中には出てこなかった日常生活の中にあるものを巨大化してみたり、
それでどうやって遊んだら面白いかなど、想像力を膨らませて親子で話すと絵本を倍楽しめますよ。
次号もどうぞお楽しみに!