沿線お役立ちコラム

「ココスキ」とフリーランスと私 「ココスキって何?展」参加レポート

「ココスキって何?展」が6月17日 尼崎で開催

こんにちは。チアフルライターのクニコ2000です。

6月17日、阪神尼崎駅南にある「開明庁舎のイベントスペース」で、「ココスキって何?展」が開催されました。

チラシを持って写真に写っている方が、このイベントを主催したココスキの坂本恵利子さんです。

 

チラシには、「ココスキにはフリーランスが集結」と、あります。

 

ココスキっていったい何なのか?

フリーランスでのお仕事とは?

フリーランスで仕事を始めた私。お仕事やキャリアップで悩み中。私の悩みは「ココスキって何?展」で解決できるのでしょうか?

フリーランスとしての私

最初に私の経歴について、少しだけお付き合いください。

2016年末に長く勤めていた会社を辞めて、その後、派遣や契約社員で事務仕事をしていました。事務経験しかない私には、そんなお仕事しかできないと思ったからです。

 

コロナ禍のおかげ(?)もあって、2020年の夏より、会社勤めのスタイルを辞めて完全在宅でフリーランスでお仕事をすることになりました。

今までの経験が役立つかなと、「ライター」や「Webマーケティング」のお仕事を探した結果…

Zoomやチャットワークを活用して、関西だけでなく、東京や鳥取県の会社ともお仕事をすることに。

 

もうすぐ3年目になるフリーランス。だんだん不安と物足りなさを感じてきました。

キャリアアップがしたいし、リアルでいろいろな人と絡みたい。

 

私にできるのは、これが限界?そう悩んでいたときに、「ココスキ」の取材をさせていただくことになったのです。

 

写真は、会場横の「なないろカフェ」でPCを開く私。

会社員時代にはそれほど大切ではなかった自宅のPCですが、今は命の次に大切なもの。

カフェでお仕事なんて、フリーランスらしくなってきたような…

ココスキって何?

ココスキは、坂本さんがつくったクリエイターズチーム。

 

坂本さんは二人のお子さんを抱えてフリーランスで仕事をしていましたが、子どもや家庭の用事で仕事の量を減らさないといけないこともたくさんありました。フリーランスとして一人でやっていくのは限界がある、だからそれぞれの分野で活動する仲間を集めて、お仕事を自分たちでつくっていく、そんな活動をするために、ココスキという組織を作ったそうです。

 

コアメンバーのほとんどが30~40代前半です。「この年代は子育てと仕事の両立がたいへんな時期。自分が大変だったのもあるし、応援したい」と、坂本さん。

 

ライター、フォトグラファー、デザイナー、企画プランナーなどがコアメンバーとなっています。

コアメンバー以外にもパートナーとして登録されている人もたくさんおられます。それぞれの仕事やプロジェクトに合わせてメンバーを集めてお仕事をするそうです。

 

ココスキは、メンバーが現在全員女性です。女性目線を活かし、関西を中心にお仕事を作って、そしてお仕事やプロジェクトに合わせてメンバーをつくり、お仕事を進めていきます。

 

阪神電車のお仕事もしていますよ。

坂本さんの魅力

会場に入ったら、ちょうど第一部の補助金に関するトークショーが始まったところでした。前方でマイクを握って司会をしている坂本さん。

 

お会いするまでは、肝っ玉母ちゃんのようなイメージを持っていましたが、実際お会いしてみると、物腰柔らかなチャーミングな女性でした。

 

会場には次々といろいろな方が訪れます。フリーランスとして活動し悩みを抱える人。ココスキとお取引のあるクライアントさん、坂本さんのまわりにはいろいろな人が絶え間なく集まってきます。

 

「ココスキは、どうやってお仕事を探しているのですか?」と、坂本さんに質問を投げかけたら、「クライアントさんからお声がけいただくのです」と。

営業のようなことは、特にしていないそうです。活動を通じて、お仕事が広がっていくとのこと。

 

会場で、そんな坂本さんの人がらを垣間見た出来事がありました。

トークショーが始まってから会場に入ったので、私の分の資料が残っていませんでした。仕方がないのでスクリーンに投影される資料をぱちぱち撮影していました。

 

司会をしている坂本さん。さっと気づいて、別の場所に保管してあった資料を私に届けてくれたのです。

この気配りが、人やお仕事を引き付けているのだろうなと思いました。

ココスキのお仕事って?

第二部のトークショーでは、実際にチームで携わったお仕事にフォーカス。

清川株式会社の西村さん(写真右)が開発した洗濯補助商品(洗濯機にポンと入れるだけで4つの鉱石が、汚れや臭いを除去。環境にも配慮した商品)についてのお話です。

西村さんは開発したものの、この商品をどうやって売っていたらよいのかわからず、ココスキに相談しました。

上の「粒太郎」が開発当初の製品。ココスキがデザインしたら、下の「Ponto」に。かわいいイラストの箱もあって、なんだか買いたくなります。

 

洗濯に使う商品なので、購入するほとんどが女性。だから女性がほしくなる企画を考えたそうです。

 

パッケージ案や商品名も複数提案し、実際にモニターにつかってもらい感想を反映する… 

企業で行う商品企画を、ココスキのフリーランス集団が行ったのです。

 

一人ではここまでできないけれど、それぞれの分野のプロがあつまると相乗効果でとてもビッグな仕事になる!

 

このPontoのカタログには、使った方の感想もいろいろ書かれているので、営業マンがこのカタログを取引先に手渡すだけで、営業できるそうです。

現在、販売ルートも決まり、これから市場にたくさん出ていく予定。私もさっそく購入しましたよ。

フリーランスとして働く

展示ブースには、ココスキの成果物がたくさん展示されています。

女性目線のかわいいチラシから、力強いイメージの製造業のカタログなど、いろいろなデザインが目に入ります。

 

一人ではできることは限られているけれど、チームとしてメンバーそれぞれの強みを活かすことで、新しい可能性が広がる。肩肘はっていないのに、したたかに仕事をひろげている!

 

私の向かうべき方向が少し見えたような気がしました。

 

フリーランスのお仕事に悩むようになってから、坂本さんをはじめ素敵な女性の経営者とお会いすることが増えました。

私もココスキのように、素敵なご縁を引き寄せる力を持ちたい。

そう思った瞬間、会場で以前お仕事をいただいた方に再会し、新しいオファーをいただきました。これは、ココスキのパワーかも!

ココスキについて

 

ココスキに興味がある人も、イベントに参加したい人も、仕事を頼みたい人も、公式ホームページをチェックしてみてくださいね。 

 

ココスキ 公式サイト

 

文/チアフルライター クニコ2000

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