こんにちは!美術館・博物館・天文担当のチアフルライター甲斐千代子です。星のソムリエⓇ星空案内人でもあります。
宇宙と神話の世界をテーマに創作活動を続けるアーティスト KAGAYAさんの写真展が、神戸三宮の新感覚水族館 アトアで開催中です。
KAGAYAさんは宇宙にまつわるいくつもの顔を持っています。
まずは、CG作家。コンピューター上で絵画制作を行う「デジタルペインティング」の世界的先駆者で、宇宙と神話の世界をテーマにした作品を手掛けています。
次に、プラネタリウム映像クリエーター。代表作は2006年に公開された作品「銀河鉄道の夜」。国内だけでなく欧米やアジアなど累計100を超えるプラネタリウムで上映され、観客総動員数は100万人を突破し現在も記録更新中です。
そして星景写真家。世界各地を飛び回り、移り行く夜空の、最も美しいその一瞬をカメラにおさめています。
実は、甲斐、KAGAYAさんとお仕事をしたことがあります。
2017年秋に京都・法輪寺で開かれたイベント「宙フェス2017」のステージでご一緒しました。
ステージの合間には愛用のカメラをもって会場内を散策するKAGAYAさん。イベント参加者は「え?KAGAYAさん?」とびっくりしつつも思わず話しかけるその人に、笑顔で対応するなど、KAGAYAさんは優しいジェントルマンなんです!
そのKAGAYAさんの写真展、行かねば!ということで、いざ!いざ!!アトアへGO!
星景写真と惑星水槽とのコラボ
会場は、アトア3階にある、PLANETS の展示スペース。生命の起源を感じさせる「奇跡の惑星」をイメージし、宇宙や深海を表現した空間には、惑星にみたてた半球状の水槽が並んでいます。水槽を取り囲むように展示された作品は40点。アトアのコンセプトや展示スペースの雰囲気をもとに、KAGAYAさん自身がセレクトした作品です。
アトア担当者からのメッセージ
「KAGAYA氏の撮影された神秘的な星空や水辺の写真はPLANETS(プラネッツ)の空間演出と親和性があり、自然や生きものへの興味を持っていただけるきっかけづくりになると思い企画いたしました。無数のスターライトに包まれながら、神秘的な自然とのつながりに想いを馳せてみてください」
新感覚! 都市型水族館 アトア
アトアは、昨年10月、神戸三宮にオープン。
生きものが暮らす空間と、光、音、映像や舞台芸術などのデジタルアートを融合させた「五感で感じる劇場型アクアリウム」です。
「はじまりの洞窟」「生命のゆらぎ」「空辺の庭」など8つのゾーンで構成され、テーマに沿った展示と空間演出がなされています。出会える生きものは約100種類の約3000点!
(私の好きなチンアナゴもいました)
動物のお尻のニオイを嗅ぐがことできたり(お尻の写真がプリティ)、仲睦まじいコツメカワウソのカップルの姿に癒されたり、お散歩するアルダブラゾウガメと遭遇したり、ここでしかできない体験もたくさん!
屋上には展望台もあり、神戸の海や街並みを一望できます。
さらに、アトアの建物1階にはフードホールもありますよ~。
世界各地の美しい星空写真を眺めながら宇宙へと思いをはせる。
写真から視線を降ろすと、生きものが集う水槽が目に入る。
そこでふと気づく。私たちの住む地球は様々な生きものに満ち溢れる、まさに「奇跡の星」だと。改めて実感するこの想い。
宇宙と地球の生きものの競演、是非ご堪能ください。
『KAGAYA写真展 星空の世界』
会場:AQUARIUM×ART átoa(アトア) 3階 PLANETS
会期:7月18日(月)まで
観覧料:無料 ※アトア入館料が必要です。
文/チアフルライター 甲斐千代子
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