沿線お役立ちコラム

気分があがる!雨の日子育て 2022.5月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
もうすぐ梅雨の季節が到来!5月号では外遊びが難しくなる時期に押さえておきたい!雨の日・雨上がりを楽しく過ごす方法をご紹介します。

限定!雨上がりの遊び 

雨が上がると公園には水たまりがたくさんできますよね。
そこで雨上がり限定!遊びのチャンス!

思いっきり水たまりを楽しみましょう。
担任をしていた頃、雨が上がった!とわかるとみんな大喜びで長靴をはいて外に飛び出して遊んでいました。
水たまりにはこどもを惹きつける魅力いっぱいの遊びの素材があり、実に様々な遊び方で楽しんでいました。

例えば
水たまりをじーっと眺めて
空が映ったり自分の顔が映ったりするのを鏡みたい!と楽しむ姿もありました。

手や木の枝やシャベルでグルグルと水たまりをかき混ぜると特大なカフェオレに大変身。
そこからおままごとが始まってジュース屋さんがオープンすることもありました。 

シャベルを使って水たまりから道を作るこどもたちもいて
自分が作った道に水が流れていく様子に歓声があがることもありました。

水たまりへのジャンプももちろん大人気!
きっと、とんでもなく汚れるだろうと想定して事前に着替えやタオルを用意しているので
どろんこびちゃびちゃになってもOK!
なんなら長靴もびしょびしょになってもOK!
ということで遠慮なく飛び込む子も続出でした。
ジャンプしすぎてそのまま転んでしまい、
「うわー!ずぶ濡れだー!」とみんなで大笑い。
そこまでくると全身濡れることが面白くなって率先して転んでずぶ濡れになる子も。

雨上がりの水たまり遊びは、遊び方も楽しみ方もみんなそれぞれで、こどもたちの好奇心をくすぐる遊びの1つです。

このコラムを読んでいるママパパにも
ぜひ紹介した遊びのいくつか挑戦してもらいたいのですが
まずはこどもたちよりも先にママパパが水たまりに入って
はしゃいじゃうのもいいかもしれません。

お子さんはそんなママパパの予想外の行動にびっくりすると思いますが、
きっとその後にはいい笑顔が見られると思いますよ。

雨の日のピクニック

雨の日が続くと外で遊べない日が続いて気持ちもどんより。
そんな時に幼稚園・保育園でよく行われる遊びが「ピクニックごっこ」。
レジャーシートを保育室で広げてゲームをしたり、給食を食べたり、おやつを食べたり。
いつもと同じ保育室がレジャーシートを敷くだけでこどもたちのテンションが上がります。
こどもたちが自分たちの持ってきたレジャーシートを使うこともあれば、園にある大きなレジャーシート1枚の上にクラス全員が座ることもあり、その時々の雰囲気に合わせて先生はこどもたちが楽しい空間を作り出しています。

幼稚園・保育園でおすすめの「ピクニックごっこ」を雨の日のアクティビティの1つとして
ぜひご家庭でも試してみてください。

〜いつものランチ時間に〜
お弁当箱におかずを詰めて水筒にお茶をいれてレジャーシートを敷いて食べるだけで雨の日のランチタイムが楽しくなりますよ。
いつもと違う雰囲気なのでもしかすると苦手なお野菜も食べられちゃうかも!?

〜いつものおやつ時間に〜
おやつの時間にピクニックごっこも楽しいですよ。
ラムネやクッキーなどの市販のお菓子をお弁当箱に詰めるだけでもよし!
時間がある時はホットケーキを焼いたり、クッキーを作ったりクッキングした後にお弁当箱やタッパーに詰めるでもよし!
楽しいおやつ時間を過ごしてくださいね。

雨の日にオススメ絵本

乳児さん向け
『かさ』
作:松野 正子
絵:原田 治

雨の日に傘をさしてお出かけしたくなる一冊です。赤い傘、黄色い傘、色々な傘がテンポ良くでてきます。
絵本に出てくる言葉が韻を踏んでいるので、
読んでいる側も聞いている側もリズム感の心地よさを感じることができますよ。

最後のページではこどもの優しい一面を見ることができほっこりした気持ちになる絵本です。


幼児さん向け 
『ぞうくんのあめふりさんぽ』
作・絵:なかの ひろたか

人気絵本「ぞうくんのさんぽ」の続編です。

きょうは あめふり。
ぞうくんは ごきげん。 

このフレーズでお話が始まります。
おとな目線だと「あめふり」は濡れるし嫌だなぁ…お洗濯が乾かないなぁ…と思ってしまいますが、
ぞうくんは「あめふり」でもごきげん。
確かにこども目線だと晴れの日も雨の日も関係なくお散歩は楽しいもの。

この絵本を読んだら、雨の日のお散歩も悪くないかも…こどもと一緒に傘さして、長靴履いてお散歩してみようかな
という気持ちになりますよ。

登場する動物たちがぞうくんを助けてあげる姿もとっても素敵で温かくなる絵本です。
そして最後には…あらら…きっと大盛り上がりまちがいなし!
一おとなもこどももみんなみんなわくわく一

次号もどうぞお楽しみに!