沿線お役立ちコラム

知って安心 慣らし保育 2022.3月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
3月号では【4月から始まる新生活】がテーマ。
保育園、幼稚園ではどのように慣らし保育を進めていくかをご紹介します。

慣らし保育の舞台裏!

4月のおよそ1ヶ月は慣らし保育をします。
保育園への登園時間は9:30まで
幼稚園への登園時間は徒歩やバス通園を含めると9:00-10:00まで
という園が一般的です。

 登園後の主な活動は保育園・幼稚園ともに
・自由に遊ぶ時間
・朝の会
・みんなと過ごす時間
・帰りの会
というのが基本的な流れです。(保育園はママやパパ達の就業時間の兼ね合いで家庭ごとに柔軟に時間や中身が変わります) 
まず自由に遊ぶ時間ですが、初めての場所に不安がいっぱいで、
泣いてしまったり、泣き疲れて寝ちゃったりする姿が多いです。
そこで気持ちを落ち着かせる時間として先生たちもおおらかな気持ちでこどもたちを受け止めています。
また園によってお手伝いで年長さんのお兄さんやお姉さんがきてくれるところもあります。これまで友達や先生にされて嬉しかった言葉や関わり方をこどもたちなりに考えて接している姿はまるで小さな先生です。

朝の会に入るとそこからはみんなと過ごす時間へ変わっていきます。
名前を呼ばれたら返事をすることや、歌を歌ったり絵本を読んだり、
実はみんなと一緒に同じ空間にいる心地よさを自然と受け入れられるようになっているんです。
普段家庭では見たことがない姿(ママやパパと離れるのが嫌で泣いたり、ぐずったり)
に最初は心を痛めるかと思いますが、通っている間にだんだんこどもたちは落ち着き、楽しく通い始める姿が増えていきます。
そうなってくると成長が嬉しくもある反面、ちょっぴり切ない親心にきっと変わりますよ。

この4月は新しい生活リズムにママやパパも不安な気持ちになりますが
まずはママとパパが
【がんばりすぎずに過ごす!】
【慣らし保育が終わる頃には笑顔でいってらっしゃい!】
が言えれば、慣らし保育は大成功です!

お子さんにはママやパパに加えて、先生たちそして頼りになるお兄さんお姉さんたちが待っています!
これからは家庭でも園でも一緒にたくさんのわくわくを作ってもっと子育てを楽しんでくださいね!

新生活を迎えるみんなへオススメ絵本

『どっちが ほんと』
作:たにしんすけ
絵:かどたりつこ

今日は幼稚園に登園する初めての日。
ママたちに見送られてかずくんとまりちゃんは幼稚園バスに乗ります。
トンネルを抜けるとバスに2人のこどもが乗ってきました。
でもよく見ると…2人のこどもはかずくん、まりちゃんにそっくり!?
続きは読んでからのお楽しみ。

ドキドキでちょっぴり不安な初めての登園。
そんな日をおちゃめなストーリーで描いている1冊です。
バスの中での様子や、園庭で遊ぶ様子も絵描かれていて園生活をイメージしやすくしてくれる絵本です。
ぜひ4月からの新生活の前に家族で読んでみてくださいね。
初めての環境に戸惑ったりとみんな不安な時期になりますが、
この絵本を読んだらきっと不安な気持ちよりもウキウキする気持ちのほうが大きくなりますよ。

わくわく組のみんなへ

わくわく組の保護者のみなさん。
いつも『わくわく保育だより』を読んでいただきありがとうございます。
この『わくわく保育だより』、来年度はいよいよ5年目に突入します!

担任のちづちゃんこのちゃんの保育経験や実話を交えながら、
わくわく組のみなさんの子育てがさらに楽しくなることを願い毎回執筆しています。

今後も季節のあそびや絵本等、たくさんの保育情報を発信していきたいと思います。
『わくわく保育だより』をこれからもよろしくお願いいたします。
一おとなもこどももみんなみんなわくわく一
来年度もどうぞお楽しみに!担任のちづちゃん&このちゃんでした!