六甲山で気功
こんにちは。チアフルライターのクニコ2000です。
先日、六甲山で気功を学びました。
六甲山大学の『気功生活』のススメという講座です。
(※六甲山大学についてはコラムの最後でご紹介します)
今回の開催場所でもある「六甲アウトドアステーション フォトン」のオーナーである関口さん(写真中央)に誘われたのがきっかけです。
気功って何?健康になるの?強くなれるの?
好奇心がさわぎます。
ランチをはさんで5時間の講義。参加者は、私を含め占い師さん、画家さん、コロナの後遺症悩む方など6人。
たくさんの引き出しを持った先生
講師は、気功研究家の中村康弘先生です。
中村先生が気功に興味を持ったのは、経営者だった頃、運を引き寄せたり、人間関係を良くしたりしたいと思ったからだそうです。
講座の前に、先生から「気って何かわかる?」と質問がありましたが、みんな首をかしげるだけ。
「今日はいったいどんな話をするのですか?」と、聞いてみました。
「さぁ、何の話をしよう?」と、中村先生。
主催者の関口さんは、「先生はいろいろな引き出しを持っているので、今日はいろいろな話が飛び出しますよ」と、おっしゃいました。
気って身体で感じられるものなのでしょうか?
今回の教室で、私は気を理解することができるのでしょうか?
気功とは?気とは?
自分の親指と人差し指で輪を作ります。先生がその「輪」を両手の指でつかみ、簡単に開いてみせます。
次に、「ありがとう」を口に出して輪を作ると、「輪」が固くなって開かなくなります。
ええっ?
私も隣の女性と「輪」の開き合いをしてみました。「ありがとう」の言葉をこめると力は入れていないのに、「輪」が開きません。
これが“気”をこめるということだそうです。
「どうせ私なんて」といったマイナスの言葉を込めると、「輪」の力が奪われます。「ありがとう」といったプラスの言葉を乗せると、「輪」に力を与えることが出来るのです。不思議…
人間脳の働きを休める
気功の考え方では、脳幹に近いところに爬虫類の脳があり、その外側の旧皮質には動物の脳。そしてその外の新皮質には霊長類(人間)の脳があるそうです。
写真は、爬虫類のワニに近い動きをして、「爬虫類の脳」を鍛えています。
次に「動物の脳」を鍛える動き、そして人間を越えた「龍の動き」など、いろいろな動きを学びます。
「人間脳」は働きを休めることで、セロトニンが分泌され脳波がθ(シータ)波になります。それが「気の世界」だそうです。
わかったような、わからないような…
簡単な気功法を伝授
ストレス脳から解放される方法をいくつか教えてもらいました。
「ゆったり」「ふんわり」「ありがとう」などリラックスできる言葉を言いながら、手首を回したり、身体をゆすったり。
身体を前後に動かしながら、身体に気をめぐらせていた時、海の中にいるような、母の子宮に戻ったような、不思議な気持ちになりました。
気をめぐらす
頭上にクリスタルボールを置いているとイメージします。
女性は、そのクリスタルボールを胸から頭の上を通して背中に下ろし、股をくぐらせて胸に戻します。
男性はクリスタルボールを前から胸に沿って下ろし、股から後ろにくぐらせて、背中を上がって頭上に戻します。
これをゆっくり繰り返し、そして心の中で「ありがとう」の言葉も唱えます。
もっとも気持よかった「気」の動かし方です。そのまま眠ってしまいそう。頭の中が真っ白になり、「嫌なこと」「焦り」が消えていきます。
子育て”気”を活かす
前夜、娘を厳しく叱っていたことを思い出しました。
厳しく言えば言うほど、娘の顔は険しくなる。私もだんだん疲れてくる。
まったく意味のない時間を使いました。
ネガティブな気を娘にずっと押し付けていたら、娘の心には届かないまま。
「気」って大事だな。私の子育ては何だったのか?
自分の子育てを思い出し、泣きたい気持ちになりました。
気功の何を理解したのか? そう聞かれれば、やはり今もわかりません。
自分の脳をリラックスさせることで、モノの見方、人との接し方が変わったように思います。
あれから1日1回は、自分の脳みそをリラックスさせていますが、娘は気づいているかな?
六甲アウトドアステーション「フォトン」
今回の会場となったのは、六甲山上ケーブル駅から徒歩5分の場所にある、山小屋のフォトンです。
昨年(2021年)、個人の別荘だった物件を山小屋としてリニューアルオープンしました。
単なる宿泊施設としてだけでなく、さまざまなアウトドア体験(BBQやドラム缶風呂、ナイトハイクなど)も提供してくれます。
この春休みには、小学校のお泊り会として利用させてもらう予定です。
ケーブル駅からも近く、料金もリーズナブルですよ!
■六甲アウトドアステーション フォトン:https://www.foton65.com/
六甲山大学って?
今回の「気功のススメ」イベントは、六甲山大学で紹介されていました。
六甲山大学とは? Webサイトには「山とまちと人が調和した「自然共生社会」の想像を目指し、六甲山を舞台に様々な場を提供しています」と、あります。
実行委員会として、六甲摩耶観光推進協議会、摩耶山観光文化協会、灘百選の会、神戸観光局、神戸新聞社が名を連ね、阪神電鉄も賛同しています。
さまざまな団体が行うイベントを、大学のカリキュラム(文学部・芸術学部…など)に見立てて情報発信しています。
気功だけではなく、楽しいイベントがたくさん紹介されているので、チェックしてみてください。
■六甲山大学:http://653daigaku.com/
文/チアフルライター クニコ2000
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