芦屋のご縁に誘われて
こんにちは。チアフルライターのカーちゃんことクニコ2000です。
コロナ禍で酒場をさまよえず、家吞みばかり…
昨年はずっと在宅ワーク。昨年末、ついに煮詰まった私は、芦屋神社にお参りに。「よいご縁がありますように」と、お祈りしました。
すると、不思議なことに芦屋のご縁が増えたのです。
お酒つながりで芦屋マダムと知り合いになり、芦屋のステキなお店を紹介してもらいました。
久しぶりの「カーちゃん酒場さすらい記」は、芦屋のイタリア料理「Hipani ヒパニ」で、優雅な食事を楽しみました。
(写真は最初のグラスで、WGヴァイガント(白)でドイツのワインです。ドイツワインは甘いイメージでしたが、スッキリして飲みやすかったです)
庶民的な街の中
阪神芦屋駅を海側に出て、東へ。県立芦屋高校から43号線を超えてすぐのビルにお店があります。
「芦屋」と身構えていましたが、実際43号線の南側に渡ると、神戸にもありそうな庶民的な雰囲気。
少し安心してお店へ向かいます。1階のエントランス付近は、おしゃれな看板が。少し深呼吸してお店に入りました。
おしゃれな雰囲気にテンション全開!
南欧の小さなビストロのようなお店。内装はかわいいけれど落ち着いた雰囲気。
初めて来たけど、なぜか懐かしい気持ちになりました。
手前にはカウンターがあります。カウンターの向こうには、職人らしい料理道具が並ぶカッコいいキッチンが見えます。
この日は取材に合わせ、開店の少し前にお店を開けていただきました。
ハレのお料理
「ハレとケ」という言葉があります。ハレは、お祭りや行事など特別な日。ケは、普段の生活や日常をさします。
毎日の食事は私が作っているのでケ。普段の外食も、子供に合わせたファミリーレストランが多いので、これもケです。
プロが作るお料理は、ハレ。写真のお料理は、「サーモンとアスパラのカネロニ 根セロリとビーツ」。なかなか家庭でこんな料理は作れません。ヒパニで出される食事はまさにハレ、非日常の優雅なお料理なのです。
その日のメニューが、黒板に並んでいます。
やっぱりハレでしょう?
普段見ない食材、どうやって作るの?というお料理が並んでいます。
お料理は、全てオーナー兼料理人の引田さんがお一人で作っています。
「ザ・男の料理!」という感じがして、私好み。美味しいのはもちろんですが、引田さんが作り出すお料理の世界に酔いしれました。
見たことがないワインが並ぶ
2杯目は、写真のワインをボトルで。ARINIDORFER(白)、オーストリアのワインです。オーストラリアのワインはよく飲みますが、オーストリアのワインは初めて。
ボトルのラベルもおしゃれだし、ワインも美味。またまた非日常感に浸るカーちゃんでした。
芦屋の魅力
店主の引田さんは、若いころ料理人を雇って飲食店を経営されていたそうです。
手に職が必要と考え、料理人の道へ進みます。
美味しいものをめぐって日本中を旅し、気に入って暮らした新潟県長岡市でお店を開いたことも。
高齢のお母さまに寄り添いたいと、生まれ育った芦屋に戻り、2018年ヒパニをオープンしました。
「なぜ芦屋なのですか?」と、聞いてみました。
「景観もよいのですが、なんといっても人がいいですね」と、引田さん。
ヒパニを開店して3年が過ぎましたが、今まで嫌なお客さんに会ったことがないそうです。
引田さんは丁寧に言葉を選んで品よく話されます。そして私の背筋がピンと伸びていきます。
お料理だけではなく、オーナーご自身もステキなのです。
調子に乗って、禁断の●●を口に運ぶ
ふだんは食べないのですが、「白子のグラタン」をすすめられ、即オーダーしました。
今日は特別。美味しいものを食べたい!コレステロール値は気にしない!
自分に言い訳しながら、熱々の「白子と南瓜カチョカバログラタン」をいただきました。
「美味しい料理でワインが進むぜ!」と、飛ばしたいところですが、私が嫌なお客さんの第1号にならないように、ほどほどのお酒(実はこの後赤ワインを2杯飲みました)で家路につきました。
久しぶりの優雅な食事で、心はリフレッシュ。
敷居の高かった芦屋ですが、よいご縁のおかげで世界が広がりました。
お店情報
住所:芦屋市呉川町1-9 2F
電話:0797-25-2344
注)現在、まん延防止等重点措置期間で休業です。営業再開については公式Facebookページ等でご確認ください。
文/チアフルライター クニコ2000
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