2022年3月7日 100歳の誕生日にユーハイム神戸元町本店リニューアルオープン
こんにちは!おいしいもの、かわいいものが大好きなチアフルライターみるきぃーです♡
3月7日に、100周年を迎えるユーハイムは、神戸元町本店をリニューアルオープンしました!
私の愛着のあるまち神戸で、好きな洋菓子店ユーハイムの記念すべきイベント、報道関係向けのお披露目会に行って来ました。
新しいチェック柄のデザインを基調とした店内は、神戸らしいおしゃれさを感じました。
代表取締役社長 河本英雄氏によるユーハイム創業史とお菓子の紹介
河本代表取締役社長から、ユーハイム創業から現在にいたるまでの詳しい話、お菓子の紹介をしていただきました。
創業者のドイツ菓子職人カール・ユーハイム氏は、第1次世界大戦後に捕虜として日本へ来て、日本に初めてバームクーヘンをもたらします。
関東大震災後、神戸に移住し、ユーハイム商店時代を経て、現在のユーハイムへとなりました。
コロナ禍において、店舗・工場が閉店する中、この1年半、ユーハイム商店の時代へ戻り、「菓子・職人主役」主義を大切にし、職人を集めてお菓子ひとつひとつを見直したそうです。
レシピを変えずに引き継いでいく上で、お菓子がおいしくなり続けるには、職人・技術が進歩することが大事であると考えたためです。
昨年11月に父である会長が亡くなったことからも、ユーハイム氏と同じように、すべて捨てて、ゼロからスタートする想いをもっているとのことでした。
100周年を迎える洋菓子店に成長を遂げたにもかかわらず、原点回帰をされる姿勢が素晴らしいなと思いました!
私自身、原点回帰をしようと思っていたところ、今回の社長の話を聞き、感慨深いものがありました。
左から、究極のバウムクーヘン3種(コーヒー、ラム酒、抹茶)とユーハイムクランツです。
抹茶バウムクーヘンは、会長からの「抹茶バウムクーヘンをつくるのは良くない」という言葉と、京都・宇治茶の老舗「丸山小山園」店主の「抹茶バウムクーヘンの抹茶は本物じゃない」という言葉を受けて「菓子職人・抹茶職人が納得する究極の抹茶バウムクーヘンをつくろう」との強い想いから、生まれた商品だそうです。
ラム酒バウムクーヘンは、お笑い芸人ぼる塾の田辺さんとのコラボ商品です。
コーヒーバウムクーヘンは、コーヒーハンターの川島氏監修のオリジナルブレンドコーヒーを使用した、コーヒー豆のこだわりがある商品です。
すべての商品において、何度も試作を重ねられたことが納得の"究極の味わい"で、私の、バウムクーヘンはシンプルなノーマルが1番、との考えが変わるおいしさでした!
ユーハイムクランツは、カール・ユーハイム氏が、ドイツの銘菓で、クルミをまとった茶色のフランクフルタークランツを、日本のバターのおいしさに感銘を受け、バタークリームをまとった純白のケーキに作り替えた商品だそうです。
今回、名称を変更し、まぶされるアーモンドシュガーをよりシャリシャリ食感がでるように改良したそうです。
「ユーハイムといえば、バウムクーヘンではなく、クランツ」という人もいるらしく、実際に食べてみると納得しました。
見た目から、甘さがつよいイメージだったのですが、素材のおいしさを大切にされたやさしい味わいでした。ホールで食べてみたいと思うおいしさでした!
日本とドイツ、2つのショートケーキの食べくらべセットです。
見た目のかわいさだけでなく、食品添加物不使用、乳化剤不使用の生クリーム、の純正自然のこだわりが感じられる味わいでした。
永井一史氏による新しいブランドロゴとチェックデザインの紹介
アート・クリエイティブディレクターの永井氏は、ダンボール1箱分のユーハイム創業史の資料を見て、新しいブランドロゴとチェックデザインを考えたそうです。
ロゴの文字は、ユーハイム氏が創業当時、クリームで文字を書いたことからクリーム書体に戻し、100年を経て日本のブランドになった証として、カタカナロゴと組み合わせたそうです。
チェックは、創業当時から使用されていた3色を「ユーハイムチェック」としてよみがえらせ、
白→純正材料、pure
赤→無添製造、passion
黒→職人の系譜、pride
の意味が込められています。
今年の秋頃から、パッケージデザインもさらにおいしさを感じられるように変わるそうです。
初めて見たときから、好きだと思ったユーハイムロゴとチェックデザインにはさまざまな想いが込められていることを知り、さらに好きになりました。
小坂竜氏による店舗デザインの紹介
エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターの小坂氏は、リニューアルオープンに向けた短い工事期間のなか、社長の要望に応え、残すものは残した上で店舗デザインをされたそうです。
純正自然をコンセプトに、白とベージュを基調とした明るい空間と、ユーハイムチェックのカーペットをひいたそうです。
ナチュラルさと新しさが兼ね備わった店内は、親しみやすさと神戸らしいおしゃれさが感じられました。
ユーハイム100周年歴史展
来年の6月末まで、地下1階では、ユーハイム歴史展が開催されています。
1973年につくられたビデオが流れています。
ドイツ職人たちの功績、神戸スイーツと洋菓子の歴史、バウムクーヘンの歴史(バウムクーヘングレートジャーニー)、お菓子の箱(1960〜現在)など、
いろいろな角度から、ユーハイムの歴史を紹介しています。
ユーハイム元町神戸本店
ユーハイムの世界観を満喫出来るリニューアルオープンされた店舗にぜひ行ってみてくださいね♡
住所:神戸市中央区元町通1-4-13
電話番号:078-333-6868
営業時間:10:00-19:00
2階:喫茶
1階:販売
地下1階: ユーハイム100年 歴史展
期間:2022年3月7日~6月末
時間:17時まで
定休日:水曜日
文/チアフルライター みるきぃー
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