旧居留地でお昼休みにジャズライブ
神戸在住のチアフルライターやまさんです。
10月13日の昼下がり、旧居留地にある三井住友銀行神戸営業部前広場で、プロの演奏者による無料ジャズライブが開かれました。今回の出演者は李祥太さん率いる12名編成ビッグバンド。会場にはビジネスマン、買い物客など、70名以上の観客が集まりました。
旧居留地をアートや音楽が溢れる街に
旧居留地ランチタイムジャズライブは今年の6月から始まった新しいイベントです。6月から7月に行われた初夏のライブが好評だったため、秋のシリーズをやることになりました。出演者は全てプロのミュージシャン。豪華ですね~。
明治時代の旧居留地では、外国人居留者により盛んにスポーツ大会や音楽会・演劇など開かれていたという歴史があり、そういった催しには日本人もよく招待されていたそうです。加えて神戸は最初に日本人のジャズバンドが生まれた「国内のジャズ発祥の地」ということもあり、北野の「神戸ジャズストリート」、高校生対象の「ジャパンステューデントジャズフェスティバル」、新開地の「神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト」などのジャズ演奏のイベントや大会が毎年開催されています。そうした背景から、イベントの主催者である旧居留地連絡協議会でも、旧居留地をアートや音楽が溢れる街にしたいと考えているそうです。
演奏が始まりました
「李 祥太ビッグバンド」は2017年から活動しています。曲は全てバンドリーダーである李さんの作曲・編曲したもの。12名のメンバーは皆さん関西ジャズシーンの第一線で活躍しています。ホームグラウンドである旧居留地にある100BANホールでのライブの他、神戸、東京、大阪、名古屋、岡山のジャズクラブやライブハウスで演奏しており、神戸まつりのジャズステージにも例年出演しています。
ピアノを弾いているのが李さんです。
この日は朝から雨が降り出しそうな空模様でしたが、演奏の終盤ステージに突如光が射し、演奏を盛り上げていました。
どの曲も秋の日に似合う爽やかなメロディーでした。忙しい平日のビジネス街の一角で開かれた、嬉しい音楽のプレゼントです。
10月13日の曲目リスト
1. Bitter & Sweet(作・編曲:李 祥太)
2. Francisca(作曲:Toninho Horta、編曲:李 祥太)
3. Humpty Dumpty(作曲:Chick Corea、編曲:李 祥太)
4. One for December(作・編曲:李 祥太)
5. Moon River(作曲:Henry Mancini、編曲:李 祥太)
これは7月14日に開かれた第1回目の旧居留地ランチタイムジャズライブの様子。李 祥太ビッグバンドの演奏です。
三井住友銀行神戸営業部前広場には現在誰でもピアノ演奏ができるストリートピアノが置かれています。利用時間は8:00~20:00、1人30分まで利用可です。ランチタイムジャズライブではこのピアノを使用します。
旧居留地では、お昼休みになるとあちこちにお弁当のワゴンカーが現れます。旧居留地ランチタイムジャズライブでは、こういったお店で買ったお昼ご飯を食べながらライブを鑑賞することができます。
秋シリーズは9月22日から11月10日まで行われており、この後の予定は10月27日にトロンボニスト・村上和帆さんが率いるカルテット、11月10日に神戸在住のピアニスト日吉直行さんと、神戸出身のサックス奏者・浅井良将さんのデュオによる演奏が行われる予定です。
旧居留地では、このランチタイムジャズライブの他、プロのクラシック音楽奏者による「神戸旧居留地セレナーデ」、ジャズ好きな大学生による「神戸旧居留地プロムナードコンサート」、高校生による「居留地文化祭」が三井住友銀行神戸営業部前広場や神戸朝日ビル1階ピロティで開かれています。イベント情報はこちら。お近くのお勤めの方、お住まいの方は是非行ってみてくださいね。
これからの開催日:2021年10月27日(水)、11月10日(水)
時間:12:10 ~ 13:00
場所:三井住友銀行神戸営業部前広場
料金:無料
居留地点描
高級ブランド店が立ち並び、行き交うビジネスマンや買い物客までがお洒落な街、旧居留地。美しい建築物のそばで結婚式用の写真撮影をしている人を見かけると、こちらまで幸せな気持ちに。
この日は近所の高級紳士服店の方達がモデル撮影をしていました。チョウ・ユンファ似の背の高い男性がいろんなポーズを取っていて眼福でしたよ。
文/チアフルライター やまさん
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