沿線お役立ちコラム

親子で!おうちで!オリンピック 2021.8月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
8月号のテーマは東京2020オリンピック・パラリンピック!
おうちで楽しむオリンピックやおすすめ絵本を紹介します。

年齢別!オリンピック・パラリンピックの楽しみ方

東京オリンピックは7/23-8/8、東京パラリンピックは8/24-9/5です。
4年に一度のこの機会、そして一生に一度かも!?しれない日本開催のこの機会を 親子で思いっきり楽しみましょう!

0歳の赤ちゃんの場合
赤ちゃんとスポーツを結びつけるのってなかなか難しいですよね。
そんな時は、寝相アートにして思い出に残すのはどうでしょう。
“東京2020”と描いた紙と小道具を用意するだけでオッケー!
小道具はオリンピック・パラリンピックの競技で使われる
ラケット(テニス、バトミントン、卓球等)
ボール(サッカー、野球、バレーボール等)
もしあるなら…
ゴルフクラブ、スケートボード、サーフィン等。
赤ちゃんを床やマットの上にゴロンとさせて、ラケットやボールを横に置いて真上からカメラで撮るだけ!
将来この写真を一緒に見て赤ちゃんの時に東京オリンピックがあったことをぜひ話してあげてください。
きっといい思い出になりますよ。

幼児さん(1-2歳)の場合
国旗を作ってみましょう!
世界の中でも日本の国旗は1番簡単と言っても過言じゃありませんね。
白い画用紙に赤色のクレヨンやペンでぐるぐる〜と丸を描けば…あっという間に日本の国旗の出来上がり!
その後は国旗の図鑑を見て、さっき描いた日本の国旗を探してみたり、色々な国旗の話をするのも盛り上がりますね。
「アメリカの国旗は星がいくつあるかな〜1.2.3..」 
「フランスとイタリアの国旗は似ているね〜」
「ブラジルの国旗には地球が描かれてるね〜」等、
言葉は話せなくてもカラフルな国旗を視覚から楽しむことはできます。
新たな発見があったりして大人も楽しめるアクティビティになりますよ。
好きな色を使って自分だけのオリジナル国旗も面白いですね。

幼児さん(3-5歳)の場合
一緒に応援できるのでルールの説明をしたり国の紹介をしたりして世界への視野を広げてあげましょう。

【メダルの話】
1番の人には金色のメダルがもらえることを伝えましょう。
さらに表彰式を一緒に観ていると3つのメダルの色の違いにこどもが先に気付くはずです。
あえて色の違いを言わないことで「よく見つけたね!」「よく気づいたね!」とこどもを褒めるポイントが生まれます

【競技の話】
陸上には競歩やマラソン等があることや、水泳にはクロールと平泳ぎとバタフライ等泳ぎ方が色々あることを伝えます。きっとママ、パパもルールを知らない競技もあると思うので一緒に調べながら競技の話をするのも学びの場になります。
東京2020大会では、野球/ソフトボール・空手・スケートボード・スポーツクライミングそしてサーフィンの5つの競技が追加されました。野球・ソフトボール以外は初採択の競技となりますのでそれぞれどんな競技かを調べるのもいいですね。

なりきりスポーツ選手権!

親子でオリジナル競技にチャレンジ!
基本的に体だけを使ってできるものにしてみました。

【体操】
布団の上ででんぐり返し。
(おへそをみててね!の声かけがポイント!より体が丸くなって回りやすくなりますよ)

【ボルダリング】
レベル①おとなは中腰でスタンバイ!
大きなおとなの背中によじ登ろう!
*最初は少し補助をしてあげるとコツをつかみやすいです

レベル②おんぶの状態でスタンバイ!
背中(おんぶ)から前(抱っこ)に手足の力だけで移動できるかな?

【シンクロナイズドスイミング】
レベル①水面に顔をつけよう!
レベル②何秒もぐれるかな!?
*せーの!と声かけをしてタイミングを合わせてみましょう

【サーフィン】
おとなの背中に乗ってバランスとり!
何秒乗れるかな!?
*最初はもう1人サポーターをつけて手をつないでチャレンジすると安心です

【馬術】
おとなの背中に乗って馬乗りに!
振り落とされないように耐えられるかな!?
*思い切り揺らすことを意識するより、声の抑揚で勢いがある雰囲気をつくると怖くないです

【円盤投げ】
こどもの手を持ってぐるぐる
*くれぐれも手を離さないようにご注意を!

様々な競技にちなんだものですが、もちろん他の競技からオリジナルの親子競技を作って楽しむのも面白いですよね!
果たして、お子さんの笑顔の金メダルが獲得できるのはどの競技か!?
ぜひチャレンジしてみてくださいね!

オリンピックのオススメ絵本

「ケロリンピック」
文: 大原 悦子
絵: 古川 裕子

カエルたちのスポーツ大会その名もケロリンピック。
絵本を開いて驚くのは見開きいっぱいにいるカエルの多さと個人競技から団体競技まで幅広く行われるその競技の多さ。

4-5歳向けの絵本ですが、対象年齢より小さくても、実際にオリンピック・パラリンピックを観ながら、「カエルさんと一緒だね!」と指差しながら競技と絵本を楽しむこともできます。

ちなみにカエルたちが欲しがるのはメダルではありません。勝つともらえる"とあるもの"が欲しいんです。
1匹1競技というルールではないので、いざ豪華な賞品を目の当たりにすると、エントリーするカエルの選手がどんどん増えていき、最後は空からのぞいて見ていた神様の程よい勘違いとため息で大盛り上がりを見せます。

カエルたちの見せる奇跡に親子で驚くこと間違いなしです!
引き続き親子で東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げていきましょう!

一おとなもこどももみんなみんなわくわく一

次号もどうぞお楽しみに!