6月号のテーマは七夕。
七夕のエピソードやおすすめ絵本を紹介します。
園での七夕エピソード
①七夕のあるある話七夕の製作ではこどもたちに短冊に書くお願いごとを聞いていきます。
そんなお願いごとには実はあるあるがたくさんあるんです。
七夕あるあるその1
【お願いごとは友だちの意見に流されちゃう】
先生がお願いごとを順番に聞くなかで前の子の意見についついひっぱられちゃうんです。
例えば前の子が
「おもちゃ屋さんになりたい」
と言うと、次に並んでいた子も
「おもちゃ屋さんになりたい!」と言うんです。
先生をしていたとき
「本当にいいの?」と聞きますが
「うん。いい!」と本人も納得しているようなので、
内心、本当にいいのかなと思いながらも書いていました。
そのため、予想外の我が子のお願いごとにびっくり!
というママやパパからの報告もちらほらありました。
七夕あるあるその2
【テレビアニメの主役になりたい】
お願いごとの多くは日曜日のテレビアニメものになりたい!というのもお願いごとあるある。
例えば戦隊もの、変身シリーズなどの正義のヒーローです。
年少、年中と大きくなればなるほど段々とその割合が増え、
年長になると願い事がほぼ正義の味方でいっぱいになっていました。
先生をしていたとき、願いごとを書きながら
もしも、みんなの願いが叶えば、正義のヒーローの圧倒的な数で、立ち向かう敵はいなくなるだろうな。
と思いながらお願いごとを書いていました。
②ちょっと変わった七夕物語
どの園でも七夕飾りを作ったり、短冊にお願いごとを書いたりと七夕の行事をしますが、
働いていた園では、七夕の日には毎年必ず先生たちで劇をしてこどもたちの前で発表していました。
織姫様や彦星様が出てくるだけでなく、色々なキャラクターが出てきます。
ストーリーは、なぜ織姫様と彦星様は1年に1度しか会えなくなってしまったのか、
七夕とはどのような行事なのかを踏まえ、毎年オリジナルの話を先生たちで作っていきます。
彦星様に恋のライバルが現れたり…
天の川で迷子になったり…
面白いストーリーにこどもたちは声を出して笑っていました。
そしてなぜか毎年登場するキャラクターは“神様”
神様役は言葉を発さず全身仮装して顔も見えないようにしているため、
劇が終わるとこどもたちの間ではどの先生が神様役をしたのか当てっこ大会が始まります。
「〇〇先生だと思う!」
「でも〇〇先生は背が小さいから△△先生じゃないかな?」
「ほんとに神様なんじゃないかな?」
様々な憶測が飛び交います。
その様子が毎年可愛くてクスッと笑ってしまいました。
お子さんの通っている園でも、もしかしたら劇や紙芝居など先生が工夫して
オリジナルの七夕物語をしているかもしれませんね。
七夕に読みたいおすすめの絵本
「たなばたプールびらき」文:中川ひろたか
絵:村上康成
織姫様と彦星様が年に一度のデートを天の川でしていると、
遠くに七夕飾りをと短冊に書かれたお願いごとを発見します。
その願いはこどもが書いたとってもかわいい素敵な願い事。
織姫様と彦星様は願いを叶えるお手伝いをします。
タイトルに“プールびらき”という言葉がでてくるのでてっきりプールが出てくるお話しだと思ったら…プールはでてきません。
プールの代わりに出て来るのは…なんと。
読んでからのお楽しみ。
七夕の常識をくつがえしたメルヘンなストーリーに、
こどもの心だけでなく大人の心もくすぐられます。
笹の葉、天の川や流れ星…七夕にちなんだものがたくさんでてきて七夕を楽しくしてくれる一冊です。
みんなのお願いごとももしかしたら
織姫様と彦星様が見てくれていて、
叶えてくれる…かもしれませんね。
赤胴車からインスタライブ!
いよいよ6月11日はオンラインイベント!おうちでチアフル親子カフェのインスタライブ!
今回はUR武庫川団地にやってきた阪神電車の赤胴車から中継します。
今後、赤胴車は一般公開される予定ですが、
一足先に赤胴車の中に入って情報をお伝えします。
設置されている赤胴車内には、面白い仕掛けが施されているようです。
他にも親子で楽しめる歌やダンス、工作もお届けします。ライブ後はアーカイブでも観ることができるので、
見逃しても大丈夫!ぜひ下記のアーカイブでご覧ください。
Instagramアカウント
■HANSHIN女性応援プロジェクト
https://instagram.com/hanshin_woman?igshid=ok9vaptllu9f
■笑いの保育わくわく
https://instagram.com/warainohoiku_wakuwaku?igshid=4ka65cnxksez
また、来月7/9実施されるUR武庫川団地チアフル親子カフェ(対象0歳)も6/27まで募集中です。
リニューアルされた集会所の中で"パン屋さん遊び"をテーマに親子あそび&ワークショップ&絵本など笑いの保育わくわくがお届けします。ご参加お待ちしております。
次号もどうぞお楽しみに!