日曜日のみ開館 完全予約制の博物館
こんにちは!
変わった文化施設が大好きなチアフルライターのchicaです。
今回は尼崎センタープール前から徒歩15分の「シャレコーベミュージアム」にやって来ました。
髑髏(シャレコーベ)… その名の通り、ドクロにまつわるモノばかりを集めた博物館です。
国道2号線を車で走っていて、チラリと見えるシャレコーベミュージアムの文字が気になっていた方も多いのではないでしょうか?私もその1人。なかなか行けずじまいだったこちらに、勇気を出していざ!!
博物館で筆記試験!
事前にホームページから予約をしていたことを告げて、館内へ。
ドクロ柄のセーターを着た男性に入館料を支払うと、「クイズです。全問正解すると良いことあるかも」と、問題用紙を渡されました。
おーー!
博物館で展示を観ながらのクイズとは、なかなか期待が高まります。
既視感、満載! 気になるグッズを探してみよう
さっそく展示を観てみると…
1階展示フロアには、ガラスケースの中に所狭しとドクロにまつわるグッズが並んでいます。
うーん、濃い笑
このグッズの感じ、音楽好きの同級生が着ていたものを思い出すなぁ。
いかついドクロヘルメット、被ってたら逆にびっくりされるやつやん。
マグカップとかかわいいのもあるなぁ。どれかひとつもらえるとしたら~…
などと、博物館や美術館で私がよくやる「ひとり脳内ツッコミと感想」でアドレナリン出まくり状態でじっくりとガラスにへばりついて眺めていきます。
思わず爆笑 ツボにハマった理由とは
全体的に個人宅のような内装で、2階に上がる階段の踊り場にも音に反応するおもちゃのドクロや、絵画作品などが並んでいます。
時々「え、これガイコツ!?ほぼエイリアンやん…」というようなホラーグッズも並んでいたり、足で踏むと動きだす仕掛け付きの人形や、「これ、完全にフリちゃうん」とツッコミたくなる「開けないで、怖い」と書かれた箱モノなんかもあったりして、ガイコツの展示とはいえ、私にとっては完全にエンタメエリアで爆笑しながら鑑賞してしまいました。
ちなみにこのコワイと書かれた箱の中身はけっこう意外!
「そ、そっちか~ぃ」とツッコミどころ、満載。
恐るべし博物館、本物のアレ
面白くて、テンションも最高潮に高まってきたあたりで最後の階、3階へ。
ここからはちょっと趣きが変わり、より博物館らしい展示へ。
脳神経外科の教授だったという、初代館長の故 河本圭司氏の初期のコレクションが並ぶ、世界各地のガイコツが鑑賞できます。
館長のコレクションのきっかけとなった「曰く付き」ドクロや、メキシコのお祭り「死者の日」にまつわるカラフルなモチーフのガイコツなど、学術的なものや民俗学的な意味合いを持つものなどが入り混じって展示されています。
そしてやはり…
出た~!
本物の頭蓋骨もありました。
ここまでくると、もはや怖いとか気持ち悪いとかの感情はなく、私たち人間がひとり1つ持っているもの、と妙に納得した気持ちでまじまじと鑑賞し、このご時世でこういった展示がなされていること自体が貴重やなぁ、と噛み締めながら眺めておりました。
むかし、人体の模型展とかもありましたよね…
クイズの答え合わせと意外な事実
そんなサプライズも楽しみつつ受付の方と話していると、
「僕ももともとはここのお客さんでした。初代館長が亡くなられてからこの博物館の存続が危ぶまれましたが、ここのファンだった自分がお手伝いをすることで、継続ができるようになりました」とのこと。
そうと聞けば、ますます貴重に思えてくるこのコレクションやこの博物館の存在。
いやあ、それにしてもこのシャレコーベミュージアム、かなり個性的だけど見応え抜群!
ここまで圧倒的に訴えかけてくる展示はそうそうないので、ぜひともみなさん興味本位で足を運んでみてください。
鑑賞者の割合は女性が大半だそうですよ。
「シャレコーベミュージアム」
兵庫県尼崎市浜田町5-49
http://skull-museum.jp/frame.html
文/チアフルライター chica
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