献血はライフワーク
こんにちは。旅好き会社員トラベラーで、チアフルライターのたーにゃと申します。
今回は、私がよく行く西梅田献血ルームに初取材を申し込みしました!
献血はライフワークの一つで、目標は100回越え!で、感謝状をもらうことです笑
コロナ禍による外出自粛やイベントの減少により、ニュースで血液保有量が不足していると耳にします。
協力してみたいけど献血したことないし、どんなとこかわからないって人も、献血しに行ったら貧血気味で出来なかった人も是非体験記事を読んで、献血に挑戦してもらえると嬉しいです。
西梅田献血ルームは好立地な場所にあり!
梅田には、献血ルームが2箇所あります。
西梅田献血ルームと阪急グランドビル25献血ルームです。
西梅田献血ルームは、Hilton Plaza West Office Tower の10階にあります。かなり好立地な場所で、梅田を見下ろせます。
私はいつも西梅田献血ルームに通っています。その理由は明確です笑
西梅田献血ルームには、阪急グランドビル25献血ルームにはないアイスクリームの自販機がおいてあり、献血後に頂けるコインにてアイスをもらえるからです( ̄^ ̄)ゞ
なのに、阪急グランドビル25のほうが、西日本での利用者数No.1らしいです。どうやら献血する人にとって、アイスはあまり関係ないようです(¬_¬)
西梅田献血ルームでの献血の手順
今はコロナ禍のため、西梅田献血ルームでは下記のような対策をとっているとのことです。
*体温チェック
*手指消毒
*マスクの着用
*少人数での来場(おしゃべりは控えめに)
混雑・密集回避の対策として、YOGIBOさんから提供いただいたぬいぐるみを置いています。
受付で献血カードを渡して、質問事項に答えます。
私は旅人をしていた時期があり、中南米滞在日数が30日を超えているので、シャーガス病に対する安全対策により、成分献血の血漿か全血のみで、血小板は取ってもらえません。
献血には色々基準がありますので、こちらのサイトを参考にしてみてください。
薬を飲んでいるから無理かなぁと思っている人もいるかもしれませんが、意外とOKな薬もあります。詳細は“よくあるご質問Q服薬していると献血はできないのでしょうか(日本赤十字社)”をチェックしてみてください。お薬の種類だけではなく、体調や服薬目的、症状などを考慮し、検診医師が最終的に献血の可否を判断しています。
受付が終了して、しばらくすると問診室からお呼ばれされて、質問の回答に対する問診と血圧チェックをします。
主になんの薬を飲んでいるのか、海外滞在時期や期間などを聞かれます。
特に問題なければ、採血前検査を行います。
ここでは、当日の腕の状態を調べる「シーフテスト」をしたり、献血する方の腕をどちらにするか、血管をチェックしてくれたりします。
私は血管が細いようで、毎回使い捨てカイロを献血する側の腕に巻かれます。多い時は2個巻かれています笑
寒いと血管が縮み針を刺しにくいようです。
ここでの採血は検査用ですので針が細く、そんなに痛くないです。しかし、検査結果次第では献血出来ないので緊張しますね。
全血の方は、指先に針をさして得る少量の血で検査可能だそうです。
過去に何回かヘモグロビン濃度が足りなくて献血出来なかったことがあります。自覚症状は全くなかったのですが貧血気味だったようで、先生に「人にあげている場合ではありません!」と言われてしまいました。
特に女性は日によって変わるので、一度ダメだったから献血できないと思わず、元気な日に再チャレンジする気持ちが大事ですね!
検査結果に問題がなければ、採血ベッドに順番に呼ばれて採血が始まります。
この間、予約してないと待ち時間が結構あります。私は割と予約なしでフラッと訪れるので、待ち時間が長いです。2時間位待つこともあります。特に土日は予約が埋まるのも早いし、予約なしで来る人も多いので、混雑しています。
今はコロナ禍なので、混雑すると密になるので、出来るだけ予約してからきて欲しいそうです。(土日は2〜3週間先の予約なら取れるかなぁという感じです)
待ち時間は、温かい飲み物を飲みながら漫画を読んでいます。西梅田の献血ルームは漫画も充実しているのが嬉しい!
スラムダンクを読んで感動して思わず泣きそうになってしまったこともあります。
本の種類を増やす計画があるらしく、キングダムや鬼滅の刃、呪術廻戦など今流行りの漫画が候補になっているらしいですよ!楽しみが増えますね笑
採血用のベッドに案内されて、靴を脱ぎ座ります。膝掛け等も用意されています。
成分採血用の針は結構太いので、刺すときに若干痛みはありますが、インフルエンザの予防接種みたいに後々まで腫れて痛いとかはありません。たまーに、内出血して青くなることもありますが、一週間もすれば綺麗になくなります。
採血時間は、全血献血で10〜15分程度、成分献血は採血量に応じて40〜90分程度時間がかかります。
採血ベッドにはテレビがついていて、好きな番組も見られますし、漫画を持っていって読むことも可能です。
飲み物も無くなれば、看護師さんが持ってきてくれます。至れり尽せりです。
採血が終われば、ゆっくり休憩します。
西梅田献血ルームでは献血後にはアイスのコインを貰えちゃいます!
私は、あずきモナカが好きです。
ちなみに人気が高いのはモナカ系だそうで、2日に1回追加していても品切れになる日もあるそうです。
最後に今回の献血を印字した献血カードを受け取り終了です。
献血を始めたきっかけは些細なもの
私の地元は大阪に比べれば田舎です。つまり遊ぶところが少ないのです。そして今みたいにネットのコンテンツが豊富だったわけではないので、趣味は漫画や小説を読む!だったわけです。
学生時代の少ない小遣いでは好きな本を好きなだけ買うのは難しく、当時は献血ルームで献血すると図書カードをくれていたので、それ目的で始めたわけです。(今は法律が変わって、金券NGなので図書カードはもらえません)
献血ルームに行くと、ジュースやお菓子を食べたり飲んだりでき、スタッフの人達がめっちゃ優しくしてくれるし、記念品貰えちゃうし、血液検査の結果が無料でもらえて健康チェックになる、というのもあるのですが、やっぱり誰かの役に立っていることをするのは、元気をもらえる気がするんです。
何か嫌なことがあっても、誰かの役に立ったかなぁと思うと気持ちが軽くなって…
そうして、私はどんどんハマってしまい、今でも休日に暇があると献血ルームに行って社会貢献するという心の栄養を得ています。
そんなゲンキンなワタシですが、昨年30回目の献血を迎え、記念品をいただきました!
左側は10回目ので、右側が30回目のです。
ちなみに、今はおちょこだけではなく、他にも選択出来るようです。
献血ルームではイベントが沢山ある理由
ここからは、取材対応をしてくださった大阪府赤十字血液センター献血推進課の田中さんと西梅田献血ルームの増田さんに色々お話を伺ってみました。
献血ルームではいろんなイベントを開催しています。これは、献血のニュース、芸能人やスポーツ選手のメッセージで献血に1回行って満足してもらうのではなく、何度でも継続して協力して欲しいからだそうです。また、コロナ禍のイベント中止により、献血バスによる献血が減っているため、必要な血液の確保に苦労しているとおしゃっていました。
特に血小板製剤は有効期間4日と短いので、土日に沢山の方に協力してもらっても木曜、金曜までもちません。毎日必要な量を確保するためにも、献血人数が少なくなる平日の月火水に協力していただけると助かるとのことです。
西梅田献血ルームでは、コロナ禍のため中止のイベントが多いですが、神戸屋菓子パン詰め合せ袋プレゼントは開催しています。早い時は朝の1時間くらいで無くなるそうですよ!
私が参加しているのは、期間内に3回成分献血すれば記念品が貰えるというものです。前回はレトルト食品を貰いました!
2月14日には、バレンタインデーイベントもあったようですよ。
3月にも開催予定があるようなので、気になる人はチェックしてみてください!
休日に社会貢献してココロの満足度を上げよう!
献血は誰かのためになるというのがはっきりわかるので、「いいことしたなぁ」って気分になれます。「ありがとう」と感謝されると、やっぱり嬉しいですよね。
たまには休日に、「西梅田献血ルームで献血する」という予定を入れてみるのはいかがですか?
ただし、エイズ(HIV)検査目的や、ジュースだけ飲んだり、漫画だけ読みに行ったりするのは、恥ずかしいのでやめときましょう。
最後に、大阪府赤十字血液センター献血推進課の田中さん、西梅田献血ルームの増田さん、ご多忙の中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
文/チアフルライター たーにゃ