のびのびと子育てしたい!ママたちへ
チアフルライターの伊勢上雅世です。
お疲れママの心も身体もゆるっと緩める、さとう式リンパケアのセルフケアマスターでもあります。
先日「子どもをのびのびと育てたいけど、日本にいる限り無理よね〜」と話をしているママたちの会話が聞こえてきました。
ちょっと待って!
そんなママさん達に、実はとっておきの幼児教室が、芦屋にあるんです。
それが「うみとみどりの幼児教室 チコス」です。
“自然の中で主体的に遊びを展開し、健全な発育・発達を促す”がコンセプト。2歳から、母子分離で預けることができるんですよ。
今の子ども達は制限がいっぱい
わたしが子どもの頃って、木登りって普通にしていました。でも、今の子ども達って、ダメって言われているみたい。
危ないから?木が傷むから?
幼少期って、五感をいっぱい使って、様々な感覚を体得する時期なのに… これでは、子どもの本来の持って生まれた能力を、十分に引き出してあげる事が出来ないって思うんです。
ちなみに、ウチの息子くんが通っていた幼稚園も、園庭が森のようになっていたんですが、木の根っことか大きな岩とかを避けて走り回っていたから、小学校の運動会で「コーナリングが上手い幼稚園」と言われていました笑
環境って大事。ですよね?
自然と共に生きる
「うみとみどりの幼児教室 チコス」は、芦屋市総合公園にあります。園舎や園庭、というのはありません。
一応、会議室を利用しているのですが、子ども達が生活するのは外!公園の敷地やビーチなんです。
一般の幼稚園のように、遊具や整備された園庭はありません。
自然が作り出した、木・草・花・川・海・砂浜… それら全てが、子ども達の遊び場なんです。
子ども達は全力で自然にぶつかっていき、大自然は、それを全力で受け止める。素敵なことだと思いませんか?
ちゃんと危険がある
多くの幼稚園は「設定保育」といって、プログラムに沿って保育が行われています。
朝、登園して→
お歌を歌って→
室内遊びが有って→
お外遊びが有って→
お弁当食べて→
制作物を作って(今なら、お雛様とかね)→
帰りの支度をして→
お迎えがきて…
時間が区切られていて、保育者の指導の下、限られた枠の中で生活をします。
一方、「うみとみどりの幼児教室 チコス」
は、時間の区切りも場所も制限は有りません。
好きな時に、好きな場所へ、気の赴くまま過ごして良いんです。
「え?それって危なくない?」
大丈夫だそうです。一般的な幼稚園よりも、保育者が多いので、ちゃんと見守ってくれています。
「ちゃんと危険がある」
しっかりと五感が鍛えている(?)子ども達は、本当に危ないものは、感覚的に分かるのだそうです。
普段から、「ちゃんと危険がある」と知っている子どもたちは、本当に危険なところには、決して近づかないそうですよ。
雨が降っても、雪が降っても
「うみとみどりの幼児教室 チコス」では、お弁当を屋外で食べるそうです。それは、雨の日も例外ではないのだとか。(ただし嵐は除く)
雨が降ったら、雨がしのげる場所を探せば良い。もしかしたら、「酷い環境だ!!」と思う方もおられるかもしれませんね。でも、本当にそうなんでしょうか?「どこだったら快適なのか?」を考える力を育む、絶好のチャンスなんじゃないかな?
人間誰しも、生きていると困難にぶち当たることって、あると思うんです。誰かが決めた「一般的」とか「普通」の対応だけでは、乗り越えられないことも、たっくさんあると思います。
困難を乗り越えるヒントは、自分で考える事。
「うみとみどりの幼児教室 チコス」のこの考え方は「自分で考える力」を育ててくれる、そして、「思考力が高まる」シチュエーションを与えてくれる場所だと思います。(つぶさない、という方が正しいのかもしれません)
手を出すことは簡単だけど
子育てって、時間に追われていると、ついついイラっとして口と手出しをしてしまうんですよね… わたしも、3人の子育てをする中で、もっと見守ってあげられたら良かった、って反省ばっかりでした。
どんなに危なっかしくても、どんなに回り道していても、ぐっとこらえて「信じて見守る」 なかなか出来る事ではありません。
「うみとみどりの幼児教室 チコス」では、子どもが「何かしたい」と言ってきたとき、どんなに状況的に難しい場合でも、頭ごなしに「ダメ」と言うことなく、根気よく「話を聞く」ということが、当たり前のこととして日々行われているそうです。
そうすると、子ども達は「何故、そうしたいのか?」「どういう目的があるのか?」一生懸命、考えて、考えて、言葉を紡いで、必死に保育者に伝えてくれるそうです。
何でも子どもの言うことをきく(言いなりになる)、ではなくて、考えていることを聞く、心を傾けて聞く。そして、お互いに納得いくまで話し合う。
ん〜、理想だけど… 汗
自分の考えを、ちゃんと相手に伝えるって、本当に大切なことですよね。
遊びの道具は∞
「うみとみどりの幼児教室 チコス」には、遊具も玩具もありません。「じゃあ、一体何で遊んでいるの?」なぁ〜んて声が聞こえてきそうですね笑
子ども達にとっては、その辺に落ちている木の葉や、木の実、小石、小枝… すべてが遊び道具に早変わり。小枝は、時には砂浜に絵を描く筆となり、時には木の実を食べるお箸になります。
真剣な顔をして遊んでいる子どもたちは、カメラマンが撮影に来ていても、ほぼカメラを向いてくれることは無いそうです。笑っている顔の写真は、かなりレア!?らしいです。
自己肯定感を育む
「うみとみどりの幼児教室 チコス」を運営している、タッチカウンセリング協会理事長の出口典子さんは
「『もっと自信を持って良いんだよ。日本人って、素晴らしいんだよ。』ということをすべての人に、声を大にして言いたい」とお話しくださいました。
日本の教育では、みんなと足並み揃えることが良いことで、はみ出すことを良しとしない傾向が強いです。このため、個性は認められず、その人独自の「光るもの」を発揮するチャンスが失われるケースがとても多い。
「個性を失う」ということが、承認欲求が高くなってしまう要因になり、また、他人の目を気にしながら生きていく原因になっています。つまり、「自尊感情が低い」ということですね。
幼少期から、個性を大事に大事に育てることは「自尊感情が高い子を育てる事」につながるんですね。
お母さんたちにも学びを
「うみとみどりの幼児教室 チコス」では、お母さんたちの学びの時間もあるとの事。子育てに悩むこともあると思います。そんな時、相談できる場所があるのは、本当にありがたいですね。
また、母子分離はまだちょっと早いかな?という方には、親子教室「バンビーノ」、絵画・デザイン・工作などの創作活動の「アトリエ虹の子」のクラスも開講しています。
年度の途中でも、空きがあれば入会できるそうです。体験会もあるようなので、ご興味のある方は、ホームページでチェックしてみてくださいね。
文/チアフルライター 伊勢上雅世
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