沿線お役立ちコラム

あまってめっちゃステキな町! これであなたも尼崎ツウ@尼崎市立歴史博物館

2020年10月にオープンした、尼崎市立歴史博物館にいってみよう!

こんにちは!チアフルライターの國松珠実です。

阪神尼崎駅の南口から、南東へ10分ほど歩くと「尼崎市立歴史博物館」に到着します!

まるで学校のような外観ですが、それもそのはず。2007(平成19)年まで、実際に中学校として使われていました。

 

しかも建物は、1938(昭和13)年に、尼崎市立高等女学校の校舎として建てられたのだそうです。

まさに、「歴史博物館」にふさわしいですね。

どこか懐かしくおしゃれな雰囲気の玄関ホールで、しっかり感染予防対策をし、いざ2階へ!

集落や古墳、大きな寺院まで… 弥生時代から栄えていた尼崎

2階は、6部屋もの常設展示室がズラリと並びます。

いまの尼崎市街地がほぼ海だった原始時代から、現代までを、わかりやすい説明と資料でご紹介。

大きな川や海流によって運ばれた土砂が陸地をつくり、弥生時代の頃から人々が集まって住み始めます。

彼らが使った大きな黒い石包丁や、490個ものイイダコ壺は必見!

 

展示室2の中央には、寺院の瓦屋根を飾る大きな「鴟尾(しび)」のレプリカが!

発見場所は、飛鳥時代に建てられて、現在は塔の礎石のみが残る「猪名寺廃寺」から。

その巨大な礎石や周囲から出土する屋根瓦、「鴟尾(しび)」から、大きく壮麗な寺院だったと推察されます。

ちなみに、当時の塔や金堂などの伽藍配置は、現在の奈良の法隆寺と同じ。

昔から繁栄していたのですね。

江戸時代にできた尼崎城で、ますます豊かな国へ

京都や奈良と、西国各地を行き交う人が集まるエリアだった尼崎。

やがて徳川幕府の治世となり、大坂の守りとして1617(元和3)年に築城を命じられたのが、尼崎城です。

 

東西の広さは、今の阪神尼崎駅から、となりの大物駅あたりまでで、広さはなんと甲子園球場の約3.5倍だったそう!

「尼崎藩」は、東は神崎川付近から、西は神戸の須磨区あたりまでと広大な領地で、綿や菜種といった作物の栽培やお酒もつくられ、大変豊かでした。

 

また浄瑠璃、および歌舞伎の作者だった近松門左衛門や、古典学者の契沖(けいちゅう)といった、優れた文化人も輩出しました。

 

展示されている当時の地図を見ると、大坂城を中心に尼崎城、その西に布引の滝があって明石城が描かれています。

存在感たっぷりの岸和田城もありますよ。

現代と異なる様子を描いた地図は、見ていてとってもおもしろいです。

「むかしのくらし むかしの小学校」、あなたはわかるかな?

尼崎市立歴史博物館では、いま第一回企画展「むかしのくらし むかしの小学校」展が開催されています。

「むかしの小学校」では、戦前の、昭和10年代にあった当時の小学校を写真パネルで紹介。

当時は尼崎が工業都市として急成長した頃で、なんと児童数が3千人を超えるマンモス校も誕生したそう!

今では信じられない、大人数ですね!

 

さらに、昭和30年頃に使われていた電化製品も数多く展示されています。

中にはクイズ形式で紹介されるコーナーもあるので、考えながら楽しめますよ。

これは必見! 「おくどさん」ってなに?

たいていのご家庭では、ご飯を炊く時に炊飯器を使っていますね。

土鍋、という人もいるかもしれません。

電気炊飯器が登場するまで、女性は毎日かまどに薪などをくべて火を起こし、ご飯を炊いていました。

 

家庭用電化製品の普及で、朝から晩まで家事に追われていた女性たちが、とても楽になったんですね。

ご飯も、指1本でスイッチを押して、炊けるようになりました。

 

かまどのことを『おくどさん』と呼ぶおばあさん。彼女がかまどでご飯を炊く様子を、会場内にある映像で見ることができます。 「はじめちょろちょろ中パッパ 赤子泣いてもふた取るな」と、鉄製の釜でご飯を炊く様子は、2017(平成29)年に尼崎市内で撮影された、大変貴重なものです。

充実した展示内容で、子どもも大人も大満足まちがいなし

尼崎市がこんなに古くて立派な歴史をもつ土地だと知り、感動しました。

たくさんの古墳が造られ、寺院が建ち、港町から城下町、そして明治以降は産業都市と、時代とともに大きく変化してきた尼崎。

 

博物館といえば堅いイメージだけど、研究された2000年の歴史が、とてもわかりやすく解説、展示されています。

これが無料だなんて、ちょっと申し訳ないくらい。

そして、家族で楽しめるのがうれしいですね。

私が訪れた時も、たいてい家族連れかカップルでした。

 

博物館を出るころには、尼崎市民のみなさんがとっても羨ましくなりました!

施設情報

尼崎市立歴史博物館

住所:尼崎市南城内10番地の2

阪神尼崎駅から徒歩約10分

電話:06-6489-9801

開館時間:午前9時~午後5時

(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は直後の平日)、

12月29日~1月3日

入館料:無料

(特別な催しの際は徴収することがあります)

駐車場:有料駐車場あり

(乗用車・大型バス)

*第一回企画展

「むかしのくらし むかしの小学校」

2021年1月9日~3月28日

 

文/チアフルライター 國松珠実

→ 國松珠実の過去の記事はこちら

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