簡単・便利にお献立! 既製品でもひと手間加えて、バランスよく。
今年は、自粛期間やリモートワークなど自宅で過ごす時間も長く、お料理に励み腕を上げられた方もたくさんいらっしゃると思います。ですが、リモートワークといえども家事と両立されていた方々も大変だったことでしょう。
2020年11月現在、まだまだコロナの感染状況は予断を許さず、プライベートでも仕事でも外出の機会が減る状況が続き、自宅でお過ごしになる時間が多い方もおられるのではないでしょうか。
そんな皆様に、簡単・便利に作れてバランスのよいお献立を紹介したいと思います。
鍋肉団子のはさみ焼(4人前)
・鍋用 肉団子(市販) 16個入り、1パック
~個人的には柚子や日向夏入りがお勧めです!~
・蓮根の水煮(市販) 2袋
~厚いものですと、1袋大体16枚入っています~
・片栗粉 適宜
・油 適宜
※色々試したい方は蓮根の水煮を1袋にして椎茸や茄子などに変更するのもおススメです。
①蓮根水煮は一度洗ってレンジで軽く蒸しておく(600Wで4~5分、半透明になる程度)
②ビニール袋に片栗粉を入れ、そこに蓮根を入れビニール袋を膨らませ、まんべんなく粉をまぶせるようにビニールを振る。
③軽く粉を落として、肉団子を挟んでフライパンに油を敷いて焼く。途中裏返したら、料理酒をかけて軽く蒸し焼きをして、お肉に火が通れば出来上がり。
<ちょこっとpoint>
鍋用肉団子は味がしっかり付いているので、追加の味付けは不要です。
鶏肉の良質なたんぱく質やビタミンA、蓮根のビタミンCは、加熱してもでんぷんに守られて減りにくいと言われています。これらの成分を多く摂取すると免疫力が高まるお手伝いをするため、これからの季節、風邪の予防にピッタリです。
ごまだれ豆腐(4人前)
・絹ごし豆腐 1丁
・ほうれん草 1/2束(お好みで多めに乗せてもOK)
・ごまドレッシング 大匙1/2
①豆腐を1/4丁(または小パック1丁でも可)にカットする
②ほうれん草を茹でて、しっかり絞って豆腐に乗せる
③ごまドレッシング(大匙1/2)をかける
<ちょこっとpoint>
豆腐を崩して食べると、白和え風になります。
ほうれん草には腎臓結石などを作るシュウ酸が含まれていますが、茹でてしっかり絞る事で減らすことができ、ごまや豆腐などのカルシウムと一緒に摂ることで吸収を抑えることが出来ます。
もずく胡瓜(4人前)
・もずく酢(市販) 1パック3個入り
・胡瓜 1本
~オクラスライスなどもおススメです~
①胡瓜は千切りピーラー(100円均一で購入可)などで千切りにして水にさらす
②胡瓜の水をしっかり切り、もずく酢と和える
<ちょこっとpoint>
もずく酢の味がしっかりしているので、追加の味付けは不要です。
胡瓜が入って丁度良い位ですが、それでも濃いと思われる方は、さらに胡瓜を足してみてください。
もずくに含まれるフコイダンという水溶性の食物繊維が、腸内の善玉菌の栄養となり腸内環境を整えてくれます。
また、もずくも胡瓜もカリウムが豊富に含まれており、体の外にナトリウムを排泄するお手伝いをしてくれます。
今年は今までに経験のないコロナウイルスの蔓延があり、日常生活にかなりの変化を強いられたことと思います。さらに、これから冬にかけてはインフルエンザの流行期間でもあり、免疫力アップや健康維持に敏感になられている方も多いことでしょう。しかし、こんな時こそ、きちんとご飯! 簡単でもバランスよく、時間がある方は手間もかけて頂きながら、体力維持と健康維持を目標に、お食事を楽しんでくださいね。