むつさんとまわる大庄地区(旧大庄村)
チアフルライターのクニコ2000です。
尼崎の大庄地区を巡る、むつさんのツアーがあるという噂を聞きつけ、娘を連れて参加しました。
むつさんこと 陸奥賢さんと街を巡るツアーに参加するのは、2回目です。
前回は、尼崎の駅前をいろいろ案内してもらい、尼崎の魅力を知り、尼崎商店街も買い物エリアになりました。
(前回の参加レポはこちら)
今回は、尼崎の大庄地区を巡るらしい。大庄地区ってどんなところ?なにがあるの?
好奇心に導かれ、今回は娘を連れて母娘で参加しました。
大庄げんき村が集合場所
ツアーの案内を見ると、集合場所は大庄げんき村になっています。
大庄げんき村って何?どこにあるの?
ネットで調べるところから始まりました。
そもそもこのツアーの主催者は、大庄げんき村なのです。
大庄げんき村とは、旧コープ大庄の店舗跡地にできた、地域住民のためのコミュニケーションスペース。
施設の中には、絵本やピアノがあって、育児中のママにはうれしい場所です。
ツアー当日、施設内では、「ASIAN (アジアンデイ)」というアジアの国々の人と交流するイベントも開催されておりました。
ツアー前の説明が始まりました。地図も配られましたが、今回はどこに連れて行かれるのか、まったくわかりません。
前回と違うのは、参加者全員がマスクをしていること。
感染予防の対策はバッチリです。
大庄小学校からツアーがスタート
一行は、まず尼崎市立大庄小学校の前にやって来ました。
むつさんの説明によると、この地は昔、日本一大きな村「大庄村」だったそうです。
大庄地区とは、旧大庄村のことなのか?と、いまさらながら納得。
武庫川の水路を利用して、田畑が広がっていたらしく、このあたりの道は、ちょっと中に入ると、複雑に入り組んでいます。
新興住宅街と違って、複雑に入り組んだ道は、自分が育った堺の町そのもの。
小学2年生の社会の時間、町工場や小学校の前身である寺小屋だったというお寺を見学し、自分の町を学びました。普段は入れない場所に行けるのでドキドキした記憶がよみがえります。
この社会見学の思い出が、私をむつさんのツアーに参加させてしまうのですね。
旧村役場は、なんと国の登録有形文化財
小学校から、西側にある大庄公民館(2019年4月より、大庄南生涯学習プラザ)へ。ここはもともと、大庄村役場。昭和12年に竣工され、設計者は建築家の村上藤吾氏。壁面には、オリーブや古代神話に出てくるグリフィンのレリーフも飾られています。
旧村役場は、国の登録有形文化財に登録されているそうです。
実は数カ月前、トイレを借りるために入ったことがあるのですが、そんな貴重な建物だとは知りませんでした。
住宅街も探索
一行は、武庫川方面へ歩きます。細い複雑な道があり、途中、住民らしき人たちとすれ違います。
ツアーの参加者はほとんどが、尼崎市民だそうです。神戸から来たと言うとビックリされました。
旧国道(琴浦通り)は、後からできたので細い生活道を守るようにトンネルができています。
住宅街には、大きいお屋敷がちらほら。昔村長さんだったお家もあり、当時栄えていた大庄村の名残を感じました。
武庫川駅の踏切を渡り、川沿いを進む
武庫川の堤防には、「雉(きじ)ガ坂伝説」の立て看板が。
本能寺の変のあと、川の雉が騒ぐので、明智光秀の待ち伏せに気付いた農夫が秀吉に伝え、難を逃れたという伝承があるそうです。ふだん電車で通るだけの武庫川ですが、そんな伝説も残っているのですね。
むつさんの話を聞きながら、武庫川駅まで戻ってきました。駅前には昔、相撲部屋もあったそう。むつさんの情報量の多さに驚きます。
近くで見ると、大きな武庫川
川沿いを歩き、楠霊神社へ。武庫川をじっくり眺めるのは初めてですが、かなり大きい川ですね。
整備されて川岸もきれいになったと、ツアーの参加者に聞きました。
神社の楠木は樹齢200年以上だそうです。その昔、武庫川が氾濫した時には、この木に登って難を逃れたとか…
阪神の高架沿いを、東方面に歩いて解散
神社を出た後は、阪神の高架沿いを東に歩きました。高架下の商店街は閉店してしまったお店がほとんど。
南側には市場のアーケードのようなものが見えました。臨海工業地帯が出来た高度経済成長期は、賑わった街だったのでしょうね。今は寂れた雰囲気。時代の流れを感じました。
この後、ツアーは解散し、希望者は、立ち呑みの「中島南」で懇親会を。私もちょっとだけ参加しました。
今日は、大庄村に思いをはせながら、街歩きを堪能。次はどこのツアーでむつさんに会えるのでしょうか?
文/チアフルライター クニコ2000
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