沿線お役立ちコラム

簡単!遊べる!こどもとアート 2020.10月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の子育てコラム「わくわく保育だより」
10月号では、この時期にぴったりな【アート】がテーマ。簡単にできて、遊ぶこともできる芸術の秋をお届けします。

秋を満喫!こどもとアート

こどもとアート1日目

落ち葉やどんぐり拾いに出発!
秋の心地よい風に包まれるこの時期の外遊びは最高。

道にはたくさんの宝物がキラリ。
幼稚園の先生をしていた頃、ビニール袋を持ってお散歩に出かけると
こどもたちは袋いっぱいに宝物を集めていました。

さぁ!ママもパパもビニール袋を持ってお子さんと出発!
道や公園にはどんな宝物が落ちているのかな?
すこし大きいお子さんは図鑑を持って出かけるとお外が学びの場にもなりますね。 

「こんな真っ赤な葉っぱ見つけたよ!」
「このどんぐりはどの木から落ちてきたのかな?」
「変な虫見つけたー!」

夢中で遊び回るお子さんのビニール袋にはどんどん宝物が入っていきます。
ビニール袋がいっぱいになったらお家に持って帰ります。

【宝物を分ける】 
家に着いたらビニール袋の中の宝物を3つくらいに分けてチャック付きビニール袋に入れ替えます。
中身を全部混ぜて入れてもいいし、
どんぐりの袋、小枝の袋、葉っぱの袋などジャンルに分けてもいいですね。

【宝物に色を付ける】
中身を分けたチャック付きのビニール袋に絵の具を入れていき宝物に色付けをしていきます。
全体に色が行き届いたら新聞紙の上などに置いて一晩乾かします。
この方法だと手も汚れずに綺麗に色付けできますよ。

こどもとアート2日目

1日目に作った色付けした宝物を画用紙にボンドで貼っていきます。
想像力を発揮して、いろんなものに見立てる、見立てあそびをやってみましょう!
・ピンクの葉っぱ&黄色のどんぐりのタイヤ→カラフル車の完成!
・猫の顔を描く&顔の周りに葉っぱをペタペタ→カラフルライオンの出来上がり!

見立てあそびがどんどん広がり、素敵な秋のカラフルアートを楽しめます。

色付けした宝物を砂場に持っていくと、おままごとあそびもできちゃいます。
赤のどんぐりはトマト!
緑の木の棒はアスパラガス!
など、色付けをしたことでいつもの砂場遊びが特別になります。
「カレーライスができたよ!」
「パフェも作ったよ!」
いつもよりカラフルなおままごとでこどもも大興奮!

おままごとの世界で、目でも楽しい食育の秋!ができちゃいます。

秋のおすすめ絵本

「どんぐりむらのぼうしやさん」
作・絵:なかやみわ

ぽー、ちい、くりんの3個のどんぐりたちが営む帽子屋さんが舞台のお話です。
売れずに残る帽子の山にしょんぼりする3個のどんぐり。そこでみんなに帽子を買ってもらうため、"トカイ"を目指して大冒険に行きます。
そして話のポイントになるのが、笑いの保育わくわくの名前にも入っている"ワクワク"なんです!

ぽー、ちい、くりんが見つけたワクワクとは!?

また、これから公園や森におでかけしてどんぐりを拾う機会も増えるかと思います。
でも、"どんぐり"といっても色や形が違うなと思ったことありませんか。

実は"どんぐり"はブナ科の木の実の総称で、いろいろな種類をまとめて"どんぐり"と言っているんです。

ではお子さんの手の中で光るこのどんぐりは…?
そんなどんぐりでお困りのみなさんに朗報!
この絵本、図鑑としても大活躍しちゃうんです!

それぞれの実の特徴がキャラクターの特徴になっていて、裏表紙に詳しく載っています。

絵本の中のどんぐりと同じどんぐりを見つけられたら、きっとおやこの会話も弾むこと間違いなし!
今年の秋はどんぐり拾いやアートでたくさんワクワクしてくださいね!

一おとなもこどももみんなみんなわくわく一
次号もどうぞお楽しみに!