小さな不思議なアートを創りだすミニチュア写真家 田中達也さんの見立ての世界へ！
みなさん、こんにちは！
ミニチュア人形のピアスやアクセサリーを集めている、チアフルライターひろちゃんです。
電車の中吊り広告や雑誌の表紙などを飾ることの多い、田中達也さんのミニチュア写真。
2017年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニングを担当されたことで、さらに注目を集め、国内外各地で開催されている展覧会では、大きな反響を呼んでいます。
新型コロナウイルスの影響で、残念ながら春の神戸の展覧会は中止になってしまったのですが、関西では今年初めて展示を見る機会がやってきました！
展覧会の初日、仕事帰りの夜のミュージアムに足を運んできましたよ。
毎日更新！ 2011年4月から続いているWEB上の”ミニチュアカレンダー”
見なれたモノが、見たことのない世界へ。
日常を取り巻くさまざまなモノとミニチュア人形をユニークなセンスで組み合わせ、小さな不思議なアートを創りだす、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん。
自由に発想して物事を見ていた子どもの頃のように、視点を変えることで発見できる、見立ての面白さ。
大人になるにつれて、忘れてしまった、遊び心。
こうした考えを写真として形にし、インターネット上で作品を発表している活動、”ミニチュアカレンダー”
日めくりカレンダーのように、毎日新しい作品を更新し続けています。
会場には、ふだん作品を撮影しているシーンが再現されていました。
ちなみに、撮影台の下には、職業別やポーズ別に整理されたミニチュア人形が収納されているそうです。
その数、なんと5万体以上！だとか。
身の回りのモノが一変！！ ヒネリの効いたくすっと笑える作品タイトルにも注目☆
本展は「MINIATURE LIFE展」（大丸梅田店では2017年に開催）が、さらにパワーアップした第2弾。
日本初公開となる作品を含め、選りすぐりの約120点の写真作品のほか、約50点の実物ミニチュア作品も展示しています。
例えば、こちらの作品で使っているのは、米粒（…と、海苔とおにぎり）
右下には、撮影で使用したミニチュア人形も飾られていて、米粒と比較するとそのサイズ感もよく分かります。
作品のタイトルは「時間がないので巻きでお願いします」
作品に添えるタイトルとコメントは、作品の完成後に考えているそうですが、どれもなるほどなぁと感心したり、笑ってしまったりするようなユニークなものばかりです。
映像を除き、会場内は撮影自由。
ぜひ、お気に入りの作品を見つけてくださね。
私のお気に入りはこちら 本展の図録の表紙にもなっている作品です
新型コロナウイルスの影響で「MINIATURE LIFE展2」は、今回の大阪からスタートだそうです。
会場では、本展の図録のほか、クリアファイル、缶バッジ、トランプ、トートバッグ、スマホケースなどの展覧会会場限定グッズも販売しています。
自分でも作品を作ってみたくなったら、ミニチュア人形やジオラマも購入できますよ♪
展覧会初日の閉館前だったためか、会場でテレビ取材を受けている田中達也さんを目撃しました。
「いつか公園などで作品を展示してみたい」、「食器や器などを使った作品もチェックしてみて欲しい」とお話しされているのが聞こえてきました。
ゆっくりと作品を眺め、あまり他の人が映り込まずに写真を撮ることもできたので、夜7時前後の時間帯はオススメかもしれません。
展覧会の情報
MINIATURE LIFE展2
田中達也 見立ての世界
住所：大阪府大阪市北区梅田3丁目1−1
大丸梅田店15階 大丸ミュージアム〈梅田〉
電話番号：06-6343-1231
会期：2020年9月16日（水）→ 10月5日（月）
入場時間：午前10時→午後7時30分（午後8時閉場）
※最終日は午後5時30分まで（午後6時閉場）
入場料：
一般800円
中高生600円
小学生400円
未就学児は無料
https://dmdepart.jp/museum/umeda/miniature_life_2020/
新型コロナウイルス感染拡大状況により、営業日・営業時間、イベント内容などに変更が生じる場合があります。
また、混雑状況により、整理券を配布する場合、入場制限する場合があります。
[参考]
田中達也さんのMINIATURE CALENDARのサイト
https://miniature-calendar.com/
文／チアフルライター ひろちゃん
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