高島屋東別館がリノベーションされレジデンス型ホテルに!
食べ歩き大好き食いしん坊のチアフルライターテオテオです。こにゃにゃちわ♪
今回、大阪難波駅から「なんさん通り」を東へ徒歩10分のホテルをレポートします。
どんなホテルかサラッと説明すると…
「シタディーンホテルなんば大阪」は高島屋とアスコット社(シンガポールに本社)が高島屋東別館をリノベーションして2020年1月20日にグランドオープンした滞在型のホテルで客室は313室あります。
国の有形文化財のアールデコ ゴシック建築で一泊から利用OK
シタディーンって?
アスコット社がグローバルに運営するフランス発祥のブランドで、フランス語で「都市生活者」を意味するそうです。
日本では東京(新宿)に2軒、京都(烏丸五条)に1軒を展開していて、今回大阪難波にも開業です。
高島屋東別館をリノベーションしたそうですが、高島屋東別館がこんなにお洒落ですてきな建築だとは知りませんでした。
館内は大理石や赤い階段があり、エレベーターもレトロな雰囲気で欧風。受付ロビーも高島屋らしいお洒落なデザイン。普通のホテルとは随分違いますね。
サービスレジデンス(滞在型ホテル)だそうで、館内にはジムやランドリーコーナーもあり朝食ラウンジもあります。
高島屋とコラボしているので、宿泊者には高島屋での買い物優待もあるんだとか。
ホテル内にレストランやショップなど5店舗オープン
堺筋面の外壁は、昭和初期のアールデコ調のゴシック建築で11連のアーチで装飾されていて印象的。
その1階部分には、お店が5店舗入っていますよ〜。
飲食店は
『勘田亀吉製薫所』
『N°5(numero five)』
『祇園舎 北川半兵衛』
物品販売は
『VIVIDEEP maison』
『ROCCA&FRIENDS』
薫製総菜、日本茶のカフェ、イタリアンレストラン、暮らしの道具とアート小売り、物販、紙雑貨、アクセサリー小売りのお店とバラエティー豊かです。
勘田亀吉製薫所を取材させてもらいました
(株)ベネが運営する『勘田亀吉製薫所』
同社は大阪市内で飲食店を経営するほか、インターネット通販も行っています。
シタディーンホテルの店舗では燻製商品の販売だけでなく、カウンターバーで飲食も楽しめます。
勘田亀吉事業部 部長の中多諭(なかた さとし)さんにインタビュー
「お店で販売するスタイルは初めてなので、備品から収納、展示方法など調整が大変でした」と語る中多さん。
店名は縁起の良い漢字を用い、語呂や響きなども考え『勘田亀吉』とし、パッケージや包装、トレードマークにもこだわりシタディーンホテルなんば大阪の開業に向けて完成させました。
「大阪の新しい名物手土産になるようにがんばります」との言葉から強い意気込みが感じられました。
大阪のお土産の新定番! 「薫菓 燻製キャラメルナッツ」
開発に1年を掛けた「薫菓 燻製キャラメルナッツ(1200円税別)」
一口サイズの羽二重餅の中に燻製キャラメルが入っていて、購入時は冷凍状態でお渡しし、自然解凍で2〜3時間後には食べ頃になっているそうで、解凍後の賞味期限は3日だそうです。
大阪の名物土産だけでなく、お持たせや、差し入れなどちょっとしたプレゼントに良いかもしれませんね。
柔らかい羽二重餅と、カリカリの燻製キャラメルナッツの食感の違いが楽しいお菓子です。
カウンターバーではちょい呑みできます
カウンターには椅子が6席。そちらで「プレミアム燻製プレート(1200円税別)」をいただきました。
同店の燻製一品料理が、縁起の良い八角の小鉢に入っています
内容は、薫製されたチーズ・サーモン・サバ・鯛・明太子・煮玉子でした。
木の芽や紅蓼(たで)、芽葱(めねぎ)などが添えてあり、インバウンド観光客も日本らしさを楽しめますね。
アルコールもセットできて、日本酒、ウィスキー、ワイン、燻製ビールなども用意されています。
暮らしの道具とアートのお店もすてき
物品販売とアート展示のお店『VIVIDEEP maison』はハイセンスな暮らしの雑貨があり、1カ月単位くらいでアーティストの作品も展示しています。
目を引いたのが「こころ間」という商品です。
床の間を文字ったそうで、パーソナルな床の間のような、自分ひとりだけの心の癒しの空間。
小さなフレームの中に私なら何を飾るかな。
猫グッズかな♪
本を好きなページで開いてクリアなケースにいれて飾ることができる本立てもありました。
美術館の図録や好きなアーティストのページをいつも飾られるなんてすてき。
またコチラのお店はゆっくり訪れてみたいです。
紙の商品からカフェまで手掛ける大阪らしいお店
「ROCCA & FRIENDS PAPIER OSAKA」は高槻の人気カフェ「ROCCA&FRIENDS」が運営。
ペーパークラフトが色々揃っています。
ご祝儀袋やポチ袋、色んな紙の雑貨が勢ぞろい。
大阪名物お好み焼きのコテや、太陽の塔なのモチーフもあり大阪らしさが奥ゆかしく見え隠れ。
みているだけでもホッコリしますよ〜♪
客室もちょこっと紹介
客室は全313室、20~73㎡。全客室にケトル・電子レンジ・冷蔵庫を備え、バスルーム付き、Wi-fiを完備していて、中にはKITCHEN付き、洗濯乾燥機付きの部屋もあるそうですよ。
宿泊目的じゃなくても訪れる価値のある建物とお店です。
大阪散歩に出かけてみられるのはいかがでしょうか。
文/チアフルライター テオテオ