国内初！？ニューメキシコ料理専門店「KJ’s Kitchen」@西宮

国内初！？のニューメキシコ料理専門店が西宮にオープン

みなさまこんにちは。チアフルライターのおぐです。

今回ご紹介するのは、西宮市松原町に10月5日にオープンしたかなり珍しいお店です。

その名も「KJ's Kitchen（ケージェイズキッチン）」

おそらく日本初！？のニューメキシコ料理専門店なんです。

（Googleで「ニューメキシコ料理　専門店」で検索しても検索上位に国内のお店はみつけられませんでした）

メキシコ料理ではありません！　ニューメキシコ州って？

ニューメキシコ料理と聞くと新しいメキシコの料理？と思われるかも知れませんが、そのメキシコではなく、アメリカのニューメキシコ州の料理です。ニューメキシコ州と言えば、アメリカ南西部にある、アメリカで5番目に広い州。

州都のサンタフェは、現存する都市としてはアメリカで2番目に古いという歴史ある都市。歴史的な建築物やその美しい街並みから「アメリカの宝石」と呼ばれ、観光都市としても栄えています。

ニューメキシコ州出身の店主が作る本場の家庭料理

そのニューメキシコ州の本場家庭料理を提供しているのが、同州出身のオーナーシェフ、キャンベル・ジョセフさんと奥さまのキャンベル恵子さん。店名の「KJ」は恵子さんのKとジョセフさんのJだそうです。店名からの仲がいいのが伝わってきます。

お二人は3年前に結婚されて、ジョセフさんの日本での生活が始まりました。ジョセフさんは故郷が恋しいと思うことはほとんどなかったそうですが、唯一恋しかったのがニューメキシコ料理のほとんどの料理で使われているという「グリーンチリ」という青唐辛子が食べられないこと。しばらくの間、グリーンチリを渇望する生活が続いたそうです。

あるテレビ放送で能勢の農家がグリーンチリを取り扱っている事を知り、飛んでいったそうです。

それからはグリーンチリのあるハッピーな生活に♪

もともとニューメキシコ州で飲食店の調理やマネージャー経験があったジョセフさん。グリーンチリを使った本場のニューメキシコ料理を気軽に食べられる店を作りたい！と同店をオープンしました。

ニューメキシコ州はスペイン、メキシコ、ネイティブアメリカン、アメリカンのミックスカルチャーで、料理も4つの文化が混じり合ってできた独特の料理だそうです。

店内はサンタフェの街並みをイメージ

店内に入ると壁紙はテラコッタ、窓枠のターコイズブルーとサンタフェの街並みをイメージする内装。入口を入ってすぐのところにカウンター席が4席、奥に4人掛けのテーブルが2卓あります。

グリーンチリがクセになる♪　本場の味を忠実に再現した料理

写真は「ブレックファーストブリトー」

メニューはニューメキシコの家庭料理が中心。卵、ベーコン、グリーンチリなどをフラワートルティアで包んだ「ブレックファーストブリトー」（1100円）やグリーンチリの中にチーズを詰めてその周りに衣をつけて焼き、さらにその上からグリーンチリソースをたっぷりかける「チリレエノ」（1200円）、ナイフがいらないほど柔らかいビーフ、炒めた野菜、サルサ、ワカモレを自家製フラワートルティアで巻いて食べる「ビーフファヒータ」（1200円）など。スパニッシュライスとピントビーンズがセットになっているメニューが多いです。

グリーンチリを使ったピリ辛の料理が中心ですが、辛いものが苦手な方や子供でも楽しめるよう、辛くない料理も多数用意しているそうです。