沿線お役立ちコラム

神戸・石屋川界隈の歴史探訪 & 御影郷・酒蔵探訪

こんにちは。

まち歩き大好き、チアフルライターのまゆた☆です。

6月15日に、またまた阪神アイビートラベルさんの企画に乗っかり、阪神沿線酒蔵探訪・御影郷編 “阪神電車の歴史探索と蔵人が語る福寿の魅力” というツアーに参加してきたのでご紹介します。

スタートはここ石屋川駅からです。

今回の行程は以下の通り。

石屋川駅集合
 ↓
・石屋川界隈の歴史探訪(約90分)
石屋川車庫震災碑・東明駅跡・阪神電車廃線跡・甲南漬資料館・処女塚(おとめづか)古墳
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『福寿』の蔵元 神戸酒心館(こうべしゅしんかん)
・見学と昼食(約120分)
  蔵人による酒造り講座と蔵の見学。試飲や買物の後、酒蔵料亭『さかばやし』にて昼食。
 ↓
送迎バスにて新在家駅で解散

前半、後半とあり、電車好き+まち歩き好きにはたまらないコースです。

参加者は、子どもさんやスタッフの方々を含め20数名でした。

今回は印象に残ったところを抜粋して紹介します。

石屋川駅周辺の話

私は長きにわたって阪神電車のユーザーですが、実は石屋川駅に降りたのは今回が初めてです。

このあたりは1995年の阪神淡路大震災で甚大な被害を受けた場所です。

石屋川駅の改札を降りると、改札口から少し離れた場所にぽつんと売店があります。

震災後に駅舎の場所が少し東側に移りましたが、それまで、売店の横に改札口があったことがうかがえます。

また、阪神電車は、石屋川駅から南へ下ったところにある交差点の場所を東西に、明治38(1905)年の開業時には走っていたとのことです。

その後、住吉~御影~大石間は、昭和4(1929)年に高架化され、場所を北へ移したとのこと。

線路の場所は変わっていったのですね。

阪神電車の今の石屋川車庫は、石屋川駅と新在家駅の間にありますが、私は車窓から「車庫に電車がいるなあ~」程度にしか見ていなかったので、実際、車庫を間近に見てみると…

なんと高架の車庫!?

地元の方なら、知っていて当然の話なのでしょうが、知りませんでした。

驚きました。

高架下にスーパーなどが入っているではないですか。

確かに車庫の下はすごく広いスペースですよね。

震災後に車庫が再建されたあとは、高架下にホームセンターが入り、その後、電器店が入り、今に至るようです。

私の今回いちばんのびっくりはこの高架下だったかもしれません。

甲南漬資料館

石屋川車庫の真南にあるのが、この甲南漬の資料館。

裏(車庫側)から見たところですが、すごくレトロな造りですね。

昭和5年に造られた高嶋酒類食品株式会社の旧社長宅なのだそうです。

甲南漬資料館の中は、見どころもいっぱい。

甲南漬ができるまでが、詳しく映像やパネル等で紹介されていて、興味津々。

改めてまた訪ねてみたい場所です。

となりにある甲南漬本店では、買物を楽しむことができます。

久しぶりに甲南漬をいただきましたが、おいしい!

『福寿』の蔵元 神戸酒心館

処女塚(おとめづか)古墳を外から見たあと、最後に訪れたのが、神戸酒心館。

ここでは、酒づくりの映像を見たあとに、『福寿』の醸造責任者の宮本さんに蔵の案内をしていただきました。

ふだんなかなかこういう機会がないので、今回は本当に楽しみでした。

その後、きき酒で味比べをするなど、ぜいたくなよい気分♪

酒蔵料亭『さかばやし』では、ランチも堪能。

ここでも、きき酒セットがありました。もう今日は言うことなし。

…と、今回の『福寿』さんを皮切りに、阪神アイビートラベルさんでは、今年いっぱい阪神沿線酒蔵探訪の企画が組まれているようです。

私はひとり参加でしたが、ひとりでも、ふたりでも楽しめるツアーです。

ぜひ、ホームページでチェックしてみてくださいね。

阪神アイビートラベル
https://www.hanshin-stationnet.co.jp/travel/

おまけ☆

阪神電車の待合室は、何年か前から明るいイメージになっています。

よく見ると、地域に関するイラストが登場する待合室もあります。

これは全駅ではなく、また、上り下りいずれかの待合室にしかないところもあります。

ちなみに、この「とっくり」と「おちょこ」は、石屋川駅の待合室で発見したものです。

こういった発見も、ちょっとうれしくなりますね。

文/チアフルライター まゆた☆
→ まゆた☆の過去の記事はこちら

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