新しくなりました! 大阪市立科学館
こんにちは!
チアフルライターの甲斐千代子です。
星のソムリエ®(星空案内人)でもあります。
昨年12月から休館していた大阪市立科学館が3月末にリニューアルオープン。
展示場の4階とプラネタリウムが新しくパワーアップして登場です。
その魅力とちょっと楽しいプチ情報をご紹介します。
※昨年秋に「もうすぐ休館」という記事でご紹介しています。
こちらも是非チェックしてくださいね。
プラネタリウムは14年ぶりに最新機種導入! 世界初の超新星投影機も!
こちらが新しいプラネタリウム投影機「インフィニウムΣ(シグマ)-OSAKA」
最新機種で、科学館のためだけにカスタマイズされた特注品なんです。
特徴は色々ありますが主なものはこちら
① 星の煌めきがより自然に
② 月食の再現が可能に
③ 世界初!超新星投影機の導入 などなど
投影を見た印象として、透明感のある澄み渡った夜空で星々が煌めいているような爽快感を覚えました。
月食は感動的で、星が一生を終える時に起こす大規模な爆発現象「超新星爆発」の再現はその明るさに驚かされました。
また、タブレットによる遠隔操作が可能になり、学芸員が会場内を動き回りながら、操作解説するという新しい演出も導入されました。
素敵カッコいい学芸員さんの姿にも注目です。
プラネタリウムを見る時どこに座りますか?
大阪市立科学館のプラネタリウムは座席が自由。
好きなところに座ることができます。
解説台に近い高いところが全体を見渡すには、いい場所なんです!
が、今回のリニューアルで設置された座席をこっそりおすすめします。
以前に活躍していた映写機が取りはずされ、新しく座席が作られた場所。
投影機のすぐ北側、ドームの中心に近い場所、見上げると天井の一番高いところがほぼ真上にくるところです。
お!気がついた方もいらっしゃるはず。
学芸員の解説にこんな言葉があります。
「ドームの一番高いところ、ドーム内どこにいても、ここが実際の星空を見る時に、自分の頭上、頭の真上だと思ってください」
そうなんです、実際に空を見上げる時に近い状況で、プラネタリウムを楽しめるんです。
ちょっとマニアックすぎるかしら…
新しくなったぞ② 展示場4階は天文関係を中心に42点がリニューアル
展示場は4階部分がリニューアルされました。
新展示が導入され、今まであった展示も内容が整理されて見やすくなりました。
展示のテーマは「天文・物理・科学史」で太陽系の惑星や月の満ち欠けなど、触ったり、動かしたりと体験を通して学ぶことができます。
小惑星リュウグウ探査で大活躍中のはやぶさ2をはじめとする、探査機やロケットの紹介、宇宙から降りそそぐ「宇宙線」をリアルタイムで見ることができる装置なども展示されています。
身の回りのもので作った元素周期表
元素の周期表、理科や化学の教科書で目にしたことがあるという人も多いと思います。
科学の基本である周期表に存在する元素が、どのようなところに利用されているのか紹介されているのがこの棚。
例えば、水素(H)なら重曹、リチウム(Li)ならリチウム乾電池などなど。
この棚よく見ると何も入っていないところがあちらこちらに。
「資料の提供をおまちしております」との表示が見えます!
この空いた棚を埋めてみませんか?
「○○さん提供」なんて、名前がのるチャンス!かも!
GWは無休! チケットはWEB購入も可能に!
GW期間中(4月27日~5月6日)は無休で営業、チケットはWEB購入も可能になりました。
大阪市立科学館で、宇宙を体感してください!
大阪市立科学館
開館時間:9時30分~17時
・展示場の入場は16時30分まで
・プラネタリウム最終投影は16時から
(完売した時点で販売終了)
〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-1
電話:06-6444-5656(代表)
文/チアフルライター 甲斐千代子
→ 甲斐千代子の過去の記事はこちら
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