沿線お役立ちコラム

阪神電車・旧線跡めぐりレポ 鉄道の歴史を感じる町歩き[梅田~野田篇]

こんにちは。

まち歩き大好き、チアフルライターのまゆた☆です。

いままで、まち歩きしたことをコラムで書いてきたのですが、どれもこれも、自分が知っている場所ばかりでした。

そろそろ知らないところも歩いてみたいと思っていた矢先、阪神アイビートラベルさんの企画で、“鉄道愛好家がご案内!「阪神電車旧線跡をめぐる[梅田~野田篇]」”というのが4月7日に催されることを知り、これは行かなくては!!と、さっそく申し込んでしまいました。

今回はそのレポートです。

ちなみに、いまの梅田駅はこの写真のどこにあるかわかりますか?

左と右の建物のあいだの下あたりにあります。まちのど真ん中ですね。
(ハービスENTからの写真です)

阪神電車旧線跡をめぐる[梅田~野田篇]

今回の行程は以下の通り。

梅田駅西口前集合

ハービスENT(旧梅田駅跡)

ハービスOSAKA(旧線地上出口)

西梅田公園(出入橋駅跡)

ファーストキャビン阪神西梅田

ラグザ大阪(旧福島駅跡)

福島クレセントビル(浄正橋筋踏切跡)

野田側地下トンネル出口付近

野田駅到着・終了

電車に乗ればすぐの距離ですが、これを約2時間かけて歩きます。

ハービスENT〜ハービスOSAKA

折しもちょうど桜の季節。

まず旧梅田駅のあったハービスENTから、ハービスOSAKA沿いを歩いていくのですが、沿道にはきれいに桜が咲いていました。

タイミングよし!

参加者はお子さんや、スタッフの方も含め、20数名です。

西梅田公園(出入橋駅跡)

このあと、西梅田公園に着きました。

ここは、阪神電車開業当時の東端の停車場、出入橋があった場所です。

明治38(1905)年4月12日、この出入橋から神戸(現神戸三宮駅付近)間の30.6kmを開業してのスタートだったそうです。

当時の出入橋停留場の写真は、このあと紹介するファーストキャビン阪神西梅田の中に掲示されているのですが、すごく歴史を感じます。

いまは上に阪神高速道路も通っていますし、姿かたちが全然違いますね。

ファーストキャビン阪神西梅田

そのあと、西に歩いていきました。

高い建物の右隣りに建っているファーストキャビン阪神西梅田ですが、これは旧線跡地がいったんホテル阪神の駐車場となったのちに、2017年にオープンしたカプセルホテルです。

細長い建物で、間口10m、奥行き80m。

この場所に電車が走ってたと言われると納得ですね。

中も見学させていただきましたが、7割がインバウンドのお客様とのことです。

旧福島駅跡

ファーストキャビン阪神西梅田の右奥の道路を道なりに歩いていきます。

このあたりが旧福島駅跡地。

ある年齢以上の方なら、梅田~野田間の福島駅あたりが1993(平成5)年に地下化されたことはご存知と思います。

場所もいまとは違います。

私は地上駅時代の福島駅に一度降り立ったことがあるのですが、全然わからなくなってますね。

土地の形状に名残があるくらいでしょうか。

福島クレセントビル(浄正橋筋踏切跡)

オレンジ色が目立つ福島クレセントビル。

建物の形がカーブしていて、いかにも旧線跡というのを感じますね。

このビルの左奥を歩いていきます。

この先には新たに旧線跡にホテルが建築中で、どんどんまちの姿が変わっていっています。

野田側地下トンネル出口付近

野田側の、いまの阪神電車の地下トンネル出口付近です。

何が書いてあるんでしょうね。答えは手書きの地図のほうに書いておきました。

このあとは、トンネル手前で線路の南に出て、そのあと、西に、野田駅まで歩いて解散でした。

今回参加してみて、以前、そこが何だったのか、地図などをたよりに歩いてみるのはおもしろいと思いましたし、次世代に伝えることも大切だと思いました。

今後、阪神アイビートラベルさんの企画で、同様のものが増えそうですよ。

5月には、甲子園ホテルをたずねる企画もあるようです。

ぜひ、ホームページをチェックしてみてください。

■参考サイト
阪神アイビートラベル
ファーストキャビン阪神西梅田

文/チアフルライター まゆた☆

→ まゆた☆の過去の記事はこちら

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